ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

師とあおぐ人がいることへの羨望

2016-05-18 09:03:42 | 芸能ネタ

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演出家の蜷川幸雄さんが亡くなりました。
年齢と去年にも倒れられたというニュースは入っていましたから、「あぁ、やっぱりか・・」という思いであり、死亡のニュースそのものにはさほど驚きはしなかったのですが、お葬式のときの蜷川作品に出た俳優さんたちの弔辞を聞いて、「あぁ、うらやましいなぁ。」と思ってしまいました。



「あなたは1度も僕の演技を褒めてはくれませんでしたね。あなたに褒めさせたい、という一心で僕は熱演に熱演を重ねてきました。」と語った平幹二朗さん。
そしてやはりなんと言っても蜷川氏に見いだされた藤原竜也さんですね。
弔辞の途中で、これまでの舞台稽古で恐ろしいほどのダメ出しをもらったことなどを語ったあと、
「ほとんど憎しみしかありませんが・・」
というフレーズにはドキッとしました。
私も非常にちっちゃなちっちゃなレベルではありますが、これまで朗読教室にいた頃、発表会に向けた稽古では多くのダメ出しを受けました。
それは「流れ」のなかで出されるものなので、1つ1つに、「え? それ、どういう意味ですか?」とか、「どう演ったらいいってことなんですか?」なんて問い返すことはとてもできません。
皆の流れを断ち切ってしまうことになるので。
そのようにして何度も何度もダメ出しを受けていると、いったい何が「ダメ」で何なら「OK」なのか自分ではさっぱりわからなくなってくる。
何度もダメ出しを受けた後に、「そう、それよ!」と言われても、「え・・? 今のがその前とどう違ったの? 今のの何が良いの?」ということがわからない。
だから、また同じことを繰り返す。
そして、「何度言ったらわかるの! さっきできたことがどうしてできないの!」とまた叱られる。
藤原竜也さんも弔辞の冒頭で、
「(弔辞の事をさして)短ければ内容がない、と言われそうだし、長ければ長いでつまらないから短くしろ、と叱られそうですが」
と始めましたが、その、これがよかろうと思えばそのものが持つシステムとしてのどうしようもない欠陥を指摘され、それは私ではどうしようもないことではないか、とでは、と反対のことをすればやはりそれはそれでその欠陥を指摘される。
じゃあ、どうしろって言うんだよ!と叫びだしたいような気持ち。
稽古とはそんな地獄と向き合い続けることでしょう。
だから「ほとんど憎しみしかありませんが」と言うのも正直な気持ちであり、わかる、と思いました。



けれど、藤原さんは続けてこう言いました。
「『もっともっともがけ。そして日本の中のちっちゃな俳優で終わるな。世界に出て行って、もがいてもがいて泥の中で這いつくばって、どうしようもなくてその泥の中から手をあげたとき、必ずその手は俺が引き上げてやる。』という言葉を蜷川さんはかけてくれました。」
と。
これで藤原さんと蜷川さんの間に流れていたものが単なる「憎しみ」なんかではなくて、もっともっと強烈な愛憎であったことが推し量れます。
お互いに右手では相手に剣を刺しているけれど体の左側には相手から受けた剣が刺さっているみたいな、抜き差しならぬ関係だったのでしょう。
この「憎しみ」とさえ言えてしまうほどの激しいまでの愛というか、同じものを目指した者同士だけがわかる魂と魂のぶつかりあいのなかでの師弟関係をとてもうらやましく思いました。



というのも私には師と仰ぐ人がいません。
「いない」のか、勝手に私が振り切ってしまったのかよくわかりませんが・・
もちろん、オーラソーマでは習ったティーチャーがいるわけですが、そしてそれはレベル1~レベル3まで同じ先生だったので師と仰いでもよさそうなものなのですが、そのティーチャーはレベル3が終わったときに、
「これで私がもう皆さんに出来ることはありません。あとは皆さんがひとりで勝手にやってもらうことです。」
とクールに仰いました。
それはレベル1~レベル3を教えてくれとやってくる生徒さんにはコース代金というものが発生するわけだから来てほしいけれど、それ以降、お金も発生しないのにいつまでも先生、先生と来てもらっても困るのよ、と言われているようにさえ私には感じたのでした。(ま、そう感じるに至るにはこのときの発言だけではなく、いろいろあったわけですけれど)
で、その先生とはそれきりです。
それ以降、OGED(旧:シェアリングデー)ではいろんな先生のところに行き、中には「見習いたい!」「ステキ!」と思うティーチャーの方もたくさんいらっしゃったのですが、この「魂と魂のぶつかりあい」と呼べるほどのものを感じた人はいらっしゃいませんでした。(っていうか、オーラソーマの授業でそんなふうに感じることはないのかもしれない・・)



蜷川さんの弔辞では、大竹しのぶさんがこんなエピソードを語られました。
「初めての海外公演で私がはしゃいで、幕が開く前の客席を走り回っていた時、その私の様子を眼を細めて眺めていた蜷川さんは、『しのぶ、どうして僕が海外公演をやるかわかるかい? 海外の人たちは反応がストレートでクールだから時々そのようにして海外に出て評価をもらわないと自分がほんとうはどんな立ち位置にいるのかわからなくなっちゃうからなんだ。』とおっしゃいました。」
この言葉もまた私は考えさせられました。
そうか・・ 蜷川氏は井の中の蛙、小さな国で天狗にならないために海外に行っていたのか。
海外でほんとうの自分を確認するために行っていたのか。
私はむしろ逆かと思っていました。
海外でもらった評価で日本に凱旋したらよけいにハクがつくはずだ、というような計算とか。
でも自分がやっていることを冷静に見るためだったんですね。



私もときどき、オーラソーマだけでなく色んなものに興味がうつったり、やってみたくなるのは、「霊的な成長をとげたい」つまり、「人間は肉体だけにあらず、しかしまた見えないものだけにとらわれても地に足がつかなくなる、というそのバランスや葛藤を感じることから霊的な成長を遂げたい」という目的のためには世の中にあまたあるワークやセラピーやヒーリングやその歴史をたどったとき必ず通らなくてはならない宗教(じみたもの)などのことを知りたいからです。
そしてそうか、そういうものものあるのか、それもまたありだな、という立ち位置からオーラソーマのことを考えてみたい、という気持ちがあるんです。
黙っていて、UKアザイアクトが提供するメニューの中だけにおとなしく居れば何も言われないけれども、そこからとび出そうとか動こうとすると批判を受けたりすることもあります。
けれど、私は蜷川氏が
「いつまでたっても蜷川はスキャンダラスな舞台をつくっていると言われたい」
と最後の最後までおっしゃっていたように、人が聞いたらそれは「醜聞」というようなことであっても、自分が情熱を感じることに正直でいたいな、と思うのでした。
そしてそんな師と出会った藤原さんたちを本当にうらやましいな、と思うのでした。





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2 コメント

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ソウルメイト (たまみ)
2016-05-18 18:41:38
藤原さんの身毒丸は凄かったですよね。
彼は声がいいですよね。昔からこの声のトーンは変わらなくて。
蜷川さんが生み出した最高作品の1つが藤原竜也という役者なんだと思います。
蜷川さんの稽古って最近では丸くなっておられたとはいえ
お二人の間に流れる空気はヒリヒリとしてすさまじいものがあって、
ソウルメイトってこんな二人のことも指すのかなと思います。
返信する
実は・・ (些々羅)
2016-05-18 20:56:48
たまみさん、コメントありがとうございます。

実はわたし、藤原竜也の身毒丸見てないんですわ・・・
観てなくてこの記事かいっ!って言われそうですが。
身毒丸、わたしはさらに昔、
寺山修司が好きで、天井桟敷の舞台を見ていたときがありました。
そのときに観て、
「なんじゃ、これは!?」
とよく理解できなかったんですね。

藤原竜也は、「デスノート」で、
ほぅお! 漫画以上にすごいわ! ぴったりだわ!
と思って感心し、
その後、何見ても、
すごいな~、この人の自分の命縮めるみたいな演技は、って思ってます。

ソウルメイトだったかもしれませんね!
しかも前世では、藤原さんのほうが蜷川さんのお母さんとかだったりして。
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