紫黒系マリオ、ウインク、ハイベリー

先日のぶどう品種検討会では茨城県の園芸研究所とブドウ連合会
の生産者のブドウが出品されていました。生産者の説明と質疑応答
があり参考になりました。紫黒系ではマリオ、ウインク、ハイベリ－は
果粒の形や大きさが似ています。写真トップのマリオは茨城県で
熱心に栽培されているようです。親はリザマート（カッタクルガン×
パルケントスキー）×ネオマスカットです。粒重は20gくらい、
果汁が多い。育成は植原葡萄研究所です。


ウインク

親はルーベルマスカット（甲斐路×紅アレキサンドリア）×甲斐路
（フレームトーケー×ネオマスカット）で志村富男氏が育成し、粒重は
25gくらいです。


ハイベリー

カッタクルガンの系統と考えられますが親不明、花澤ブドウ研究所
作出。粒重は18gくらいです。

全体の作りやすさをみると、難あるいはやや難に印がついていました。