巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

灯りの色

2008-02-25 22:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
蛍光灯の光色に悩みはじめてからというものの、どのような色の灯りがどのような状況で使われているのかを、注意して見るようにしている。

たとえば美容室は、すくなくともわたしの近所に限って言えば、昼白色と電球色をミックスして使用しているところが多い。

近所にある介護病棟中心の病院は電球色中心。この病院と道を挟んで向かい側にあるマンションの玄関灯と通路の電灯もすべて電球色。こうすることで、夜になると「温かみ」というか、「人のぬくもり」といったものを強く感じさせることができる。(ただし、真夏は暑苦しく感じるかも。)

さて、先だって記事に取り上げた児童養護施設の西台こども館。斜面を利用して作った3階建ての建物の入り口は3階にあり、3階はオフィス部分。2階と1階は居住部分になる。で、その灯りの色は写真の通りだ。

Lighting

オフィスにはやはり白色系の光が必要。でも生活空間まで白色系の蛍光灯では冷たさを感じさせてしまうので、2階と階は蛍光灯といえども電球色を使用。

これは「わたしだったら、こうするな」と考えていた通り。成人では電球色を「暗い」と感じる人もいるだろうが、子どもたちには多分大丈夫だろう。それよりこういう建物だからこそ居住空間の灯りには温かみが欲しい。

つまり結局、考えることはみんな同じってことか。

ところでわたしの部屋はあいかわらず電球色のまま。最近は暗くなっても外で仕事をする機会が多いんで…


ソフトサンティアを定期的にまとめ買い

2008-02-24 10:06:27 | 美容と健康
以前は入手に結構な困難をきたしていたソフトサンティアだが、最近は楽天で安く・大量に買うことができるため、かなり助かっている。

Soft_santear

ソフトサンティアは以前の10本1箱から、4本1箱になったのだが、わたしは、いつも10箱(40本)をまとめ買いする。そうすると送料をあわせても、1本辺り135円ぐらいになる。以前にソフトサンティアの記事を書いたあのときから比べると、なんという状況の変化だろう。1本300円超でぼろもうけしようとした業者(「ソフトサンティアの値段…」のコメント参照)は反省すべし。

個人的には、40本届いたときの気分がなんともいえず良い。「これでしばらく大丈夫だぞぉ~」って思えるから。つまり安心感が生じるわけ。

購入した40本で大体半年ぐらい持つ。乾燥した冬の季節にはもっと早くなくなり、雨の多い季節にはもう少し持つ。防腐剤が入っていないので「開栓後10日以内に使い切る」ことになっているが、10日間も持ったことはない。目の状態が悪いときは、2日弱で1本を使ってしまう。しかも、ロートドライエイドαと併用してこの状態だ。で、ソフトサンティアを25本消費した辺りでだんだん不安になってくる。これって、精神的依存症かも。

「ドライアイだけれど、ソフトサンティアは10日で使い切らなければならないから、無駄になってしまう」って人は、かなりの軽症だと思う。うらやましいよ。しくしく。


「イージス艦」と「目出し帽」

2008-02-23 19:24:20 | 英語
すぐにピンと来た人もいると思うけれど、この2つの一見まったくことなるものの共通項は

「デストロイヤー("destroyer")」

である。

「目出し帽」は、昔は「デストロイヤー・マスク」といわれていた。その昔、目出し帽をかぶって「ザ・デストロイヤー」のリングネームで活躍した、米国人のプロレスラーがいたからだ。

「目出し帽」がデストロイヤー・マスクと呼ばれなくなった理由は、「ある特定の人間の名をそのまま使って、ものの名前を一般化することはまずいんじゃ…」ってことを、マスコミあたりが考えたからだという話を聞いたことがあるが、真実は知らない。

さて、イージス艦は「駆逐艦 (destroyer)」の一種なので、英語では "Aegis destroyer" と呼ばれる。日本は建前では軍隊を持っていないことになっており、そこで「駆逐艦」じゃまずいと思って、わざわざ「イージス『護衛艦』」と呼ぼういうことになったのだろうかと勘ぐってしまう。

ただし、英語ではあくまでもイージス艦は "destroyer"、つまり「破壊者(物)」だ。というわけで、デイリー読売のような日本の新聞でさえ、英字新聞になると自衛隊のイージス艦を "destroyer" と記述せざるを得ない。

ときに、政府による日本語訳を使った物事のすり替えセンスは抜群だ。たとえば、"deregulation" とは本来は「規制を取り除くこと」だ。それを「規制緩和」、つまり「規制を緩めること」とした。「規制緩和」は一昔前の日米貿易摩擦でよく取り上げられた話題だが、政府間交渉で "deregulation" を論じるとき、米国側は「撤廃すること」を、日本側は「緩和すること」を念頭に話していたのだろうな。

ところでかつて、「陸上自衛隊」「海上自衛隊」「航空自衛隊」をとっさに、"Army" "Navy" "Air Force" と訳してわたしをぎょっとさせた友人がいたが、いくら一般人相手のボランティア通訳でも、これはまずかった。日本には軍隊は存在しないことに、表向きはなっているからだ。せっかく日本語の名称のつけ方(と、その英訳名称)でコトをぼかそうとしていたのに、わざわざ本質をついてしまうとは。

一応 "Self-Defense Force" にして、頭にそれぞれ"Ground" "Maritime" "Air" をつけないと(さらに正式にはその前に "Japan" をつけないと)、へんなところで使った場合には、下手をすると国際問題になりますわ。たとえデストロイヤーを持っていたとしてもね。


梅の跡

2008-02-04 18:16:03 | ノラネコ
おお、雪が降った翌朝の庭の梅の跡よ。

この辺りに住み着くタヌキの足跡ならうれしいのだが、やはりノラネコのそれであろう。

Ume_no_ato

アップ画像も、ほれ。↓

Ume_no_ato_2

肉球が冷たかったろうに。しもやけ注意、な。