電脳筆写『 心超臨界 』

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( トニー・ロビンズ )

従軍慰安婦という嘘 《 「新・ゴーマニズム宣言」の声——西尾幹二 》

2024-05-23 | 04-歴史・文化・社会
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慰安婦の前に「従軍」を付けた「従軍慰安婦」なる造語を、わざわざ子供に記憶させる歴史教育って奇妙ではないか? 戦地での慰安所は公娼制度のあった当時の遊郭のようなものである。軍は関与した。「業者の強制連行を防ぐように命令を出す」という関与をした。その証拠はある。軍の犯罪と主張する側は、なぜ「立証責任」を果たさぬまま、世論を誘導して「冤罪」を作り出そうとするのか? インドネシアでは2万人の兵隊に2万2千人の慰安婦が賠償金を求めて名乗りを上げる珍事も発生している。すべて反日運動家の謀略である。私たちは、従軍慰安婦の記述を教科書から削除することを要求する。(小林よしのり)


◆「新・ゴーマニズム宣言」の声

『歴史を裁く愚かさ』
( 西尾幹二、PHP研究所 (2000/01)、p64 )

二番目に発言したのは漫画家の小林よしのり氏である。最近『SAPIO』連載中の「新・ゴーマニズム宣言」で、慰安婦問題を取り上げて大反響をよんでいる話題の人である。氏はすでに控え室に、大袋に入れた読者からの大量の手紙を三人の秘書にかつがせて持ち込んでいた。それを記者会見の机上に堆(うずたか)く積み上げさせた。その数約6百通。カメラマンが寄り集まって、手紙の山と手を振り上げて語る小林氏に一斉にカメラを向けた。

氏は「新・ゴーマニズム宣言」のなかで、慰安婦の強制連行の有無を両論併記で取り上げるつもりだったが、強制連行を主張する読者からの手紙にはほとんど証拠がなく、感情的、情緒的な反応ばかりであって、すでに勝負あったという感じがしている、と語った。そして用意していた大きなパネルを掲げた。それは『朝日新聞』平成4年1月11日付の、慰安婦所への軍の関与を報じた1面トップの拡大コピーである。

たいていの人は朝日のこの記事を唯一の拠り所にしている、と小林氏は言い、しかし記事が根拠にしている資料をよく読んでみると、軍はたしかに関与はしているが、「業者の強制連行を防ぐように命令を出す」という形で関与しているのであって、誰が読んだってそうとしか読めない。いまここで読みあげるから他の読み方があるかどうかよく聴いてほしいと、昔風の官庁用語をゆっくり朗読した。たしかに業者の犯罪を防ぐための軍命令の内容である。

誤解のないように、記者会見メモに小林氏が事前に記していたこの日の主張予定内容を、ここに全文引用しておく。

  [中学検定教科書からの「従軍慰安婦」の項の緊急削除を要求する
  (12月中に文部大臣が指令を出せば印刷に間に合う)]

  慰安婦の前に「従軍」を付けた「従軍慰安婦」なる造語を、わざわ
  ざ子供に記憶させる歴史教育って奇妙ではないか? 戦地での慰安
  所は公娼制度のあった当時の遊郭のようなものである。軍は関与し
  た。「業者の強制連行を防ぐように命令を出す」という関与をした。
  その証拠はある。軍の犯罪と主張する側は、なぜ「立証責任」を果
  たさぬまま、世論を誘導して「冤罪」を作り出そうとするのか? 
  インドネシアでは2万人の兵隊に2万2千人の慰安婦が賠償金を求
  めて名乗りを上げる珍事も発生している。すべて反日運動家の謀略
  である。私たちは、従軍慰安婦の記述を教科書から削除することを
  要求する。                 (小林よしのり)

小林氏はさらに論をすすめ、日本がすべて悪いという戦後の歴史観については、このごろだんだんマインドコントロールが解けてきた。みんな自分の頭で考えるようになってきた。いままで大マスコミがくりひろげてきた慰安婦報道はすべて間違いであったと、いま前言を撤回し、全面的に引き返すべき地点にきていることに、どうしてみなさんは気がつかないのか。もしこのまま同じことを続けていくと、薬害エイズを隠した厚生省のようになりますよ、と言った。

たぶんこのときであったと思う。『朝日新聞』記者が立ち上がり、「これは強制連行を否定するための会なのか」と強く反発し、司会者から「質問時間はあとで用意されていますからお静かに!」と制止される一幕があった。

さらに小林氏は「『軍』慰安婦急募」と題された昭和19年10月27日の朝鮮新聞『毎日新報』の募集広告の拡大コピーをパネルで示し、募集の本体が軍ではなく、朝鮮旅館内の朝鮮人業者(個人名が書かれている)であることを証明してみせた。

小林よしのり氏のパフォーマンスはさすが大衆心理を狙い撃ちする絵画的手法においてみごとな効果を発揮し、興奮と反応を会場一杯に引き起こした。
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