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充実果樹園生活(つくば展開地ぶどう園)

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欧州系ブドウに必要な雨よけ栽培

2011-02-09 | ブドウ(葡萄)栽培
欧州種ブドウは、夏季温暖で降水量の少ない地域が原産であるため、
夏季雨の多い我が国では栽培が困難であることが多い。しかし、果実
品質は崩壊性、香りや美味しさで、比較的夏季多湿で栽培できる米国
種ブドウよりひかれるものがあります。その場合は雨よけ栽培が有効
な方式です。

雨よけ栽培の効果
①生産安定:降雨によって発生する裂果や病害を防ぐ、開花期間中に
 花房に雨があたらないと花ぶるいが減少し結実が安定します。
②減農薬栽培:ブドウの重要病害のべと病、灰色かび病、晩腐病は降
 雨により発生が多くなるので、これらの病気の抑制効果が高い。また、
 散布した農薬の効果が持続するので農薬使用量を低減できます。

雨よけ施設にはサイドレスといわれる本格的な構造(写真トップ)のもの
や簡易被覆方式で棚上にカマボコ型のアーチを設置し被覆する方法
(写真下)があります。


被覆した畑


被覆をはずした畑

2016/12/21 カテゴリー ブドウ(葡萄)栽培 「アグリビジネス創出フェア&
アグロイノベーション2016に行ってきました」で紹介されている岡山県の超密植栽培の
様子だと思います


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