ミーハーなあんこです。
電車のつり革広告を見たときは
「文庫本になってから読もう」
なんて、思っていましたが
朝の某テレビ番組で
ある解説員が
「オウムの話です」
と言っていたのを聞き
「どんなことが書かれているんだろう」
と興味を持ってしまい・・・
実家近くの本屋さんで
1,2巻揃ってあったのを見て
つい、購入。
約一週間かけて
読み終えました。
(2巻はまだ、だけど・・)
別の場所にいる
現在は全くつながりのない
男女。
それぞれが交互に
1章ずつ主人公になって
話は進むのですが・・・・
まぁ、
一番の印象は
随所に(ほとんど)
性
というのか、
男女の体の関係が出てくる。
そのものズバリ
ではないのだけれど
そーゆーところの形の話とか
なんていうか・・・・
そんな話が
どーでもいい部分を埋めているような・・・・
村上春樹が男のせいか
女の人がそーゆーことを考えている描写の方が多い気がする・・・
私は、女だから男の人がどーなのか興味がありますが
それは、割とさらっと書いている。
やっぱり、男の人が自分の性を書くのは
余りにリアルで筆が進まないのかもしれない。
が、
もし書いたとしても
それは、全然素敵じゃなさそう。
私は、読んだら数行で読むのをやめてしまいそう・・・
気持ち悪くて。
「1Q84」でさえ
途中で何度やめたくなったか・・・・
本筋に必要なのかもしれないけど
あまり、好きじゃない。
少女レイプ・・・
ドメスティック・バイオレンス・・・
そんな話が出てくる・・・・
背景が、設定の時代背景が
そーゆー世の中
ってことなんだと思うけど
ということは
現代は
そんなことであふれているのだろうか・・・
私の周りには全くないのですが
その普通でないことに
余りにも焦点が置かれすぎているような気がする
この小説にしても、最近のマスコミにしても
「少数意見を大切に!」
「1Q84」第二巻でどのような展開になるのかわかりませんが
・・・・・人間なんて、不正確。
「認識」「思い」「心」・・・・
結局、自分で「感じる」ものでしか
認識できない、できていない。
「受想行識、亦復如是」
般若心経にもある・・・
前回の「海辺のカフカ」は、好きだったなぁ。
(内容はよく覚えていないんだけど^^;)
思わず カフカの「変身」という文庫本を買って読んでしまったほど。
カフカって、どんな文を書くんだろう???
と思って。
「変身」?ある日突然、大きな芋虫になっちゃうの