「ネコ」ポリス その29

暗くもないのに、目の前でフラッシュたいて、びっくりさせちゃったね。ゴメンネ。(みごとに白とびしてしまった。)



レジ袋ももっていなかったのに、めずらしくわたしに興味をもったネコがいる。シッポをぴんと立て近づいてきて、お約束のご挨拶。わたしの足の間に入りくるくるまわって、ジーンズのすそに自分の臭いをつける。「アタシのものよ」

わざと目の前に座り込んで、ニンゲンの視線を意識しながら毛づくろい。ときどきチラチラ顔を上げては、上目使いでわたしをみる。そんな目で見たって、だめだぞ。


エサをあげなかったわたしは、「けちなニンゲン」として記憶されたはずだ。

このネコのにおいがついたためか、この日はその後、ほかのネコたちも、逃げるどころかわたしに近づいてきた。

かっぱえびせん 都こんぶ味

やめられない　とまらない

「かっぱえびせん　ごはんですよ！味」と同時期に限定発売された、「かっぱえびせん　都こんぶ味」

いや、うまいよ。これ。

「都こんぶ」と「『ごはんですよ』で食べるご飯」のどちらが好きかと問われたら、個人的には「『ごはんですよ』で食べるご飯」と答えるのだが、この限定販売のかっぱえびせんに関しては逆だ。

「都こんぶ」はかなり酸味が強いものだけれど、この「かっぱえびせん　都こんぶ味」はわずかな酸味に昆布のうまみが効いている。その味加減が絶妙で、本当に止まらなくなった。

欠点はパッケージが地味すぎること。袋全体の色が地味な上、袋に印刷された「都こんぶ」のパッケージが、思ったほど目立たないのだ。「ごはんですよ！味」と比べて、視覚的インパクトに欠けるので、店頭に両方が並んでいたら、まずは「ごはんですよ！味」のほうに目がいってしまうだろう。