ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

人体に害のある成分を見分ける成分表の見方

2010-11-13 08:01:00 | 健康・病気

先日、ちょっとご縁があって、薬学博士の講演を聴きに行きました。

今まで私は日常生活のなかで、安全な食品であるとか、石油系成分を使っていない安心な化粧品であるとかのことに無関心を装ってきました。

そういうことに全く背を向けていていい、とも思いませんでしたが、私は知りたいとなるととことん知りたいほうなので、学生時代も最も苦手であった化学に強くないと理解できないような「なんとか酸なんとか・・・リウム」というようなすべての成分に明るくなるためにはどのくらいの知識と勉強が必要なのか、と想像しただけでおののいてしまって、それならいっそ見てみぬふりをしようと決め込んでいたのでした。

物事は中途半端に知識をたくわえると、変な恐れを抱くだけだ、と思っているからです。

まぁ、ここまではこだわるけれど、これ以上はいいや、というような線引きが下手なんでしょうね。

なんでも白黒はっきりつけたがるタイプなんで・・・

もうひとつには何でもこだわると時間もお金もかかることになります。

例えば食品にしたところが本当に安全な有機野菜を手に入れようと思ったら、自分でつくるしかない、ということになってしまいます。

そこまでは無理であれば、せめて生産者の顔がみえるようなところで買いたい、となれば近くのスーパーですます、というわけにはいかなくなります。

そして、たいていそういうものはお値段もはる。

そして、せっかくそういう材料を手に入れたらそれを生かす調理をしたいと思うでしょうから、マクロビオティックなんかも勉強して薄味の食事にしなくてはならない。

そう考えていくと、あぁ、とても私にはできない、と思うと同時に、そんなにこだわっている人と、全くこだわらずに普通のスーパーで安い特売の野菜を買って調理する人といったいどれだけ寿命が変わるというのだろう、と思うとあまりにコストパフォーマンスが悪い、という気がしていたということもあります。


なんでもモノには費用対効果ということがつきものなわけで、確実にこだわりぬいた食材で気を使った調理法で毎日食事をした人たちが、そうでない人とくらべて平均寿命が10歳あがる、とか寝たきりになる率が半分になる、とかの臨床結果が出ていればまた考えもしますが、現在のところそんなものはないですよね・・・

まぁ、いろいろと言い訳を並べましたが、そんなこんなでその世界には触れないようにしてきたのです。

けれど、この日たまたま聞いた博士の講演は「え? こんな簡単なことだけとりあえず知っていればOKなの?」という目からうろこの誰にでもわかりやすいものでした。

今まで構えすぎていた自分がバカみたいです。


そして、世の中にあふれている商品に対して、私はもう少し“企業の良心”というものを信じていましたが、そんなものは甘い!ということもわかりました。

例えば、ボディソープなどによくあるうたい文句、「モイスチャーミルク配合」というフレーズ、あれを聞いて皆さん、どう思いますか?

同じお値段で、こういうフレーズがあるものとないものの両方があれば、こちらの商品の方が魅力的にうつりませんでしたか?

そして、なんとなく「モイスチャーミルク」=「保湿成分のある牛乳由来成分が入っている」と思っていませんでしたか?

しかし、これはまず、ウソです。

容器の成分表を見てください。

ずらりと立ち並ぶ、「なんとか酸Na」だの、「PG」だの、「なんとかリウム」だのいう名前のなかに、ミルクを思わせるような成分がありますか? そんなものはド素人の感覚でいいんです。ないでしょう。

ソープ類は大きく言えば、水分と油脂分から出来ています。

それらの混ざりにくいもの同士を混ざるようにするための技術が“乳化”です。

“乳化”させるために石油系の化学物質を入れているのです。

それを「モイスチャーミルク配合」とうたっているのです。

これは負の情報を正の情報にひっくり返した、うなるほど上手な広告ですねぇ。

・・・わたし、だまされてました。

そして、こういうものがまさか赤ちゃんが使うようなものには含まれていないだろう、と思っていると大間違いです。

会場に映し出された、企業名と商品名は伏せられた、ある赤ちゃん用のお尻拭きにはパッケージの裏側に「私たちは赤ちゃんに優しくするために全成分表示をしています。」といかにも、どこからどう見られても恥じない仕事をしている!さぁ、どうだ!と言わんばかりのコピーがついています。

そしてどれどれと全成分表示を見てみると、そこには堂々と石油化学成分が使われていました。

こんなコピーつけるくらいなら、赤ちゃんのものくらい石油化学成分を使うなよ、って言いたくなりますね。

私は赤ちゃんを産み育てる、という過程をしてきていないので自分やダーリンのようなオトナならまぁ、いいや、と思っているところがありましたが、赤ちゃんや小さなお子さんがいらっしゃるお母さんは、こんなことは許せないでしょうね。

自分はよくても、せめて子どもだけには安全で良いものしか口にいれさせたくないし、肌にも触れさせたくないと思うことでしょう。

だから、私はついこういうことを真剣に検討したり、勉強したりする機会を自ら逸してきましたが、私よりずっと皆さんのほうがこのくらいのことはもう知っていらっしゃったかもしれません。

でも、私には新鮮で驚くような事実ばかりでした。

ここで、成分表の見方として、最低これだけは気をつけてみたらいいよ、とその日に教わったことをちょっと記しておこうと思います。

チェックしたい石油化学合成成分は以下のようなものです。つまり、これらが入っているものは最低限、避けたほうがいい、ということです。

1.硫酸系界面活性剤、スルホン酸系界面活性剤 

   これは成分表の見方としては、「~硫酸」「~スルホン酸」とつくものは

   すべてです。

2.~パラベン、安息酸塩

   これは皆さんよくご存知の防腐剤ですね。

3.アルファベットの大文字記号のもの

   例えば、PG(プロピレングリコール)とか、BG(ブチレングリコール)とかココイルグルタミン酸TEAとかなどの表示のものです。

4.「~メチコン」という名前のもの

   メチコンとは、すべてシリコン類のことだそうです。シリコンが化粧品に入っていると皮膚呼吸を妨げます。

5.「○○○ニウム○○○ド」という名前のもの

   例えば、「ステリモニウムブロミド」とか「セチルピリジニウムクロリド」など。

   こんなややこしい名前いちいちとても憶えていられませんが、この「ニウム」と「ド」だけに気をつけていたらいいなら、それくらいは出来そうです。


いかがでしたか? 普段の生活のなかでチェックできていましたか?




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