珍しくお店の入り口から。
ビルの1階にあります。
入った正面に半個室のような(多分鉄板焼き用)スペースだったのが意外でした。
丁度入り口で同席者と会い同時に席に着けました。
実は、あんこさん、この日はちょっと気になることがあり
テーブルでご挨拶をしてくれたサービスのお姉さんに
「スマホで写真を撮ってもいいですか?」
と、珍しく確認。
「どうぞ、どうぞ。美味しく撮影してください!」
と、快諾。
よかったぁ
この日、朝の支度に手間取り(いつも着ないような服を着たので)
デジカメをバッグに入れるのを失念。
スマホで撮れればいいんだけど。。。と考えてた。
だけど、以前、とあるレストランで友人がスマホで写真を撮ったところ
「音を出さないようにお願いします」
と言われ、結局、スマホのシャッター音を消せないため、
撮影不可ということに。
(そのとき、あんこさんはデジカメでバシバシ!?撮っていました)
そんなこともあったので、最初に確認したというわけです。
さあ、遠慮無く撮影するぞぉ(といっても食べる方に夢中&酔うし・・・)
ってな訳で、飾り皿から撮影しちゃいました。
このお皿、事前にネットで下調べしていたときから見ていたので
ここでは驚かなかったですが
東京ステーションホテルに在る
"Blanc & Rouge"でも使われていました。
(7年以上前なので今はどうか・・・)
そこで初めて見たときに凄く素敵だなぁと思って
サービスの人とお話ししたことがありました。
レイノー社のもの。
今回ネットで下調べ中に判明したこと。
なぜか、このお皿、ハウス食品と関係ある!?
さらに、カトラリーもエルキューイというところのものだそうです。
さて、食前酒は、もちろん泡。
よく?飲む三人ということで、(たしか)Taititngerをボトルで注文。
やっぱりシャンパン美味しいねぇ。。。
あー、ぼけてるま、雰囲気と言うことで、お許しあれ!
サービスのおじさまがメニューを説明。
”これが噂の名物サービスおじさんだ”
よく日焼けしているおじさま。
この道、長いのでしょう。
食材から調理法、フランス料理・・・
イノシェフ(このレストランはイノ系列)のことなら
全て頭に入っているから、余裕を持って話せる?!
なめらかな口調でご説明いただきました。
最初のひと皿は
「トウモロコシのエスプーマ」
上に乗っている粒々はトウモロコシを揚げたもの。
トウモロコシをムースほど固くなく、スープほど柔らかくなく
程よい堅さに仕上げてあります。
底には、トマトのジュレがあり、
全体的に甘みと酸味 そして、その食感とで
なんともバランスのいいお料理です。
友人は、今回のお料理でこれが一番美味しかったと。
そうしている内に
パンがサーブされました。
食パンのようなブリオッシュ。
注目はバター。
普通のバターと白っぽいホイップのようなもの。。。
しょっぱい。
これについて、サービスおじさまに質問するのを失念してしまった。
多分生クリームベースの自家製バター?・・・・。
次回への宿題じゃ
(写真、いまいちじゃ・・・)
「大葉と海老を包んだハモのベニエ、ディル風味のマヨネーズソース」
ベニエの下には、マッシュルーム、ラタトゥイユ。
上の葉っぱは、まぁ所謂カラシナと。
(おじさまが名前を言ってくださったのですが、メモらず失念)
ベニエの断面図が必要だったね。
料理名の通りです。
大葉がよいアクセントです。
日本人だからでしょうか。
とても美味しくてうれしくなる味です。
おじさま、一生懸命”ディル”を強調してましたが
何でだろう?
あまり、特別な感じはないのですが。。。。
さぁ、次は、お待ちかねのフォアグラ君です。
なんと!
フォアグラの上に 鰻 です。
うなぎ ですよぉ
あんこさん、Menuの用紙を見たときから
”うわぁ、ありそうで無かったこの組み合わせぇぇぇ!”
と、心の中で大叫び!
というわけで、メニュー名は
「フォアグラのポワレ 鰻を添えて マデラ酒ソース」
です。
上に乗っている緑はもちろん”木の芽”。
日本人でよかったねぇ。
マデラ酒と鰻のたれ。。。似てる?
もー大感激、上機嫌のあんこさんでした。
友人も 「そ、そんな・・・?」と、
ちょっと引き気味だったかもしれない
でも、あんこさんの中では、これが一番!(料理の中では、ね)
そんな至福の時も終わりの時を迎え
次のお皿へ。
「チカメキントキのポワレ ロイヤルソース」
うん、このソース、ロイヤルソースとしか書いてない・・・・
基本ブールブランソースだと思う。
そこにたしか、バジルで風味付けされていたかと。。。
トマトの酸味もありそうですね。。。(こうやって写真で見ると)
お魚しっとり、美味しいです。
前のフォアグラとのメリハリがいい感じです。
このお皿が素敵な感じで
聞けば九州鹿児島?(記憶曖昧)で
お店特注で焼いてもらったとか。
・・・・もう一度、このお皿にも会いに行きたい。
Gilles Burguet Gevrey Chambertin 1er Cru Lavaux St. Jacques
だ、そうです
あまりにピンぼけで、写真からは読み取れず
ネットで検索。このワイン名にたどり着きました。
おまけに、このワインに対するコメントも知ることができました。
・・・どう考えてもお魚ちゃんや次のお肉ちゃんを考えると
ボルドーは重いよなぁ・・・と。
サービスのお姉さんもお薦めはブルゴーニュ。
あんこさん、こんなリクエストを。
「ワインて、開けてみないと分からないところがありますよね~。
ピークを過ぎてるかもしれないけど、
いちかばちか みたいなそんなワインありますかぁ」
そこで、お姉さんの口がなめらかに動き始めた。
「それでしたら、、、、一か八か。これなんか、いかがでしょう」
と、薦められたのが、これ。
あんこさん的には大当たりだったと思う。
開けたころは、スミレのような可憐な香り。
タンニン、酸、甘み、バランスがいい。
時間が経つにつれ、乳酸発酵の香りも・・・。
(ネットでみたコメントでは、お値段的には高かったのかなぁ。
でも、あのレストランでいただくには程よいかな・・・)
ということで、ワインも大満足
そして、本日のメイン!
「仔羊のロースト 仔羊のジュのソースで」
右上のコロッケは。。。普通のコロッケじゃなかったような記憶。
(同席者達よ、覚えていたら、教えてください)
うーん、メインなんだけど、可も無く不可も無く。
しっとりと美味しかったと。
無難なコメントになってしまいました。
スミマセン。
・・・・と、本来は、このあとデザートなのですが、
やっぱりねぇ~
ワインが残っておりまして
チーズ、いっちゃいました。
ミモレット、フルムダンベール、シャウルス(?)。
ミモレット、手で摘まんじゃってました
滅茶苦茶リラックスしてる・・・
そして、デザート。
3種類からチョイス。
注文しなかった1つは・・・忘れてしまいました。
2対1で1の注文は
フルーツトマト”アメーラ”をベースにしたデザート。
パイナップルとわさび???忘れました。
(これも、食べた友人よ!覚えていたら感想と共に連絡ください!)
そして、あんこさんともう一人の友人がチョイスしたのが
おじさま曰く「ま、簡単に言うとティラミスです」
いろんな状態のチョコレート尽くし。。。みたいな説明だったので
迷わずこれ!
下の方には、チョコレートのグラス(かき氷?)、ブラウニみたいなのも
美味しかったし
このフォルムも素敵
あー確認のためにも、もう一度いただきたいわ!
珈琲。
カップ&ソーサーがちょっと和っぽくてプチ感激。
それぞれ違った図柄でした。
さらに、プチガトーが出たのですが
力尽きて、撮影失念
この時のレモンゼリー(グミ?)が、
酸っぱーいけど、それを引き立てる甘さとのバランス
水分の感じが絶妙で感激
ゼリーにこんなに感激したのは初めてです。
・・・・と言うわけで、にわかにセレクトしたお店のようでしたが
あんこさん的にはかなーり気に入りました。
料理もサービスもある程度のクオリティが在るのに
肩肘張らず、リラックスして、美味しいものをいただける。
とても素晴らしい空間です。
ひとえに、シェフ、おじさま、サービスのお姉さん
この方々の関係のよさから生まれる空間だと思いました。
またしも、最後にお店出るお客様となってしまいました
シェフ、おじさま、サービスのお姉さん。。。
ずーっと、私たちの姿が見えなくなるまでお見送りしてくれていたようです。
3回振り返りましたが、ずっとお店の前でこちらを見て手を振ってくださいました。
とても気持ちのいいお店だと思いました。
(絶賛)
グルメな友人よ、またまたいいお店を教えてくれて
ありがとう!!!!