電脳筆写『 心超臨界 』

人間の行動はその人の考えを表す最高の解説者
( ジョン・ロック )

心身のストレスを解放する――自律訓練法

2024-08-30 | 07-宇宙・遺伝子・潜在意識
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心身のストレスを解放する方法のひとつに「自律訓練法」がある。ドイツのJ.H.シュルツが提唱したセルフコントロール法だ。自己暗示によって一種の催眠状態となり、心身のリラックスをはかることで、ストレスを解消しようとするもの。きょうは、自律訓練法を学んでみることにしよう。


◆心身のストレスを解放する――自律訓練法

『七田式超右脳イメージトレーニング』
( 七田 眞、総合法令出版 (2003/12/1)、p68 )

自律訓練法は、全部で6段階あります。①身体の重感、②身体の温感、③心拍の調整、④呼吸の調整、⑤腹部の温感、⑥額の涼感、がそれですが、ここでは簡単に紹介してみます。

まず、第1段階の「身体の重感」では、気楽な姿勢で、利き腕の感覚(筋肉の感覚)に注意を向けます。

注意を向けたら、その感覚をそのまま受け止め、なるがままに任せます。そして、筋肉がゆるんでだるいような重い感じ(重感)に注意を向けます。

そこで「右腕(左腕)が重たい」という言葉を心の中でくり返し、実際に腕が重たくなることを実感します。

すると、筋肉の緊張が解けて毛細血管が広がっている状態になっていきます。つまり、リラックスした状態を意識的につくるわけです。

自明のことですが、心と身体は相互に作用しあっています。お風呂に入って身体が温まり、手足の隅々まで血行がよくなると、心の緊張は解かれ、ゆったりとした気分になります。

逆に、過度に緊張している時のあなたは、手足がこわばり、青ざめた表情をしているでしょう。

この相互作用は、脳の意識によってコントロールできるのです。「重い」という自己暗示によって手足の末梢まで血行がよくなり、脳の状態はアルファ波が増え、とてもリラックスしてきます。

これができるようになったら、つぎの第2段階「身体の温感」に進みます。

こんどは、利き腕の温かい感じ(温感)に注意を向けます。温かい感じというのは、血管がゆるんで血流量が増えているときの感覚です。

温かい感じがわかるようになったら、「右手(左手)が温かい」という感じを実感します。すると、「温かい」という言葉と、血管が拡張し血流量が増えたときの感覚が結びつき、不安がやわらぎ、リラックスしてきます。

第3段階は、「心拍の調整」です。

左胸の感覚に注意を向け、心臓がしずかに打っているような感じ(心拍)に注意を向けます。ここで、「心臓がしずかに打っている」という言葉を心の中でくり返します。

ドッキンドッキンと鼓動が速いときは緊張している証拠、気持ちが落ち着いてくれば心拍数は減少します。

すると、「心臓がしずかに打っている」という言葉で、心拍数が減少する反応が結びつき、自然と気持ちが落ち着くようになります。

以下、同じように、第4段階の「呼吸の調整」では、呼吸の感覚に注意を向け、「しずかに呼吸している」という言葉を、第5段階の「腹部の温感」では、おなかの感覚に注意を向け、「おなかが温かい」という言葉を、そして第6段階の「額の涼感」では、額の感覚(筋肉の感覚)に注意を向け、「額が涼しい」という言葉を、それぞれ心の中でくり返します。

ただし、心臓に疾患があるような人(第3段階)、呼吸器系に疾患をもつ人(第4段階)、胃潰瘍や糖尿病で治療中の人(第5段階)、脳に障害のある人(第6段階)は、それぞれの段階を省略するか、かわりに「気持ちがとても落ち着いている」という言葉を心の中でくり返します。
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