いやぁ、何年ぶりかにディナーショーに行ってまいりましたよぉ。
誰のかって?
ふふふ・・・
実はファンではありません。
でもこのディナーショーのチケットを手に入れた方が一緒に行く人がいなかったので、誘っていただけたんです。
考えてみれば、私は自分の意志でデイナーショーのチケットを買ったことないなぁ。
何年か前も、たまたま仕事でお世話になっていたホールで行われるディナーショーの席がまだ空いているからって誘っていただきました。
そのときは野口五郎さんだったな。
野口五郎さんもファンではないんだけれど、スターという方を生でこんなに近くで見る機会に恵まれたのは初めてで、そしてその手を抜かないエンターテインメントぶりには圧倒されました。
今回の田原俊彦さんもそうでした。
会場では撮影禁止なので、はじまる前にちょいとステージの様子をパチリ。
ホテルでのディナーショーってもっと簡易的な、よく言えば観客との距離の近さが売りかと思っていたけれど、どうしてなかなか立派なステージが作られておりました。
田原俊彦さんは最近、爆笑問題と一緒にレギュラー番組に出ていたりして、ちょっと復活なのかしら?とは思いましたが、失礼ながらそりゃあ若い頃ヒット曲を飛ばしていた全盛期に比べたらもうずいぶんとお年を召して・・って思うでしょ?(・・・それでも私より年下ですけれどね。)
けれど、あのキレのあるダンス!
何曲も何曲も踊りっぱなしでかつ歌を歌いながら、息のひとつも上がらないところを目の当たりにすると、50過ぎたおっさんで、私の周りにこんな人いるか?と言われたら、やっぱりスターです・・ 奇跡の存在です・・
見えないところで相当レッスンを積んだり、身体のメンテナンスには気を使ってらっしゃるんでしょうねぇ。
そして、私は「私の世代のアイドルじゃないし、そんなに歌も知らないと思う・・」と思っていましたが、次々と歌うヒットメドレーに「あ、これ、知ってる!」「あ、これもだ!」と懐かしい思いがしました。
彼いわく、「ベスト1に輝いたシングルカットだけでも50曲以上あるんだ」そうですね。
すごいわ~
さて、このディナーショーでは実はちょっとしたハプニングがありました。
何曲か歌ったあとにご本人のMCの入るコーナーがあったんですが、そのとき、すごく盛り上がっていたのに、田原さんご本人は、やたらうつむいてじーっと何かを確認している様子・・・
どうしたんだろう?と思ったら、足元のあたりに置いてある進行表を確認していたんです。
そして、なんと彼は一度ハケて、衣装を着替えるべきところをそのままハケずに、ということは当然衣装も着替えずにステージを続けてしまったらしいんです。
そんなことは私たち観客には言われなければわからないことでしたが、正直な方なんでしょうねぇ。
取り繕うことなく、
「あれぇ!!? ボク、間違えちゃったんだ!」ってバラしてました・・
歌詞を間違えたとか、ダンスがリズムと合っていない、などは観客にも一目瞭然のことですが、どこでハケて、どこで着替えるなんてことはこちらにはわからないことですからねぇ。
彼がハケるのを合図にバックダンサーが現れて、彼が着替えている間をつなぐ、という段取りになっていたそうなので、ダンサーの人たちも出るタイミングがなくてどうしよう、ってパニくっていたみたいです。
田原さんは、
「ボクって、こういうことあんまりないタレントなんですよぉ。意外に、段取りに関してはちゃんと間違えずに覚えてるほうなんですけれどねぇ。」
と言いながら、
「でも、こういうことがあると、この地は忘れないよね。あぁ、ハケるの間違えちゃったあそこだな、ってずっと自分の中でも覚えてるよね。」とおっしゃいました。
それを聞いて私はハッとして、グーときたものがありました。(無理にこじつけるんじゃなかった・・・ いま、すごく白い空気を感じます・・)
私たちは普段自分の仕事ややっていることを、出来るだけ“うまく”“そつなく”こなしたい、と思っていたりする。
そして実際に“そつなく”こなすことが出来ると、「はぁ~、良かった」と思う。
けれど、そういうことって印象的でも何でもないから、後から振り返ると埋没する日々ですよね。
いま1年の終わりに際して、ちょうどこの1年間を振り返ってみるにいい時期だと思いますが、印象に残っていること、覚えていることってどんなことですか?
それは意外にも「失敗こいちゃった」とか「結果的には無残だった」ということだったりしませんか?
でも、それでいいんだ、いや、“それが”いいんだ、という気がしました。
そういうことはきっちり覚えていますからね~
そして次に向けてどうしたらいいのか、って対策も立てられますしね。
あ、だからそのためには、「大して準備もせずに」「いいかげんな気持ちで」「投げやりに」「あるいは無為に過ごした毎日」のなかから出た失敗、っていうのではダメですよ。
一生懸命やったのにもかかわらず、結果がともなわなかった・・っていうことでなきゃ。
一生懸命やったのに結果が出なかったことについては、ほんとうは眼をつぶりたいですよね。
後を振り返りたくもないことかもしれません。
でも、一生懸命やって反省点もないのであれば、反省する必要はないと思うんです。
堂々と振り返ればいい。
そして、何かちょっとしたいたずらで結果的には失敗だったかもしれないけれど、それは次のジャンプのためにちょっと腰をかがめたに過ぎないんだ、と思っていればいい。
なんにせよ、自分の人生がメリハリの利いたものになる、ってことがいいじゃありませんか。
きっと今の時代っていうのは加点方式じゃなくて、減点方式だから、誰もが失敗を怖れてそつなくこなすことを目指すようになっているような気がします。
だからこそ後から振り返ってみると、何にも思い出せずもやもや~っとした不満がワインの澱のようにたまっていきます。
「全然成長できてないような気がするけれど、私の人生これでよかったのか?」
「このままのリズムや気持ちの持ち方で、また来年生きていっていいのか?」などのぼんやりとした焦燥感のようなものをずっと抱えたまま生きていかねばならなくなるような気がします。(あ、でもまさしくこんなようなときのためにオーラソーマのセッションはありますからね。是非、受けに来てくださいね~)
けれど、何か1箇所でもハプニングとか想定外のことが起これば、自分の人生、何だかこの先も面白いものが見られそうだぞ、と思ってワクワクしてきませんか?
そのためには一生懸命やったけれども、なぜか結果がともなわなかった、ということがあったことはむしろ大歓迎じゃありませんか。
そのためには、常に前向きでいる必要があります。
田原俊彦さんの思わぬステージ上でのミスがあったショーを見て、そんなことを思いました。
そして、その日は二部制であり、私たちは最初のショーだったので、彼はきっと次のショーのときにはもう間違えることはないでしょう。
そして、MCで、「いやあ、実はさっきのショーではボク、間違えちゃってさぁ・・」なんてことを言うかもしれません。
スターですから、「皆さんは、完璧な方のショーを見られてよかったですよ。」って後の人たちには言うかもしれませんが、断然、私はハプニングがあって誰も願ったって見られるわけではないショーを見られたことが内心ひそかに嬉しいぞ、とほくそ笑みました。
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完璧な方がいいけど、「あっ、生身の人間なんだ!」って思えるというか、特に、芸能界の方であれば、なおさら、親近感が湧きます。
ちょっと主題とは離れてしまうかもしれませんが・・・
かつての上司に、最近ゴルフを始めたと報告したら、「ゴルフはメンタルなスポーツだから、仕事をする上で、すごく参考になるよ。どういうプレイをするかで、その人の人となりが分かる。ゴルフは紳士のスポーツって言われてるけど、ずるしたりする人もいるからね。」なんて話をしてくれました。
本当にそうだなぁって思います。
自分のミスを他の人が指摘しないからと言って、ごまかして何事もなかったかのようにするずるい人っていますものね。
私は、どんな時も、自分に正直でいたいって思いました。
些々羅さん、ありがとうございます!
「ミスを認められる」ってほんとに大事なことですよね。
私は以前、クラウディア・ブースさんがそういう人だ、って誰かに聞いた覚えがあります。
残念ながら私はまだ彼女にお会いしたこともなければ、彼女のコースをとってこともないですが、マイクと同じ時からヴィッキーさんを知っているのだから何でも知っていて当たり前、という感じで質問してくる人に対して、「私はそれは知らない。」と知らないことを知らない、と言える人だと。
これも大切なことですよね。
それからゴルフ。
私はその上司の方がおっしゃったのとほぼ同じような意味で、「ゴルフはその人の生き方の縮図」だと思っています。
人生、頑張っているつもりでなぜかうまくいかないことも多々ある・・
ゴルフも同じです・・・
悲しいかな、こんなに練習しているのにどうしてスコアに反映しないんだ!って泣きたくなるようなときもあります。
けれどそこを腐らずにどう対応していくか、でその人の器がみえるような気がするところ、それが生き方と同じように感じます。
KAORIさんと一緒に回れるときがきますように。
私はその時に持っている自分の力で、生のオーラソーマに触れたいって思ったのです。
でも、私には、彼女の話していることは難しすぎました。
そして、クラウディアさんに、質問をした時に、「あなたが何をいっているか、言いたいのか、分からない」と言われ、ショックでした。
多少なりとも、英語が出来ると思っていたけれど、日常会話とは全く異なる語彙の数々。。。
そして、私は、彼女から知識を得る程のオーラソーマの基礎も出来ていなかったのです。
そのことを通して、私は、しっかりと自分に落とし込み、咀嚼した、日本人の先生方に習うことが自分には必要なんだと感じました。
今、クラウディアさんが私に分からないと言ったこと、些々羅さんの返信コメントで、腑に落ちました。
あれぐらいの方ですから、何かを感じて、私の気持ちを満足させるコメントを返すことが出来たのではないかな?って思うのです。
知識としてご存知ないことを知らないと言えることも、相手の話すことを理解できないと言えることも、自分に正直でないと出来ないことですよね。
つい、相手を傷つけてしまうかもしれないと思うと、相手の話していることの意味が分からないなんて言えないですもの。。。
昨日もゴルフを1人で練習してきましたが、練習場では良くても、コースではさっぱりです。
腐らずに続けていくことがまずは当面の目標です。
そして、些々羅さんと一緒にプレイする日を楽しみに♪
KAORIさんがイギリスに行ったのは、クラウディアさんのコースだったんですね~
なるほどぉ。
確かにわたしたちはつい、ほんとにこれわかってるのかしら?ということも調子よくすぐに「わかってる、わかってる」と言ってしまうことあります。
それを目先の相手のショックよりもその後々のほうのことまで考えて、わからないことをわからない、と言えることはなかなかどうして、けっこう体力のいることなんですよね・・・
でも、ここでKAORIさんが腑に落ちてよかったです。
私もいつかはクラウディアさんに是非お目にかかってみたい、と思っています。