年末というものは、なにかと締め切りに追われるものだ。というわけで、約1週間自分のブログにアクセスすらしていなかったら、ある日「あなたのブログにアクセスできないが、ブログをやめたのか?」とのメールをもらった。ブログ人が
大規模なメンテナンスを時間延長で行っていたことを、そこで初めて知った。スミマセン…
当初予定されていた時間を大幅に延長してメンテナンスを終えた結果、またもやブログ人は結構なクレームをうけたまわっているようだ。
「またもや」と書いたのは、ブログ人は、バージョンアップのためのメンテナンスのたびに、何らかのトラブルを起こしているような印象があるからだ。「印象があるからだ」としたのは、実はそれが100%事実かどうか、わからないから。「トラブルでエラい目にあった」という負の記憶は、「メンテナンス後なかなか順調」や「すばらしい機能を追加してくれてありがとう」という正の記憶より、強烈に脳内に残りやすいものだ。
さて、kwmrさんのブログ
「いい感じ」の記事
「ISPとしてのブログサービス」にも書かれているように、同じTypePad系サービスでもでもOCNのブログ人とニフティのココログは違う路線を行くようである。これは興味深いことだ。というのは、個々のブログの利用者が心の中で漠然と考える「ブログとはなにか?」の認識は、その人間が使うブログの機能に大きく影響されるような気がするからだ。
以前、ある特定のブログサービスの利用者を対象にブログ研究をしている方の認識が、「ブログ≒ウェブ日記」だったのでびっくりしたことがある。この研究者からは「ブログのトラックバックには何のメリットがない」という意見も聞いた。
わたしのブログに対する考え方とあまりにも違うためにびっくりして、その研究者が調べているブログサービスに加入してみた。やはりというか、このサービスの使用方法の解説には確かにブログを日記としてとらえるような記述が多かった。しかもこのブログサービス内でコミュニティを形成しやすい仕組みになっていて、サービス全体がある意味「閉じている」印象があった。
この研究者とわたしのどちらかが間違っているわけでもなく、こういう認識と(いうか「主観」)の違いは、使っているブログやブログサービスのプロバイダの性質(あるいは「戦略」かな?)に左右される部分が結構あるのだろう。この意味で、ブログ人が大容量コンテンツ配信としてのブログの利用を考慮したディスク容量の大幅アップが、将来のブログ人ユーザーのブログ観にどのような影響を与えるのか、興味深い。
わたしと一緒にブログの研究をしている
joshさんはココログ・ユーザーだ。同じTypePad系ということもあって、両者の間に今までブログに対する認識に対する目立った違いはなかったようだが、ブログに対する見解の違いは徐々に大きくなっていくかもしれない。
ところで、昨日わたしはこのブログのテンプレートを変えた。なぜか?
お察しの通り、ブログ人のメンテナンス修了後に、表示の不具合がこのブログにも現れたからだ。IEでこのブログを表示すると、タイトル「巣窟日誌」の表示が乱れるようになってしまった。またプロフィール画面は、文字部分がまったく表示されなくなってしまった。というわけで、急きょテンプレート変更。あまり気に入ってはいないテンプレートだが、以前に記事に貼り付けた写真が上手くおさまるものを、とりあえず選択しておいた。まぁ、きちんとしたデザイン変更はそのうちに…
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「ISPとしてのブログサービス」 (
いい感じ)
「(メンテナンス工事終了)機能拡張と容量追加を実現しました」 (ブログ人
メンテナンス情報)