ドライフルーツといえばブドウを乾燥したレーズンが種類も多くて
多くの用途に利用されています。電車の乗り継ぎで偶然通りかかった
お店でドライフルーツの多さに嬉しくなってしまいました。ブドウ加工の
参考にとレーズンを買いました。写真トップはよく見かけるように
なった枝つき干し葡萄。
右上から時計回りにジュエリーレーズン、ギブリットレーズン、グリーンレーズン、
左上がカレンズ
ジュエリーレーズンは原産国がイラン、ピンク色の実を結ぶトンプソン種
レーズンです。
ギブリットレーズンは原産国がウズベキスタン。しっかりとした甘み
があります。
グリーンレーズンは原産国が中国、皮が柔らかく酸味があります。
カレンズは原産国がアメリカ、種無しミニレーズン、標準の1/4の大きさ。
以上は果粒ごと乾燥させたものです。ブドウ果粒の表面は水分が蒸発
しにくくなっているので、乾燥を速めるために表面を薬品で処理する
こともあるようです。乾燥時間が長くなると色が個性的でなくなります。
日本の生食用ブドウを乾燥させた場合、皮ごと食べられる、種無しで、
酸味が少ない品種は美味しい干しブドウになります。
巨峰のチップ
以前紹介しましたが、果皮が邪魔になる巨峰もスライスすれば短時間に
乾燥できます。
行ってきました。テーマは「地域資源を活用した農山漁村の新たな可能性の
追求」です。4名の事例報告とこの4名によるパネルディスカッションが
ありました。今回は各発表者が用意したスライド資料の全部が印刷資料で、
さらに参加者名簿(氏名と所属)が各自に配布されました。
事例報告者(パネリスト)
岩手県西和賀町 町長 細井洋行氏
株式会社瀬戸内ジャムズガーデン 代表取締役 松嶋匡史氏
株式会社ビストロくるるん 代表取締役 松藤富士子氏
有限会社星種豚場 代表取締役 星正美氏

瀬戸内ジャムズガーデンの資料
展開地ぶどう園でもジャムを販売していますが、ジャムは作っても売れない
商品の代名詞なのだそうです。これを人気の商品にするためにはいろいろな
種類のジャムをつくり、その美味しい食べ方も示すことが必要のようです。
サツマイモのジャムをつくって、焼いたジャムとして食べるとか。

6次産業化の取り組み事例集
134の事例を各1頁にまとめた分厚い事例集も並べてありました。
個別の農林漁業者による取組 75
農林漁業者団体など複数の農林業者による取組 29
異業種から農林漁業に参入した取組 8
自治体等と連携した地域ぐるみの取組 4
輸出と海外へ展開する取組 9
農観連携や医福食農連携、再生可能エネルギーなど新しい分野の取組 9
今回のサミットで取り上げられた事例(星種豚場以外)は地方創生、地域
活性化的な活動が評価された選定になっていたようです。それぞれの取組
(個別の農林漁業者による取組)事例を参考にしてみたいですね。
昨年の展開地ぶどう園ではシャインマスカット、ピオーネをはじめほとんどの
品種を種無しで栽培しました。オリエンタルスターの一部とワイン用品種の
ヤマ・ソービニオンは有核(種有り)で栽培しました。はじめて販売したこと
もあり種無しのブドウは問題なく販売できたのですが、有核ブドウは
あまり賛同が得られませんでした。ジベレリン処理をしていない事を
評価していただくこともありましたが、有核栽培は収穫時期が遅れる
こともあり生食で販売は途中で終了としました。収穫したブドウは房を
水洗したあと、果粒を外して、冷凍しました。写真トップは後列の200ml
瓶のヤマ・ソービニオンのフレッシュヴィンコット(ブドウ果汁を煮詰めたもの)
と前列がオリエンタルスターのブドウのジャム(左側)とコンポート(右側)。
ヤマ・ソービニオンのフレッシュヴィンコット
ワイン用のブドウは生食用のブドウのように袋をかけませんが当園では
袋をかけて栽培しています。ワインへの製造過程で防除用のボルドーが
分離出来るのでワインの場合は無袋でもよいのですが、フレッシュビンコットは
生食に近いので防除薬がかからないようにしています。フレッシュヴィンコットは
ヤマソービニオンの果粒1kgから200ml弱のソースができます。ヨーグルトや
アイスクリームにかけたり、シャーベットにしても美味しい。つくば市役所の
芝生で月1回開催されているプチマルシェのつくば産直ネットのテントで販売
予定でしたが、雪で中止になりました。
山形のお土産
山形県のお土産で有名なのはのし梅です。こののし梅の山ブドウ版です。
山ブドウ果汁を寒天で固めたものです。
あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします
昨年はブドウの販売をはじめましたが、省力化を考慮してオリエンタルスター
の一部を有核で栽培しました。有核であることと、収穫時期が遅く
なったこともあり生食の販売ではなく、有核のヤマソービニオンとともに
加工して販売することにしました。ジャムを製造・販売している
「季節屋さん」を紹介していただきました。写真トップが季節屋さん
のジャムと後方の白い蓋が展開地葡萄園のオリエンタルスターのジャムと
コンポート
オリエンタルスターのジャム
オリエンタルスターのコンポート
季節屋さんの製造方針はなるべく素材を活かすことで、余計なものを
加えないことです。ブドウはペクチン含量が少ないので、固形化する
ためにはペクチンを添加します。展開地葡萄園のジャムはグラニュー糖
だけを加えているのでシロップ多めの感じです。パンにぬるには向いて
いませんが、そのまま食べたり、ヨーグルトにかけたりするのに向いて
います。ブドウ加工品のもう一つの問題は酒石酸の析出です。シャリ
シャリした物質がでてきます。水飴、麦芽糖等あまり甘くない糖分を
多く加えると、酒石酸の析出が抑えられます。これらの糖を加えていま
せんので酒石酸が感じられます。これらのジャムやコンポートを試食
してもらっています。一番簡単なのは省力化をしないで、種無し栽培に
して生食用で販売することです。
季節屋さんの詳細は「季節屋通信」で知ることができます。
11月のはじめまで枝につけておいたヤマソービニオンを収穫してヴィンコット
を試作していただきました。ヴィンコット(vincotto)とはイタリア語で煮詰めた
ワインという意味で、絞ったブドウを煮詰めて煮詰めてソースにしたものです。
砂糖も水も何も入れず、ブドウのみ煮詰めます。ヤマ・ソービニオンは山葡萄と
カベルネソーヴィニヨンを掛け合わせで、山葡萄の酸味がしっかり出て、カベルネ
の濃厚さもしっかりで、甘酸っぱいヴィンコットに仕上がります。袋を掛けていた
ので房は消毒のボルドーに汚染されていません。
ヴィンコット試作品
夕方届けていただいたので、色がよくわからなかったのですが、朝見てみると
美しい葡萄色で大満足でした。濾して静置しておくと酒石酸が析出したので
除去できたそうです。ソースにザラザラ感はありません。もともと糖度が高い
品種で、さらに遅摘みしているので糖度があがったので長時間煮詰めなくても
よかったようです。ヴィンコットは4年間くらい貯蔵するそうで茶色になりますが、
これは新鮮なヴィンコットといえばよいのでしょうか。アイスクリーム、ヨーグルト、
フルーツ、チーズ等にぴったりです。
ヤマ・ソービニオンの紅葉
ヤマ・ソービニオンの葉っぱもくすんだ中にワイン色が見え隠れしています。
おける地産地消の推進を目的に、市内農産物等の販売を毎月おこなって
います。市内の農協、直売所等が新鮮で安心・安全な農作物を販売して
います。場所は市役所庁舎南側芝生広場です。毎月第3月曜日(第3月曜日
が祝日の場合は第4月曜日)。

つくば産直ねっとのテント
今回は5つのテントが立ちました。当葡萄園は主につくば市の新規就農者の
集まりであるつくば産直ネットに参加しています。販売に積極的に取り組んで
いる農園の呼びかけで、つくばプチマルシェに参加することになりました。
8月は悪天候のため中止でしたので、今年ブドウを販売できる機会は1回だけ
です。しかも、種無しブドウの収穫は終了に近い状態でした。しかし、来年
展開地葡萄園に来ていただけるように宣伝に努めました。
申し込んでおきました。コースがふたつあり、初級者コースとステップアップ
コースです。ステップアップコースは6次産業化に既に取り組んでおり、
新商品開発や販路開拓を目指す意欲が高く、自主的に課題解決を図ろうと
する方が対象で個別カリキュラム(マンツーマン指導)。初級者コースは、
新商品開発などの基礎・手法を学びたい方で、受講後、開発などに取り組む
意欲のある方が対象です。当然初心者コースです。

茨城県の6次産業化を有効に進めるための手引書
今回の講師は、この手引書作成にも関わった農産加工指導センター技術
指導員の方です。実際に県内の6次産業化に関わってきた経験は豊富な
方のようです。6次産業化の総合化事業計画の認定件数は27年3月時点で
2060件に達していますが、関東農政局管内では茨城県が長野県についで
多く、つくば市では6件と県内では一番多くなっています。
3月20日農林水産省7階講堂で開催されました。地下鉄霞ヶ関駅はサリン事件
20年目に当たり報道関係者などを多くみかけました。基調講演が、農事組合法人
和郷園 代表理事木内博一氏と野村アグリプランニング&アドバイザリー(株)
取締役社長 西澤隆氏からありました。

林農林水産大臣による挨拶
出身地 下関のフグの売り出し物語を話されました。

パネルディスカッション参加者らのパネル
パネルディスカッションは西澤氏の司会で行われました。
パネリスト
和郷園 木内博一氏、
(有)池田牧場 取締役池田喜久子さん、
(株)まちづくり宗像 館長 山崎宏幸氏
島根県 浜田市長 久保田章市氏
(株)農林漁業成長産業化支援機構 代表取締役社長 大多和巌氏
6次産業化は個人で行う(完結する)ものではなく、同業、異業の人々と
一緒に連携しておこなうべきだとわかりました。

3方向の壁に貼られた全国の6次産業化商品
全国で2000件くらいの成果があがっているそうですが、1000件くらいが
展示されていました。
チラシ、ポップを作成しなければならないなーと考えていました。ちょど
市からのお便り「広報つくば」の講座・講演の欄に「パソコンでラベルシール作成
講座」が掲載されていました。以前ブログの講座を受講して現在のブログを
はじめました。ゆっくり、丁寧に教えてくださる講座と思って申し込みました。

ラベルや名刺の例
勤め人時代は名刺は印刷屋さんに頼んでいましたが、名刺は自分で作る時代
のようです。方法は簡単でインターネットでラベル屋さん.comを検索して、ラベル屋
さん9web版を はじめる をクリックする です。多数のテンプレートが
提供されているので、編集したり、写真や絵を挿入したりすれば自分のシール
が出来上がります。
講師の方から数種類の名刺やラベル印刷用シートを頂きました。テレビの買い替え
で電気屋さんに行った時に、名刺やラベル用紙のコーナーで、利用してみたい
シートを購入してきました。モモやブドウにシールを貼ってみます。
娘から視力回復おめでとうとプレゼントが届きました。レーズンサンド
だよと連絡はあったのですが、普通のレーズンサンドが届くと思っていた
ので開けてビックリです。レーズンが大きく3.5cm位あります。サブレークッキー
が小さいのでさらにレーズンが大きく見えます。
全体で手のひらサイズ
一房丸ごと干しぶどう(カタログより)
シャインマスカットを房ごと乾燥させて干しブドウにしているそうです。
六次産業化に関連して乾燥機のカタログを見ているとブドウも房ごと乾燥
できますと紹介されていました。
送られてきた干しぶどうサンプル
干しブドウの前に品種名が付くようになってくるでしょうね。