巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

ブログのプロフィール画像について

2004-06-10 15:43:10 | インターネット (CMC)
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わたしのブログを何回も訪れてくれた人は気がついているかもしれないが、このブログの「プロフィール写真」においてある画像ファイルは、ときどき差し替えられている。これは、わたしのそのときの気分を反映しているのだが、このあたりでこれまでの「プロフィール写真」を整理しておこう。(上よりA、B、C、D、E。 A~Dまでのオリジナルはカラー)

A. 「せいいっぱいのよいお顔」

とりあえず自分の顔写真代わりにのせたデフォルト顔。顔写真は載せたくないが、何も載せないのは芸がないと思ったので、何も考えずにクリクリと描いてみた。ほかの顔はすべてこの顔を修正して作っている。

タイトルは「無理によい顔に描いており、これ以上は美化できません」という意味。

B.「期間限定色眼鏡着用顔」(a.k.a.「なみだ目につきサングラス使用中」)

近眼の人間は、いつも瞳孔が開きぎみだそうだ。そのためかどうか、左右ともに視力が0.03のわたしは太陽が非常にまぶしく感じ、日照時間が長い季節には、屋外では濃いサングラスをかけている。そのすがたが怪しいらしく、街ではときどき英語で話しかけられることがある。(いくら顔の作りが南洋系だからって、それはあんまりだろ…)

実はAにサングラス(楕円と線)を描き込んだけだ。

C. 「わらってみました」

Blogzine運営事務局から「『週刊粋人観察』に載せたい」と連絡があったので、「それでは『粋人観察』経由でこのブログにアクセスしてくれる人を、笑顔でお迎えしなくては…」と、きゅうきょ作ったもの。

しかしこの顔をアップしてすぐ、小六女児同級生殺人事件が起こった。この事件にショックを受けて書いた記事「小六女児同級生殺害事件とネット」へのアクセスが増えたため、どうも「笑顔でお迎え」という雰囲気ではなくなってしまい、すぐにBに「なみだ目につきサングラス使用中」と書いたものに差し替えることになった。

D. 「れいぼうききすぎ…」

大学の教室の冷房が効きすぎで、学生たちもわたしも教室内で寒さで震えていた日につくったもの。大学の空調が集中管理のため、教室内からは空調を切ることも入れることもできず、教室内は「暑い」か「寒い」の両極端になってしまった。学生たちには「冷房が入ると、この教室はシベリアになる」と警告しておいたが…

1の顔色にグラデーションをいれ、唇の色も変えてみた。

E.(未発表)「ばけてみました…パタリロ?」

Aにフルメークをほどこしたところ、化粧したパタリロのような顔になってしまった。教壇に立つものとしての品位を疑われ、余計な詮索をされては困るので、学期中は使用するのは控えている。夏休みになったら使うかもしれない。



「ネコ」ポリス その26

2004-06-10 11:30:40 | ノラネコ
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ノラネコの育児のみごとさには、毎回あきれ返るばかりである。母ネコは徹底的に子ネコをケアし、子ネコの環境をできる限り清潔にする。(ほぉ、これが『猫かわいがり』というやつか。)でも、母ネコは非常に疲れるのだろう。別の場所で一匹で休んでいるときがある。

わが家のどこかででネコが赤ん坊を産んでしまっても、後産や子ネコたちの排泄物で汚される心配は、あまりしなくていい。母ネコが全部自分で食べて、きれいにしてしまうからだ。

家のどこかから子ネコたちの鳴き声が聞こえ始めると、人間は眠れなくなる。生まれてからしばらくすると、子ネコたちは昼と言わず夜といわず、母ネコが不在の間中「ミーミー」と、「この世の終わり」とばかりに大声で鳴き続けるのだ。その鳴き声は人間の耳には「かあちゃん、かあちゃん」に聞こえる。これが昼夜を問わず続くのである。そしてその時期がすぎると、こんどは「強い子良い子は泣かない子」とばかりに、無言で母ネコの帰りを待ち続ける。

子育ての場所を、人間やカラスやほかのネコたちに見られてしまうと、母ネコはさっさと引越しを開始する。引っ越した跡は、まるでネコなどそこにいなかったかのような状態にしておき、痕跡を残さない。ワラの上で育児をしたのなら、ネコたちがいた場所がくぼんでいるはずなのに、そのくぼみさえ残さない原状回復ぶりに、人間も引越しをするときは(あるいはワラの上で遊んだあとは)こうあるべきだと思うのである。

ただしきれい好きなネコも、ネコノミだけは防げない。ネコたちが去ったあとしばらくすると、その場所にネコノミが発生するため、人間たちはアースレッドノンスモークだの、厚手の靴下だの、ムシペールだのを用意して、大騒ぎをすることになる。