ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

「関ヶ原ウォーランド」に行ってきました

2017-10-08 09:02:42 | 旅行記

****************************************
 <エリックスエッセンス>

   女神シリーズ 6番目のエリクシール  アリーナ 誕生!

       


    ディープイエローの明るい女神。
    メッセージは「あなた自身を愛します。」

       100ml ¥5600(税抜)→ ¥6048(税込)

    お問い合わせ・購入は
      chakra@aura-soma.name までお気軽にどうぞ。

**********************************************
 <10月のご予約について>
   9月中はご予約を承ることができずに申し訳ありませんでした。
   10月は、9月中にメールをいただいた方を優先し、残り
      13日(金)、20日(金)午後、27日(金)、30日(月)
   のみ空いております。
   セッションご希望の方は以上のなかでお好きな時間をメールください。
     chakra@aura-soma.name
**********************************************
   


先日観た映画「関ヶ原」以来、関ヶ原に興味が俄然わいてきたわたくし。
今までは戦国時代といえば、武田信玄、上杉謙信というもう1時代前の話が好みだったのだけれど、やはり関ヶ原の醍醐味といえば、東西に分かれた武将たちのそれぞれの視点から見たら、とかわずか6時間の間に雌雄が決したのにはこういう背景があったから、とかいろいろと興味深いことが多いですね。
これを機に歴女になるというほどののめり込み方ではないけれども、ひとまず関ヶ原に行ってみたくなりました。



というわけで、先週の日曜日、ダーリンと2人で「関ヶ原ウォーランド」に出かけました。
ダーリンはずっと以前に行ったことがあるらしく、私が「関ヶ原ウォーランドに行きたい」と言うと、
「え~~~!!! あんなつまらないところ・・・」
と言いました。
確かに事前にネットで検索したところ、
「関ヶ原ウォーランドは、関ヶ原の合戦に興味を持っている人しか楽しくない。ゆえに子供連れでのほほんとレジャーランドのようなつもりで行っても外れる。」
と書かれているのは知っていました。
けれど、私はレジャーに行きたいわけではない。
れっきとして関ヶ原の合戦をより身近に感じたいのだ、だからつまらないはずはない、とダーリンを説き伏せ、出掛けました。



関ヶ原にあと3kmというあたりでお腹がきりきりと痛くなりました。
うわ、これ、いつもの関ヶ原という土地にやられちゃってるやつだ・・と思いながらディープレッドのポマンダーを施してこなかったからだ、とあわててディープレッドを使うと収まりました。
やれやれ。
しかし、やはり決していい“気”はしない。



そして目的の「関ヶ原ウォーランド」に到着。
中に入るなり、
「うぷぷぷ」
とダーリンが笑い出しました。
「こりゃ子どもだましなんてシロモノじゃないな。子どもでも騙されないって。」
と言います。
・・・たしかにね。
伊勢に「国際秘宝館」というとんでもないゲテモノの観光館があるのですが、それに匹敵するわ。(ちなみに「国際秘宝館」がどんなシロモノか? ここで語るにも値しないので省かせていただきます・・)
ん~ どれくらいの広さかなぁ・・ サッカー場がすっぽり入るくらいの広さかなぁ、そこに合戦の様子をあらわした人形たちがわらわらといる、ってただそれだけのところ。
その人形があーた、またものすごい出来でねぇ。
でもこういうものは1体1体雛型がなくて、ここのためのオンリーワンでしょうからこれでも結構お金かかってるんでしょうねぇ。
1体100万以上とかするんじゃないの?
となれば、100体は越す人形たちがいるから、人形だけで1億じゃないの!
しかし、この「ノーモア広島」をもじった「ノーモア関ヶ原」って・・・。
なんでここで武田信玄が出てくるのかもよくわからんない。
なんなの? いったい。
人類にとって再び原爆を落とすことは絶対あってはならないことなのだ、という平和祈念をこめて「ノーモア広島」はいいけれども、関ヶ原のなにをして「ノーモア」って言ってるの?
まさか世界平和を祈念するとき、東西冷戦から第三次世界大戦が起こることを危惧しての言葉ってわけじゃないでしょうに。
さっぱりわけわかりまへんわ。
しかも実際の陣形のミニチュアになってるとかそういうことでもありませんしね。



入口のすぐ脇に、長年使っていない公民館のようなところがあって、埃くさいし、照明も暗いしで何かな、と思ったら、そこが資料館でした。
ここで唯一興味深かったのは家康の手形。
鯛を食べ過ぎで死んだと言われているくらいですから健啖家で、丈夫な人だったんだろうなぁ、と思っていましたが、そのとおりな四角張った厚みもありそうな手でしたよ。
なんていうか・・
建築現場の監督にこういう手の持ち主がいそうな気がしましたね。
こちらは関ヶ原合戦の図を描いた屏風。



ここの2階に甲冑が展示されているところがあって、実は私はそれぞれの武将たちの現存している当時の甲冑が見られるのかと思って、それを期待してきたのですが、そんなものはありませんでした。
でも、いくつかの甲冑が飾ってあり、そこへいくと今度は全身が重だるくなり、30代の頃に自律神経失調症をわずらったときのように視野狭窄に陥りそうな感覚になってきたので、早々に退散しました。



さて、それから最後の決戦の場である笹尾山に行きました。
ここには石田三成の側近であった島右近が陣をはった跡地があります。
その上、小高い笹尾山を5分ほどかけて登りますと、そこが石田三成が陣をはったところです。
こうしてみると島右近はほんとに石田三成のすぐおひざ元で最前線を張ったのだなぁ、ということがよくわかります。
そして笹尾山から関ヶ原を眼下に見下ろすと合戦地が一望できます。
石田三成の陣から左方が家康が陣をはったところ。
右方の松尾山が大谷行部が陣をはったところ。
そしてそのすぐ後ろが裏切った小早川秀秋が大谷隊に奇襲をかけたところです。
こうしてみると白兵戦をするには実に広い。
これがよくわずか6時間で決着がついたものだと思います。
そして映画ではそれぞれがスパイを相手方に放ち、
「いま、敵はどうしているか探ってこい」
と言って、彼らはすぐに行って戻ってくるのですが、こうして陣営を見ると、私なら一晩は戻ってこれないね・・・
昔の人の足腰の強さ、体力はすごいなぁ、と思いました。



さて、それから大谷行部のお墓に行きました。
お墓は車道に車を寄せて停めて、そこから450m先と書いてあるのですが、それがずっと山道を登って行くものですから、6,7分かかりました。
その道中も決して手入れのよくないじめじめとした山道で見た眼はよくなかったのですが、ここは不思議と全然“気”が悪いという感じはしませんでした。
少し前に大谷行部のことはこのブログでも書きましたが、やはりこの人のお墓には1度来てみたかった。
実際に彼が陣を張った場所でもあるようです。
ということは、自刃した場所でもあるということになるのかな。
お墓は、大谷行部に「俺の首は決して敵に渡すな。どこかに埋めてくれ。」と頼んだ湯浅五助の子孫が守っていたようで、現在は行部の隣に五助の墓も寄り添うように建てられています。
彼らのほんとのお墓はこの奥。
なんかお墓を写真に撮るのってためらっちゃうので、ここまでにしておきました。



ここで新たな発見。
大谷行部はもうダメだ、自害するしかない、となったときも自分の部下1人1人に
「よくやってくれた。これからおまえは好きにするが良い。」
などと声をかけていったそうです。
一兵卒に至るまで、ですよ。
戦国の世にあって農民や一兵卒の命なんて馬や犬より軽いと考えられていたなかでリーダーとしてこの態度は立派だと思います。
だから、大谷隊は誰も裏切らず、誰も前線で戦うことを怖がらなかったんですね。
この大将のためなら死ねる、と皆もが思っていたのでしょう。
う~ん、ますます大した人だわ、大谷行部。



あ、それから。
これは知ってる人にとっては何を今さら、ということでしょうが、大谷行部の首をはねた五助はその後、大将の首を埋める場所を求めて野山を駆けます。
すると、敵軍の藤堂高虎の甥、藤堂高刑と出くわしてしまいます。
高刑は当然、行部の首を持ち帰りたい。
そのとき五助は、
「自分の首を差し出すから、どうか行部の首は埋めさせてくれ。見逃してくれ。」
と懇願します。
この嘆願は、高刑にとっては本来なら鼻にもひっかけられないような願いだったことでしょう。
どうして敵の大将の首をあきらめて、一兵卒の首を持ち帰ったとて、何になるのだ、それはくらべものにならないじゃないか、ということだったでしょうから。
しかし高刑は五助の主人を思う気持ちに打たれ、この願いを聞き届けてやるのです。
生涯高刑は頑として行部の首が埋められた場所を明かさなかったと言います。
これもまた良い話ですね。
敵も味方もなく、ただ1人間としての気概に打たれ、約束を守ってやる、という。
行部のお墓を建てたのも敵ながらあっぱれ、とその殊勲をたたえ、藤堂高虎が建てたものですしね。



さて、「関ヶ原ウォーランド」「笹尾山」「大谷行部の墓」とこれで達成感を感じた私は、それからダーリンと日帰り温泉「伊吹の薬草湯」に行きました。
それにしても面白かったのは、最初に大谷行部のことを話してくれたのはダーリンなのに、ダーリンは特に大谷行部のファンとまではいかなかったようです。
で、私は今回「大谷行部、行部」とダーリンの前で騒いだわけでもなんでもなかったのに、笹尾山に登り、大谷行部の墓に行っただけで、ダーリンが
「うぅ~む、なんか大谷行部がますます好きになったな。なんか彼の伝記でも読みたいな。」
と言ったことに驚きました。
やっぱり、波動で伝わるんですかね。



******************************************
★全国一律1品から送料無料
    お支払いの方法は振り込みです。
    振込先はゆうちょ銀行と普通銀行があります。
    ゆうちょ銀行に口座をお持ちの方であれば振込手数料は発生しません
    が(1か月に3回まで無料、4回目からは発生することに変更になりました)
    それ以外は振込手数料が発生することをご了承ください。
    製品の大きさによって通常郵便か宅配便を利用するかはこちらで
    決めさせていただきます。ご指定はできませんのでご了承ください。

    商品の到着は基本、「受注」から翌々日の発送となります。
    それ以上にかかる場合もございますので、その際は事前にご連絡いたします。

   すべて、お問い合わせは
     chakra@aura-soma.name
    までお気軽にどうぞ!

*******************************************

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
シュールですよね…。 (しずく)
2017-10-08 18:29:50
子供の頃、行った気がします。
昔、近くにメナードランドがあって、そこに、よく連れて行ってもらい、そういえばウォーランドがあるよね行ってみよう!と行ったものの、強烈に、もう行かなくてよし!!と思った記憶は、あります。(あくまで個人の感想です)
だから、大人の目線で、一体100万?とか、なるほどーです。
大谷さんのエピソードも、興味深いです。
最近、子供の借りてくる歴史のマンガの本が面白くて。大谷さんの、ないかなあ?
そういうシリーズにしても、主人公が違うと、読むこちらの心情も違ってきて、深いですよね。
いつも気づきを大盤振る舞い、ありがとうございます。
返信する
シュールですねぇ・・・。 (些々羅)
2017-10-08 21:54:44
しずくさん、コメントありがとうございます。

そうそう! 
まさにそれ!
うちのダーリンが以前に行ったというのも、子どもを連れてメナードランドい連れて行き、そのついでのウォーランドにも、っていうノリみたいですよ。
誰もがそうなのかな・・

大谷行部の、漫画ではないですが、わたくし、Amazonの中古本1円で買いましたよ。
送料のほうが高くつきました(笑)
まだ読んでないですが、楽しみ♪
オモシロかったらそれ、よろしければお貸しいたしますよ。
返信する

コメントを投稿