仲間内では「PCには強い」といわれているわたしだが、それは「シロウトさんにしては強い」の意味である。とんでもないところで、シロウトらしさを露呈するものである。
以下はDVカムコーダーで録画したものをビデオ編集ツールで編集しようとしたときの、後で考えれば笑える珠玉(?)のトラブル集である。
■ なぜ、ビデオがきれいにPC内に取り込めない?
Intel Pentium 4プロセッサ搭載のWindow機。OSはWindows XPである。ビデオ編集ソフトを使って、AVIファイルをPC内に取り込むと、きれいに取り込めていない。データが大幅に飛んでしまっている。
新しいCODECをインストールしたり、IEEE1394ケーブル(別名i.Linkケーブル)を買いかえたりしたけれどすべてダメ。「カムコーダーの初期不良か?」とカムコーダーにあらぬ疑いをかけたりしたあげく、ふとあることに気づき、PCのデバイスマネージャを開いてハードディスクを見ると、なんと
PIOモードじゃないか!
本来このモデルのハードディスクはUltra DMAモード5なのだから、蛇口を少しだけひねってショボショボと水が流れるような状態で、大きな浴槽を一気に満たそうとしていたようなものだ。PIOモードではビデオ編集ツールの要求には、応えられなかったのだろう。
転送レートについて不案内な向きには、@ITのIDE「ハードディスクの転送モードにかかわるトラブルを解決するには?(1)」をご一読いただくこととして、なぜわたしのPCが本来のモードではなく、PIOモードになったのかが問題だ。
そういえば、このPCは購入当初より使用中に、原因不明の「勝手に電源が落ちて再起動」という現象を起こすことが、1ヶ月に数回の割合であった。そしてかつてどこからか聞いた話の、「電源不良などでPCが数回落ちると、安全のためにWindowsのハードディスクの設定はPIOモードに変わる」という話を思い出したのだった。
「勝手に落ちて再起動」の理由は、実はPCの電源ユニットの不良だったことは、PCの保証期間が切れた後で気がついて修理に出したのだが、この「勝手に再起動」トラブルでWindowsの安全装置が働いて、いつのまにか転送レートがPIOモードになってしまったらしい。そして、ついに電源ユニットがうんともすんとも言わなくなってしまって修理したあと後も、一度働いた安全装置によりPIOのままであり続けたのだ。
PIOモードになっていたなんて、タルい速度でPCを使い続けていたら、いいかげんに気づきそうなものだが。早く気がつけよ、ふくしま!
というわけで、ハードディスクの転送レートをUltra DMAモード5に直して、無事にAVIファイルの取り込み完了。
■ 音声入力ができない…
ところが、取り込んだAVIファイルを編集して、音声コメントをつけようとしたところ、PC備え付けのMIC INでは、どのように調節しても消え入るほどにしか音声が入らない。そういえばPCのヘッドフォン端子からの音も異様に小さい…
これも解決に2日ぐらいかかり、その間に問題をPCやヘッドセットのせいにしかかったが、要するにPCにあらかじめついていたサウンドカード機能では、もともと貧弱だったことが原因だった。最終的にはサウンドカードを買いに走って解決。(こんなこと、はやく気づけよ! ふくしま!) PC本体を開けてサウンドカードつけるのが面倒くさいのでUSB接続のSound Blaster Digital Musicを購入して、無事に音声コメント入力を完了した。
■ 相性問題を忘れていたわたし
上に述べた2つのトラブルが去年の今頃の話だ。今回また同じ作業をしようと、Sound Blaster Digital Musicをひさびさに接続したところ、
音がヘッドセットから出ない!
メーカーのサイトからドライバをアップデートしても治らず、半日原因を考えたすえ、ヘッドセットかSound Blasterのハードのトラブルにしかかっていたところ、最後の最後にになってふっと頭の中に浮かんだのが、サウンドカードの相性問題。複数のサウンドカードと一緒に使うとどうなるか…
気になってメーカーのサイトのFAQを見ると
そういえば、昨年もビデオ編集中は、他のサウンドカードを使用不可にしていたんだっけ。
なんで、こんなこと一番最初に気がつかなかったんだよぉ! 人間だもの、バカなことはひんぱんにやるさ… でも、時間がないときにこんなバカをやると、
「泣けるぜ。」(←クリント・イーストウッド演じるダーティ・ハリーの声を吹き変えた山田康夫風に)
以下はDVカムコーダーで録画したものをビデオ編集ツールで編集しようとしたときの、後で考えれば笑える珠玉(?)のトラブル集である。
■ なぜ、ビデオがきれいにPC内に取り込めない?
Intel Pentium 4プロセッサ搭載のWindow機。OSはWindows XPである。ビデオ編集ソフトを使って、AVIファイルをPC内に取り込むと、きれいに取り込めていない。データが大幅に飛んでしまっている。
新しいCODECをインストールしたり、IEEE1394ケーブル(別名i.Linkケーブル)を買いかえたりしたけれどすべてダメ。「カムコーダーの初期不良か?」とカムコーダーにあらぬ疑いをかけたりしたあげく、ふとあることに気づき、PCのデバイスマネージャを開いてハードディスクを見ると、なんと
PIOモードじゃないか!
本来このモデルのハードディスクはUltra DMAモード5なのだから、蛇口を少しだけひねってショボショボと水が流れるような状態で、大きな浴槽を一気に満たそうとしていたようなものだ。PIOモードではビデオ編集ツールの要求には、応えられなかったのだろう。
転送レートについて不案内な向きには、@ITのIDE「ハードディスクの転送モードにかかわるトラブルを解決するには?(1)」をご一読いただくこととして、なぜわたしのPCが本来のモードではなく、PIOモードになったのかが問題だ。
そういえば、このPCは購入当初より使用中に、原因不明の「勝手に電源が落ちて再起動」という現象を起こすことが、1ヶ月に数回の割合であった。そしてかつてどこからか聞いた話の、「電源不良などでPCが数回落ちると、安全のためにWindowsのハードディスクの設定はPIOモードに変わる」という話を思い出したのだった。
「勝手に落ちて再起動」の理由は、実はPCの電源ユニットの不良だったことは、PCの保証期間が切れた後で気がついて修理に出したのだが、この「勝手に再起動」トラブルでWindowsの安全装置が働いて、いつのまにか転送レートがPIOモードになってしまったらしい。そして、ついに電源ユニットがうんともすんとも言わなくなってしまって修理したあと後も、一度働いた安全装置によりPIOのままであり続けたのだ。
PIOモードになっていたなんて、タルい速度でPCを使い続けていたら、いいかげんに気づきそうなものだが。早く気がつけよ、ふくしま!
というわけで、ハードディスクの転送レートをUltra DMAモード5に直して、無事にAVIファイルの取り込み完了。
■ 音声入力ができない…
ところが、取り込んだAVIファイルを編集して、音声コメントをつけようとしたところ、PC備え付けのMIC INでは、どのように調節しても消え入るほどにしか音声が入らない。そういえばPCのヘッドフォン端子からの音も異様に小さい…
これも解決に2日ぐらいかかり、その間に問題をPCやヘッドセットのせいにしかかったが、要するにPCにあらかじめついていたサウンドカード機能では、もともと貧弱だったことが原因だった。最終的にはサウンドカードを買いに走って解決。(こんなこと、はやく気づけよ! ふくしま!) PC本体を開けてサウンドカードつけるのが面倒くさいのでUSB接続のSound Blaster Digital Musicを購入して、無事に音声コメント入力を完了した。
■ 相性問題を忘れていたわたし
上に述べた2つのトラブルが去年の今頃の話だ。今回また同じ作業をしようと、Sound Blaster Digital Musicをひさびさに接続したところ、
音がヘッドセットから出ない!
メーカーのサイトからドライバをアップデートしても治らず、半日原因を考えたすえ、ヘッドセットかSound Blasterのハードのトラブルにしかかっていたところ、最後の最後にになってふっと頭の中に浮かんだのが、サウンドカードの相性問題。複数のサウンドカードと一緒に使うとどうなるか…
気になってメーカーのサイトのFAQを見ると
FAQ (よくあるお問合せ)
Q:他社製のサウンドカード、またはマザーボードのオンボードサウンド機能とSound Blaster Digital Musicを一緒に使うことはできますか?
A: 相性問題などを回避するため、Sound Blaster Digital Musicを取り付ける前にコンピューターから取り外すか、BIOS等で無効にするか、Windowsのデバイスマネージャで使用不可にすることをお勧めします。
http://jp.creative.com/support/faqs/jp/soundblaster/digitalmusic/general01.asp
そういえば、昨年もビデオ編集中は、他のサウンドカードを使用不可にしていたんだっけ。
なんで、こんなこと一番最初に気がつかなかったんだよぉ! 人間だもの、バカなことはひんぱんにやるさ… でも、時間がないときにこんなバカをやると、
「泣けるぜ。」(←クリント・イーストウッド演じるダーティ・ハリーの声を吹き変えた山田康夫風に)