オリオン村(跡地)

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堀と高沢

2020-04-26 00:07:49 | 千葉ロッテ

どことなく似ている堀と高沢のコーチ人生です。
高沢は山本功とともに球団に大事にされてきましたが二軍、そして一軍監督になった山本功とは違って監督候補に名前が挙がることなく、それでも17年間も続けてコーチとして在籍をしましたので球団からの評価が大きく下がることは無かったのでしょう、しかし一軍と二軍をいったりきたりしながらこれといった成果を残せませんでした。
堀も今季で8年目、しかしやはり打撃や守備走塁などポジションがころころ変わって、コーチとしての業績を報じられることはほとんどありません。
コーチはあくまで黒子ですからとにかく目立てとも思いませんが、両者に共通なのは存在感が希薄なことで、それが見ている側からして物足りなさに繋がります。
もちろんコーチングにはいろいろあって、手取り足取りかっぱえびせんとも呼ばれた山内監督みたいなタイプもいれば、じっと様子を眺めているだけでポイントだけぼそっと告げるタイプ、大村コーチのようにどうしたいのかと自主性を引き出しアドバイスをするタイプなど、また選手によっての使い分けも必要でしょう。
高沢もそうでしたが堀もどちらかと言えば寡黙に思えますので常ならずとも要所での指導はしてくれているのでしょうが、しかしたまに伝えられる記者とのやりとりや、これまでもそうでしたし今春の石垣島でも打撃ゲージの後でただ見ているだけで選手と言葉を交わすところもあまり見られなかったことからして、大丈夫かよと不安に思ってしまいます。
グラウンドでコーチ同士、あるいは選手とコーチが集まって何かをしているときも、どこか遠巻きに距離を空けているのが堀コーチの印象です。
井口体制になっても数少ない生え抜きとして残りましたので球団からの評価は不変と思われ、しかし福浦がいますのでOB監督として声がかかることはもうないでしょう、堀も高沢も好きな選手でしたが指導者として能力を発揮できるかどうかは別もので、堀がここからその現役時代と同じくいぶし銀のコーチングができるかどうか、そろそろ判断の刻です。


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