巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

そこそこ平凡な名前であるということ

2004-06-14 22:52:13 | インターネット (CMC)
ふくしまゆみ

このなまえは、本名をひらがなに直したものだ。自分のサイトで本名を出す必要があったし、このブログでも自分が書いた本のことについて書いているので、漢字の本名も容易にわかる。「福島 由美」だ。わたしが何者かが容易につきとめられる以上、このブログでいい加減なことは書けない。

さて、Googleで自分の名前を、ひらがなで検索すると255件、漢字で検索すると278件の結果が出てくる。でも、この件数すべてがわたしではない。そこそこ平凡な名前だからだ。

「そこそこ」平凡というのは、たちが悪い。あまりにもありがちな名前なら、集団内における同姓同名の存在の可能性に留意してもらえるのだが、わたしの名前ぐらいの平凡さだと、その可能性はかなりありながら、その事実にあまり注意が払われないのだ。

かつて、某英会話学校へ通っていたときに、同じ名前の生徒がいた。当時、もうひとりの「ふくしまゆみ」は16歳、こちらは29歳だった。英会話学校のスタッフは、「若いふくしまゆみ」「おばさんのふくしまゆみ」と、わたしたちを区別していたらしい。ネイティブによる個人レッスンが主体の学校だったが、日本人スタッフが、ネイティブの講師にわたす生徒の個人ファイルを、取り違えてはトラブルになった。

ある日、何度目かのファイルの取り違えが起こったときに、パニックになった日本人スタッフの1人が、「またファイルを間違えてる!若いほうではなく、おばさんのほうふくしまゆみのだよ!」と、廊下で叫んでいる声が聞こえてきた。

実は、わたしは当時、その英会話学校に通いながら、大胆にも別の英会話学校に勤めていた。わたしの勤務先では、スタッフ同士の会話であっても、お客様である生徒を呼び捨てにしてはいけなかった。「おばさん」と「ふくしまゆみ(敬称なし)」に、わたしは切れた。スクールマネジャーに時間をとってもらい、丁重に解約の意思を告げたのだ。わたしは、そこそこ平凡な自分の名前を呪った。

それにしても、29歳で「おばさん」に激怒か… わーっはっはっはっ、あーっはっはっはっ…はっはっ…

(ヒステリックな高笑いのあとに、ちょっとした虚しさ)


環状八号線建設予定地

2004-06-14 21:20:52 | 日記・エッセイ・コラム
板橋区若木二丁目から北(板橋区相生町方面)をみたもの。一部にブルーシートがかかってる土がむき出しの斜面は、自然林だったところをすべて削り取ったもの。
kanpachi_1.jpg

kanpachi_3.jpg右の写真は、同じ地点(若木二丁目)から南(練馬区北町方面)をみたもの。こちらも自然林だったところを削った。

一番下の写真は、同じ自然林の一部で、公園の敷地であるために樹木が残っている部分を、別の場所から撮影したもの。(ただし公園になったときに樹を間引いたために、以前よりスカスカになっている。)

kanpachi_2.jpg

壊した自然林は7,000平方メートル。ちょっと削りすぎたね。