電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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神はどこにでも存在するというわけにはいかない
そこで母をつくられた
( ユダヤのことわざ )
God couldn't be everywhere, so he created mothers.
( Jewish Proverb )
◆仏さまのご名代
『東井義雄「いのち」の教え』
( 東井義雄、佼成出版社、p106 )
仏さまは、女の方には、男以上に、特別の願いをかけておいでになるのではないか、私には、そう思われてなりません。
私が、小学校の校長を務めているときのことでした。
ある学級の1年生の子どもが、お腹をこわして、教室で粗相をしてしまいました。低学年ではよくあることですから、私は、1、2年の学級には、どの学級にも、洗濯したパンツを3枚ずつ常備してもらっていました。
担任の女の先生は、汚れをきれいにして、すぐその備えつけの洗濯したパンツにはきかえさせてやってくれました。処置を終わって、職員室に帰り、ホッとして椅子に掛けようとしたとき、学級のこどもたちが、先生を呼びにきました。
「先生、Aくん、今のをまた汚して泣いとってやで」
ということです。
担任は、すぐ飛び出して行きました。その子は、先生が処置を終わると、すぐまた便意をもよおし、便所の方へかけ出したのですが、途中で、がまんができなくなり、とうとうまた廊下でもらしてしまったのです。ワンワン泣いています。
「泣かんでもいいの。元気だしなさいよ。あなたのお腹の中にあっては体のために悪いものが、みんな出てくれたんだから、先生、うれしいの。泣かんでもいいの」
と、自分も泣きながら、子どもを励まし、始末をしてやってくれているのでした。
偶然、この場にであって、私は、すっかり感激してしまいました。こどもが汚したとき、こんなふうに励ましてやれるなんて、どんな立派な教育学の本にも、どんな親切な児童心理学の本にも書いてはありません。
子どもの悲しみが、そのまま自分の悲しみになる人でないと、こんなあたたかい智慧に輝いたことばは、生まれてくるものではありません。私は、その女の先生に、仏さまを感じました。
私たちは、普通、親に子が授かるように考えますが、ほんとうは、子どもの育ちのために、仏さまのご名代として、親、特にお母さんをおさし向けになっているのではないかと思います。そして、女の方には、いつでも仏さまのご名代が務まるお母さんになれるように、願っておいでになるように思われてなりません。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散『2024年8月発表:トランプ前大統領「米国を再び偉大にするための核心的公約20」』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『日本の「月面着陸」をライヴ放送しないNHKの電波1本返却させよ◇この国会質疑を視聴しよう⁉️:https://youtube.com/watch?v=apyoi2KTMpA&si=I9x7DoDLgkcfESSc』
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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神はどこにでも存在するというわけにはいかない
そこで母をつくられた
( ユダヤのことわざ )
God couldn't be everywhere, so he created mothers.
( Jewish Proverb )
◆仏さまのご名代
『東井義雄「いのち」の教え』
( 東井義雄、佼成出版社、p106 )
仏さまは、女の方には、男以上に、特別の願いをかけておいでになるのではないか、私には、そう思われてなりません。
私が、小学校の校長を務めているときのことでした。
ある学級の1年生の子どもが、お腹をこわして、教室で粗相をしてしまいました。低学年ではよくあることですから、私は、1、2年の学級には、どの学級にも、洗濯したパンツを3枚ずつ常備してもらっていました。
担任の女の先生は、汚れをきれいにして、すぐその備えつけの洗濯したパンツにはきかえさせてやってくれました。処置を終わって、職員室に帰り、ホッとして椅子に掛けようとしたとき、学級のこどもたちが、先生を呼びにきました。
「先生、Aくん、今のをまた汚して泣いとってやで」
ということです。
担任は、すぐ飛び出して行きました。その子は、先生が処置を終わると、すぐまた便意をもよおし、便所の方へかけ出したのですが、途中で、がまんができなくなり、とうとうまた廊下でもらしてしまったのです。ワンワン泣いています。
「泣かんでもいいの。元気だしなさいよ。あなたのお腹の中にあっては体のために悪いものが、みんな出てくれたんだから、先生、うれしいの。泣かんでもいいの」
と、自分も泣きながら、子どもを励まし、始末をしてやってくれているのでした。
偶然、この場にであって、私は、すっかり感激してしまいました。こどもが汚したとき、こんなふうに励ましてやれるなんて、どんな立派な教育学の本にも、どんな親切な児童心理学の本にも書いてはありません。
子どもの悲しみが、そのまま自分の悲しみになる人でないと、こんなあたたかい智慧に輝いたことばは、生まれてくるものではありません。私は、その女の先生に、仏さまを感じました。
私たちは、普通、親に子が授かるように考えますが、ほんとうは、子どもの育ちのために、仏さまのご名代として、親、特にお母さんをおさし向けになっているのではないかと思います。そして、女の方には、いつでも仏さまのご名代が務まるお母さんになれるように、願っておいでになるように思われてなりません。