アーユルヴェーダのひとつである「シロダーラ」を初体験しました。
シロダーラとは、眉間の部分にオイルをひたすら垂らすヤツです。あ~、その様子は雑誌かなんかで見たことある、ある!でしょ? そうそう、アレ。
シロダーラは別名「脳のマッサージ」とも言われ、脳の疲れがほぐれ、第三の目の部分に直接オイルを垂らすことから直感が冴えるようになったりする効果もあるといわれています。
前々から興味があって、受けたかったんですが、なかなか機会がありませんでした。
そうしたらヨガサロンで時々ご一緒する方が、「私が行ったところで良いところがあるよ。ヨガの先生とはまた違うスピリチュアルな方でとってもステキな方だよ。」と教えてくれたので、是非そこに行ってみたいと思いました。
彼女がくれた名刺を見て、一度HPを覗いてみたら、予約表が見れるところがあって、そこを確認したら、なんと!今月はずーっともう予約がいっぱい!
1日3組限定のサロンだからとはいえ、すごい人気ぶりではないですか。
ひぇ~、甘かった・・
思い立ってその日にってわけにはとてもいかなかったんですね・・
でも、その日はもうその気になっていたので、「何が何でも今日、シロダーラを体験したいんだってばぁ! 今日を逃したらまたいつ時間がとれるかも、ここまでその気になるかもわからないんだから。」とむきになってしまって、ここのサロンはまたいずれお邪魔したいとしても、今日はどこでもいいから、とりあえず行きたい!って思いました。
それでそのままネットで検索。
すると、意外にシロダーラのメニューを取り扱っているサロンって少ないんですねぇ。
まぁ、アーユルヴェーダのサロン自体が多いとはいえませんが。
まれにメニューにあっても、ヘッドスパとかと組み合わせになっていて、どうもシロダーラの方がほんのご愛嬌に付け足し、っていうようなトッピングになっているだけだったりする。
それでもなんとかここはどうだ、というサロンを見つけ電話をしてみました。
すると、「申し訳ございませんが、本日は予約でいっぱいでございます。」との返事。
めげずにまた探し出し、別のサロンに電話。
そこでも、「本日、ということでございますと、申し訳ございませんが予約でいっぱいでございます。」との返事。
ひえぇ~、どこのサロンも流行ってていいこったねぇ。
また別のサロンを見つけ、電話。
すると、「シロダーラに限りましては、インドからのスタッフが来ていて施術を行っていたのですが、そのスタッフが帰ってしまいまして、ただいま、メニューからは取り外しております。」との返事。
・ ・・あれ、そんなに難しいものなの?
やっぱり、本場の人がやるのとでは相当違いが出るものなのかしら・・?
次に電話をしてみたサロンでは、「はい、本日でも空きの時間帯はございますが・・メニューは何をご希望ですか?」と尋ねられ、「シロダーラです。」と答えると、「あぁ、それでは本日中の施術は無理です。シロダーラは3日前までにご予約いただかないとオイルの手配がございますので、無理なんです。」と言われました。
なるほどぉ。
シロダーラってひょっとして、あんまり人気ない?
だから在庫のオイルを持たないようにしてるのかな。
確かにオイルだから、あんまり長い間放置しておくと酸化しちゃうだろうからね。
そういう事情なのかぁ、ふむふむ、などと他人のサロン事情にひとりごちる私。
もう、岐阜市での検索は万策着きました・・
いつもの私なら、「これは今日はもう、やめておけってことだわ。」とあきらめるところですが、この日の私は違った。
とにかく絶対今日受けるんだ!という強固な意志がありました。
私をそのように突き動かす力も、またそれはそれで天の配慮なのでしょう。
今度は「岐阜県」に検索エリアを広げてみました。
岐阜県に広げたからって、私としてはせいぜいお隣の各務原市とか大垣市くらいで見つけたかったのですが、恵那市とか可児市とかで何件かがヒットする。
しかし、恵那に行くぐらいなら、一宮や名古屋に出たほうがまだ近いわと(このへんの話は岐阜近郊にお住まいの方にしかわからないところでしょうが)、今度は愛知県 一宮市と名古屋市西区 中区まで広げてみた。
すると中区のあるサロンで、「はい、本日中でもOKですよ。」との返事が!
さすが名古屋。
やはり、人口の違いかなぁ。
そこは中区といっても伏見なので、岐阜から22号線を使ってそのまま19号線に入ればすぐの比較的近い場所。
「それではこれからすぐに行きます。すぐに、といっても1時間はかかると思うので、万が一を考えて1時間半後の時間に予約をお願いします。」と言い、すぐさま向かいました。
そこは個室が4つほどもある大きなサロン。
街中にあるマッサージ屋さん、というような雰囲気です。
まずはカウンセリングシートに記入しました。
そのときからちょっと「ん?」と思いました。
ごくごく普通のカウンセリングシートだったからです。「今、使っている薬はあるか?」とか「アレルギーはあるか?」とかの普通のマッサージサロンなら一通りは聞いておきたい、というような質問。
私はアーユルヴェーダとして、自分の体質が「ピッタ」か「ドーシャ」か、というようなことがわかり、それに対して何かしら生活の改善的なアドバイスをもらえるようなカウンセリングがあるのか、と思っていました。
アーユルヴェーダのことは、インドの伝統的な医学で、食事とか生活全般にわたるものを含み、いろんな治療法の根幹をなすものだ、というぐらいしか知りません。
でも、そんな程度の知識しかないからこそ、「ただのマッサージとは違うのだ。」という思いや期待も大きかったわけです。
カウンセリングシートに記入しても、「はい。」とそれを受け取られただけで、それに目を通し、さらに突っ込んだ質問があるわけでも、何かアドバイスがあるわけでもありませんでした。
そして、すぐにシロダーラを行う美容院のシャンプー台のようなところに通されました。
両目の部分をタオルで覆われたとき、再び「ん?」と思いました。
そのタオルはかなり幅広だったので、そんなに覆っちゃ、第三の目の位置には垂らせないじゃないの? それでいいのかな?と思ったからです。
疑問を解く暇もなく、すぐにオイルが垂らされていきました。
一箇所にずーっと垂らされるのかと思っていましたが、髪の生え際を行ったりきたりしたり、眉間のほうに寄っていったり、割とこちょこちょ場所は手技によって変えられているようです。
しかもオイルの太さは、パンフレットで見るかぎり、じょうごのようなものを使って、直径3ミリくらいのところから出てくると思っていましたが、ときどき、針の穴くらいのもっともっと細~い無数の穴から垂らされているように感じるときもあります。額に微弱電流が走っているような感じ。
「あれ? これって、穴は1つですか?」と聞いたら(自分では見えないので)
「そうですよ。」との返事。
「意外にオイルって感じもしませんね。もっとさらっとしてる。これはどういうオイルなんですか?」と尋ねたら、
「シロダーラ専用のオイルです。」って・・ そういう答えを期待してるんじゃないんですけど・・・
ゴマからとっている、とか何種類かのハーブを混ぜ合わせてるとか、そういうことが聞きたいんですけど。
この返答にもちょっとまた「ん?」と思ったのでした。
「すごく頭こってますねぇ。」と言われました。
「え? 頭ってほとんど頭蓋骨だと思うんですけど、それでも凝ってるとかわかるんですか?」と驚いて尋ねると、
「えぇ、わかりますよ。かなり、いつもいつも緊張して過ごされてるんですねぇ。」と言われてしまいました。
そうなのかなぁ。
逆に家ではダラダラでリラックスしすぎかと思ってたけど、主婦ってなぁ~んにもしなくてもいい時間っていうのが少ないから、そういう意味では独身のときより、いつも気を張っているのかもなぁ。
このサロンでもシロダーラのみのメニューはなくて、ヘッドマッサージと首、肩、デコルテの、要するに上半身のマッサージとシロダーラとの組み合わせのメニューです。
でもネットで検索した限りでは、オイルの量がたっぷりだったからいいか、と思ったのでした。
なかにはシロダーラはたった50mlというサロンもあったので。
2、30分だったでしょうか。
私はいつのまにか気持ちよくて、また眠ってしまいました。
シロダーラが終わり、別の個室に通され、あおむけに寝て、ヘッドマッサージと上半身のマッサージを受けました。
この手技を受けたとたん、私はここのサロンの位置づけを初めて理解しました。
めちゃ、うまい!
マッサージ屋さんなんだ・・・
マッサージそのもの、つまり身体をほぐすことをメインとしていて、オプションでちょっとシロダーラも取り入れました、ってことだったのね。
だからスピリチュアル的な部分がまったくないわけだ。
私がこの上半身のマッサージを受けているときに、「いらっしゃいませ」と声が聞こえて、別のお客様がいらっしゃった声が聞こえました。
その声によると、どうやらお客様は男性。
スピリチュアルを売り物にしているサロンだと「女性専用」をうたっているところが多いけれど、ここは「マッサージ屋さん」ですから、当然、男性もいらっしゃるわけです。
私が入店したときには奥のスタッフルームにでもいらしたみたいで気付かなかったけれど、どうやら施術者にも男性がいるみたい。
そういうことか。
そういうことならこちらも割り切って、「そこもっと強く」とか「あ~、そこ気持ちいい。」とか注文を出したりして、マッサージを存分に楽しみました。
あおむけのまま、肩甲骨に手をいれられて、持ち上げられるようにマッサージされるのってとっても気持ちがいいです。
だけど、やってもらっている方の体重がそのまま乗っているわけだから、これは施術者のほうはあおむけになった背中を押すより、なかなかしんどいだろうなぁ、と思いました。
ここでも「すごく首も肩も硬いですねぇ。」と言われました。
それは自分でもわかっていました。
この日は、すごく肩がこっていたので。
それでも、「これだけ硬い人って初めてです。いったい前にマッサージ受けられたのはいつですか?」とまで言われると、「原始時代かも、ってくらい前ですわ。」と答えながら、自分が「原始家族 フリントストーン」(誰も覚えてないって・・)
に出てくるような大きな岩石になったような気がしてくるのでした。
ここはここで、マッサージだったのだ、と思えば満足のいく力技でした。
1回ぐらいで第三の目が開いたかどうかはわかるわけないよね~
でも、長年の希望であったシロダーラを体験できて、しごく満足でした。
やはりそれは受けてみないとわからない、「額がこんな感じがするんだぁ。」という感覚はあったからです。
でも、このサロンで受けてみて、自分が思っていたよりもっと私はシロダーラの体験にスピリチュアルなものを求めていたのだ、ということに気づきました。
身体のほぐれ、ということに限定するなら、ただの「マッサージ屋さん」に行ったほうがいいからです。
脳のマッサージと言われていますが、受け終わってすぐに脳がほぐれたかどうかなんてよくわかりませんもんね。
サンスタートニックシャンプーなんていうようなものでシャンプーしたときのようにスカッとするわけでもないし。
かといって、スピリチュアルだけに特化しすぎて、身体の満足感がまったくない、ってのもやだし・・・
こうしてみると、サロンに行くお客というのはワガママなものです。
身体も心もすべてほぐれないと満足しないんですからね~
でも、また受けてみたい、とは思いましたよ。
今度こそ、ヨガの友人が教えてくれたサロンに早めに予約して行ってみたいと思います。
お知らせ
ブログ左肩の「オーラソーマヒーリングサロン 些々羅」をクリックしていただきますと、「12月の営業案内」をUPしました。
コンサルテーションご予約の参考になさってください。
オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業受付時間は月~土(AM10:00~PM18:00)です。
刻々と予約状況が変わるため、まずはメールにてご希望の日時をお聞かせください。(現時点での詳しい予約状況をお知りになりたい方は、ブログ左肩の「オーラソーマヒーリングサロン 些々羅」に入っていただきますと、「11月の予約状況」を見ることが出来ます。)
場所は、市役所南庁舎「神田町2」交差点を東へ50Mほど行った所です。(駐車場1台分有)
ご予約を頂いた方に詳しい地図を差し上げます。
まずは、
までメールをください。
シローダラー‥私も経験ありますぅ[E:heart02]
気持ち良いですよね
(o^v^o)[E:shine]
温かいオイルが眉間の辺りに当たることなんて、日常ないですものね~
不思議な感覚でした☆
私のやってもらったところは、
先にアビヤンガ(だったかな?)というセージを焚きながらの全身オイルマッサージや
直伝レイキと言うのをやって浄化をしてから【シローダラー】だったので
もう、すっかりダラーっとしてたので
シローダラー中は、寝てるんだか‥寝てないんだか‥
みたいな不思議な感覚を味わいました。
それに、アビヤンガのために裸に紙のTバックをつけてるだけと言う格好に
タオルケットを掛けられているだけと言う締め付けがない‥体はオイルでテカテカ‥マッサージでポカポカ‥
と言う状態でしたから
シローダラーでノックアウトでしたよ!
そのあと、チョコとハーブティーをいただきながら
タロットカードもしてくれたりして
至福のとき‥と言う感じでした[E:heart02]
また是非やりたいです。
でも、他にも興味をそそるmenuがあり‥
そちらも試してみたいです。
私は第3の目が開く‥などはありませんでしたが
シローダラーの最中に、色々イメージを見たと言う方も多いとおっしゃってました。
ササラさんなら、第3の目開いちゃうんじゃないかな~と思います!
是非また試してみて
感想を聞かせて欲しいです[E:heart02]
あ~私も、また行こうかしら~[E:heart02]
ぺーこさんがシロダーラをお受けになったところは、終わったあとにタロットをしてくださったなんて、かなりスピ系のサロンだったのですね。
私はアビヤンガも興味あるんですけど、全身マッサージとなると、どうしても気持ちよさより先に「う~、今、この人に、こいつってこんな体型してんだぁ。なんとまぁ、見苦しく余分なお肉満載なことよ。」とか思われてるのかなぁ~なんてコトの方に気が行ってしまい、リラックスできない気がして、行ったことないのですよ・・・[E:coldsweats01]
誰もそんなこと気にしてないって、いろんな人の裸みてるんだからさぁ、と思うんですが、なんか恥ずかしくってねぇ・・
でも、シロダーラはまた是非受けたいと思っています。
今度はぺーこさんが行かれたような、スピ系のサロンでね[E:heart01]