大事な大事な第2戦、勝てるゲームを落としました。
この1敗はボディブローのように後々まで響く、そんな気がします。
先発に復帰してから3試合で20回を投げて5失点、防御率2.25で3敗ですから久保もやるせないでしょう。
味方打線が3試合連続して完封負けですから、まさに不憫大王と呼ぶに相応しい不幸ぶりです。
昨年まで不憫の代名詞とも言われていた小野は自業自得の面が多々ありましたが、ここ最近の久保は四球でピンチを作るところがあったとは言え、久保らしい変幻自在の堂々たるピッチングをしてくれていると思いますので、頭をなでて慰めてあげたいぐらいです。
打者のリズムを狂わせるようなテンポの悪さがあるわけでもなく、こればっかりは運が悪いとしか言いようがありません。
勝ち星には繋がらなかったものの、その内容のよさに久保が自信をもってくれること、これだけを希望としたいと思います。
試合としては相手にもらった3回までのチャンスを、ことごとく潰したことが痛すぎました。
あと1本が出なかったのは残塁病を発症した中では仕方がないと諦めなければならないところもあるのでしょうが、もう少しやりようがなかったのかとの思いもあります。
特に3回の無死一二塁のチャンスで橋本に送らせなかったこと、サブローと同じで「4番目の打者」に過ぎないわけですから、今江とともに好調な橋本とは言え、久保のピッチング内容を考えれば先制点をとりにいく作戦をとって欲しかったと思います。
最近は送るべきところはきっちりと送ってきただけに、また西口は立ち上がりを捉えきれないとズルズルといってしまうケースが多いだけに、残念な3回の攻撃でした。
勝てる試合、勝たなければならない試合を落としたわけですから、明日は負けるわけにはいきません。
涌井には抑えられている印象はありませんし、清水のエースとしての意地に期待したいです。
ここで負け越すようですと静かなオフへの一里塚になりかねませんので、何とか踏んばってくれることを願っています。
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