巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

バナナが店頭にない!

2008-09-24 23:58:35 | 日記・エッセイ・コラム
朝食は絶対に抜かない主義のわたしの朝食は、もう10年以上同じメニューだ。

8枚切りのパン1枚にバター(マーガリン不可)、プレーンヨーグルト約200mlにバナナ1本、そしてミルクをたっぷり入れたコーヒーを数杯。特におなかがすいている朝は、それにチーズと、別の果物も追加。朝のバナナなんて、一家そろって20年以上毎日続けているんじゃないかしら。安いし、栄養があるしね。特にカリウムが豊富なところがお気に入り。

ところがここ数日、どこへ行ってもバナナが売り切れ。なぜだか分らなかったのだけれど、どうやら、数日前にテレビで某芸能人がバナナダイエットを紹介してからというもの、品薄になってしまったらしい。

ああ、なんて迷惑なこと。みなさん、納豆の教訓を皆さんお忘れか。あの時もそれ以前から毎晩納豆を食べていたわたしは、かなり迷惑を被ったものだったのだが。

というわけで、ここ数日バナナ1本をリンゴ1個(個人的には紅玉がベスト)を変え、バナナの不在に怒り狂いながら、皮つきのリンゴをむしゃむしゃ食べている。まぁ、これはこれでおいしいけれど、皮つきのままのリンゴを食べるのに、リンゴをよく洗わなければならず、朝の忙しい時間には結構面倒くさい作業ではある。

(ちなみに朝食前には、ダンベルを使ったエクササイズとヨガをやっているので、どんなに夜が遅くても朝は6時には起きてます。おかげで朝食がおいしいっすよ。)



庭の主の座を競う2匹

2008-09-20 16:01:13 | ノラネコ
↓ご存じ(?)ハナグロ。首筋を掻きながらも、声はしっかり「人間におすがりする」とき専用の大声モードになっており、目線も人間から離れない。

Hanaguro20080920

ハナグロはノラネコとはいえ、ご近所のあるお家で相当かわいがられていたそうで、先日、そのお家のおばあさんがハナグロに「はやく帰っておいで」と話しかけていたらしい。ハナグロ、たまには実家に帰ってあげなさい。




↓シロサバ(♀)。近所の駐車場がシマだったが、その駐車場がなくなったので、引っ越してきた。

Shirosaba20080920

ネコおじさんと母は「きれいなネコ」というが、そうかぁ???
確かに、ノラネコの中では毛の白い部分がトシの割にはあまり汚れていない。
たまにやってくるボスグロのイジメの対象になっているらしく、運悪く出くわすと追いかけまわされて逃げ回っている。
ハナグロと違い、あまり愛想の良いネコではないのだが、なにか思うところがあったらしく、今朝突然、母にまとわりついてきたということだ。




そのほか、キリリも、さらに老いが進みながらも依然として健在で、たまにやってくる。ネコおじさんが汚れて固まっていた部分の毛を切って、ブラシをかけてやったら、きれいな毛が多少はえてきたそうな。


会社の寿命:リーマンの破綻でついでに考える

2008-09-15 23:53:10 | ニュース
「会社の寿命30年説」というものがある。80年代に日経ビジネスが出した説だ。しかも最近では10年説もある。これがどの国の企業にもどの業界の企業にも等しく当てはまるかどうかはわからないが、ほとんどの会社の寿命は人間の平均寿命よりも短いだろうし、平均30年が本当だとすると、それより長く存在する企業がある一方、30年に満たずに消える会社も多いということだ。

それはつまり、従業員が終身雇用を望んでも、そして企業側にもその気があっても、その企業が定年まで存在するか分からず、つまり終身雇用は達成できない可能性が高いということだ。

さて、わたしは雇用均等法に当てはまらない時代に働き始めたこともあり、常に「女性社員の年齢制限」やら「期待される退職年齢」(例:クリスマスケーキ説)やら「女子社員の本分」やらとの戦いで、転職を繰り返さざるを得なかったのだけれど、そうやって正社員で働いていた会社もすでに3社が存在していない。

1990年代中ごろ、派遣社員の女性の事実上の年齢制限は、女子正社員のそれより多少緩かったので、30歳をいい加減に過ぎてしまったわたしは、当時は結構派遣で働いたものだ。が、当時派遣で働いた会社の中にもいまは存在してなかったり、あるいは日本から撤退したりした外資系企業がいくつもある。もちろん買収・合併した(された)会社も結構ある。

そのころ、派遣で1年ほど働いたリーマン・ブラザーズもそうした企業の1つになりそうである。いったん外資系金融に派遣されてそれなりの実績をあげると(というか「外資系金融の職場環境に対する耐性」を証明すると)その後、続々と外資系金融の仕事が来るもので、あの時期はメリルリンチを皮切りに、ソシエテジェネラル、JPモルガン等、次々に外資系金融に派遣された。今回やはり危ういといわれているメリルリンチは、バンカメに買収される運びとなりそうだ。少なくともバックオフィスは2つもいらないだろうから、買収後にはリストラがあるだろう。

ひとヘに風の前の塵に同じ。