先週、先生のところで授業を受けているときボトルをみて、「あれ? あんなところに新作が?」と思いました。だけど、そんなはずはなく、それはよくよくみてみると、ペールブルーがかなりスモーキーになってグレーのようにみえたからでした。
オーラソーマには「グレー」と言う色は存在しませんから、そのような色があるはずもなく、また106番の次、ではなくすでに存在している途中に新作が現れるはずもないので全く勘違いだったわけです。
そのときには特に先生に「どうしてこういう色になっているのですか?」とは尋ねませんでした。色が抜けたり、変化するということはよくあることだからです。以前にもお話したことがあるかと思いますが、「ピンク」は抜けやすい色です。それは人がこの世で生きていく限り、「愛」というのは根源的で不滅のテーマであり、愛に飢えている人が多いからだ、と思っています。
だから、何かの理由でペールブルーも抜けたのね、と思っただけでした。
その後、私はクライアントがギフトとしてお持ち帰りになったボトルでペールブルーが入ったものがありましたので、新たにボトルを発注しました。
届いたボトルをみて、びっくり!
先生のところで見たのと同じようにやはりペールブルーがかなりスモーキーになってグレーがかっているのです。今までにうちのサロンにある色とは大違いです。
「ということは、あれは先生のところに飾ってあるうちに徐々に抜けたのではなく、今、ペールブルーはこの色なの!?」
早速、私は先生のスクールに電話して尋ねてみました。
すると、やはりそうらしいのです。
イギリスのデブオーラではある程度のまとまったロットでつくるので、そのロット単位で微妙に色が違うらしい。
ふむふむ。それはわかる。自然のハーブばかりでできているわけですからね。自然のものを使う限り、そのたびに微妙に色が違ってくるのは当然といえば当然でしょう。でも、こんなに違うのって・・
もしこれが、自分のサロンにおいているうちにこういう色になったのなら、これはもう使い物にならない、と思って自分で消化するしか仕方がない、と思うほどの違いようです。
―それは、色を安定させるために、鉱物のパウダーを以前より多量に入れるようにしたかららしいですよ。ほら、ヴィッキーが亡くなる前に「21世紀は鉱物の時代だ」って言ったでしょう?
はいはい、確かに!(ヴィッキーとは、創始者のヴィッキー・ウォール女史のことです)
へえ~! 鉱物のパウダーを前よりたくさん入れてあるからちょっとスモッグ状態になってるんだぁ!
おもしろいなぁ、オーラソーマって。
ちなみに私はパワーストーンとかの鉱物系だいすき! ブレスレットとかいっぱいもってます。それもきれいに丸くととのっていたり、鮮やかな色をしているものより、ごつごつとした本来の石らしい石の風合いが残っていたり、なるべく人工的でないように(人工的にはまねが出来ないような)内含物が入っていたりするようなものの法が好き!
パワーストーンのお話はまた機会があればしたいな、と思います。
それにしてもヴィッキーは、どうして21世紀は鉱物の時代だ、と言ったんだろう・・・ それにはどういう意味が含まれているんだろう。
鉱物と植物と色のパワーでオーラソーマはできています。
だから、それをストレートに受け取るならこれからはイクイリブリアムボトルの中身に鉱物の量を増やしますよ、ということかもしれない。
だけど、なんだかそれ以上の意味があるような気がします。
たとえば・・・
「人間どもよ、土に還れ」というメッセージとか・・
「鉱物のようにじっくりと時間をかけて物事を見つめなおす時間をもう一度取り戻せ」というメッセージとか・・
「鉱物のように、自らは固くてあまり変化はないけれど、ボトルの中身もそうであるように、何かほかの柔らかいものとかとコラボレーションするとより効果的になる。だから鉱物の価値をさらに高めて使え。もっと言えば、人間が鉱物のように触媒的なものをめざせ」というメッセージとか・・
うーん、どれも当たらずとも遠からずのような気もするが、どうなんだ!?
スクールではあっさりと「それをアザイアクト(オーラソーマの総本山です)に聞いたって、一言、『まあ、天然のものですからね』で終わりですよ」
そうでしょうね。そうでしょうとも。
このように自分で考えることが楽しみなんだからいいんだもん。
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