おはようございます♪
本日は、前回のハナシで、外貨が絡んでいたらどうなるか???。。。。を考えてみたいと思います。
1.「実際に払い込まれる額」は、「(募集事項としての)払込金額の総額」以上でなければなりません。
(1)払込金額:円
実際の払込み:(外貨預金口座への振り込み)ドル の場合
振り込みをする時点では、払込金額の総額以上だったとしても、着金した日時点の為替レートで円に換算した額が払込金額を下回ってしまうとアウト!。。。となりますんで、通常は、少し多めの金額を送金することになりますよね。
(2)払込金額:ドル
実際の払込み:(外貨預金口座への振り込み)ドル の場合
為替レートを気にする必要がないんで、ピッタリの金額でOKです。
(3)払込金額:ドル
実際の払込み:円 の場合
理屈としてはアリですけどね。。。。実際は意味がないので、この定め方はないと思います。
もし、こういうことをしたとしたら。。。。。(~_~;)。。。。払込金額を円に換算した額以上になるように日本円を払い込むことになるのだろうな。。。と思います。
2.「実際に払い込まれる額」は、「増加する資本金及び資本準備金の額の合計額」以上でなければなりません。
(1)実際の払込み:(外貨預金口座への振り込み)ドル
増加する資本金及び資本準備金の額: 円(で決議) の場合
上記1(1)と同じで、増加する資本金及び資本準備金の額の合計額以上になるように払い込まないといけません。
例えば払込金額の総額が500万円、増加する資本金及び資本準備金の額がそれぞれ500万円だとすると、実際に払い込まれる額は1000万円以上でなければならない。。。ということね。。。。
ま、実際にそういう募集事項を定めるコトはないと思いますが。。。(@_@;)
。。。で、上記1とも関係いたしますケドも。。。。払込金額を超えて払い込まれた額に関しては、「払込みのあった金額」とすることもできるし、しないこともできる。。。(~_~;)。。。というコトになっておりマス。
(2)実際の払込み:(外貨預金口座への振り込み)ドル
増加する資本金及び資本準備金の額: ドル(で決議) の場合
これも上記1(2)と同じで、ピッタリの額を払い込めば良いのですが、資本金の額が切りの良い額になりませんね。
今までのケースですと、「。。。それはちょっとね。。。(-"-)」 という会社サンばかりでございました。
キリの良い資本金の額って、実務上は結構重要ポイントのような気がしておりマス。
。。。3と4は、次回にさせていただきます。。。(~_~;)