巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

餃子を煮る~下?子

2007-08-26 23:05:25 | 
久しぶりに餃子を作った。本当は皮から作りたかったところ、時間がないため市販の皮で我慢することに。でも、皮も自分で作ったほうがおいしんだよ。

餃子を作るときは、ご飯は炊かない。というのは、餃子の皮で穀類を食べると考えているから。そして、餃子は焼くのではなくゆでる。焼いた餃子はそれほど多くは食べられないが、ゆでた餃子は大量に胃の中に入る。

Jiaozi

中国では餃子はゆでる(煮る)のが基本らしい。中国語で「下?子(餃子を煮る)」といえば、日本語の「芋を洗う」(=多人数の雑踏するさま)に相当する表現だと、20年ぐらい前にラジオの中国語講座入門編で習ったっけ。

ではなぜ日本では焼き餃子が中心なのか。かつて中国において、大きな家で茹でた餃子のあまりをもらったその家の使用人が、それを翌朝道端で焼いて売っていたらしい。それを日本人が見て、「ほぉ、餃子って焼いて食べるものなんだ」と思い込んだらしい…という説を、やはり20年ぐらい前に、当時の点心の作り方の本で読んだことがある。しかも、焼き餃子は白いご飯に合うため、餃子といっしょにご飯も食べる日本では、焼き餃子がたちまちのうちに広がったのだとか。

2人前で48個つくったが、夏場で食欲がなくさすがに完食はできなかった。残りは翌日焼いて食べることにした。



「ネコ」ポリス その81

2007-08-25 18:35:07 | ノラネコ
まずは、子ネコでございます。警戒心が強くまったく近づけないため、荒い画像ですんません。

Cats_81_a

3日前に公園デビュー。ふくしま家の庭にはおとといデビューしました。わたしはネコの年齢がいまいちよくわからないのですが、耳の大きさから察するに、8週か9週というところでしょうか。いつも単独で行動しており、親御さんがどなたであるかは不明です。この夏の酷暑のなかでよくぞ育ちました。




おなじみゴキリョウおばさまでございます。あいかわらずコワい表情でございますが、愛嬌を振りまいている最中でございます。それにこれでも、子ネコのころはそれなりにかわいかったのです。(ゴキリョウおばさまの画像は、クリックしていただければもう少し大き目の画像で堪能できるかとぞんじます。)

Cats_81_b




なお、1枚目の画像の子ネコとゴキリョウおばさまは、昨日初対面を果たしました。かなり長く見合っておりましたが、最後は子ネコが逃げていきました。








首のスキンケアは大切だ

2007-08-24 00:36:51 | 美容と健康
「いつもお手入れしている顔の肌と、普段お手入れをしていない首のどちらがきれいか」

これは「化粧品など必要がない」「あなたの化粧品の使い方は間違っている」「あなたが使ってきた化粧品はよくない」との結論を導き出すために使われる質問のひとつだ。多くの人は首のスキンケアには顔のスキンケアほど熱心ではない。そして首の肌の方が、トラブルが少ない。

だが実はこの質問は意味がない。顔と首では筋肉のつき方や、皮膚の薄さ、出る皮脂の量等が異なる。紫外線や外気にさらされる量も違う。つまり単純に比べることなどできないのだ。

ところで、最近テレビに防衛相の顔が映るたびに、首のスキンケアの必要性をつくづくと感じる今日この頃である。

このおしゃれな大臣は、いつもきれいに化粧をしている。土台(=顔の造作)がもとからよいのだろうが、普段かなり入念なお手入れもしている模様だ。(左官業のほかに土建業お世話になっているかどうかまでは定かではないが、それはここでは問題ではない。)

ところが、悲しいかな、首まわりが年齢を物語っている。そしてまずいことに彼女の顔と首とのギャップが、余計な事を連想させてしまう。「化けてます」という雰囲気が漂ってきてしまい、彼女を批判する人たちにとっては、この防衛相の「化けの皮」の存在を証明する証拠のひとつにもなり得てしまうのである。

まぁ、他人のことなどどうでもよい。とまれわたしは、明日から首のお手入れだ。

(ちなみに文中の「左官業」とは「化粧」を、「土建業」とは「美容整形」を意味する。)


「28℃」 (資生堂の夏用メイクアップ化粧品のブランド名)

2007-08-15 19:50:16 | 日記・エッセイ・コラム
資生堂が「28℃」というメイクアップブランドを発表したのは、ほぼ20年前の1988年のことだった。いまはわずかにアイライナーが生き残っているこのブランドは、確か耐水性・耐汗性・耐皮脂の落ちにくさを売りにしていた。そう、これは夏向けのメイクアップブランドで、「28℃」とはずばり「夏の暑さ」をイメージしていた。

いまや、28℃といえば、(実際はもう少し低めに設定しているところは多いとは思うが、)夏のオフィスの空調の目標温度だ。現在ではこの温度で夏の暑さはイメージできまい。いま気温を夏用化粧品のブランド名にするとすれば、もはや30℃ぐらいではびくともしないから、4~5℃ぐらい上げたほうがリアリティがあるだろう。では「33℃」あたりでどうだ。いや、「35℃」ぐらいなら、「なにがあっても落ちない」イメージにより近くなるだろう。

ああ、でも今日は

群馬・館林で40・2度 43地点で観測史上最高、週末は一休みか
2007.08.15 [共同通信]


炎天下でも崩れないイメージのブランド名なら、一気に10℃上げて「38℃」がよさそうだ。

ところで、本日出かけた先の空調の設定温度は20℃。さすがに目がテンになった。外気温があまりにも暑いので、室温は実際には23℃ぐらいにしかなっていなかったようだが。