銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

『いやあ、びっくり、鎌倉の新市長は、松尾さんでした』

2009-10-30 11:31:12 | Weblog
 昨日の深夜、匠(たくみ)展の情報を上げました。
それは、たった、八時間だけ上げて更新してしまっていますので、北鎌倉の秋の散策にご興味のあるかたは、どうか、そちらもごらんをいただきたく・・・・・・

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 また、この文章自体も、2時間で、補遺を最終段階で加えております。

 その中で、鎌倉の新市長は、「渡辺光子さんです」と書いてしまったのですが、今朝、ある筋から偶然にも、新・市長は、松尾たかしさんだと、聞きました。

 一報前では、間違えましたね。だけど、渡辺光子さんのためには、これで、よかったと感じます。
 ご家族ともども、・・・・・・
・・・・・・久しぶりに、静かな日々が訪れて、ご家族の方はひたすら、ほっとなさっておられるところでしょう。

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  私がこの件を一切書かなかったのは、裏にいらっしゃる家族がお気の毒でね。それがわかるから、何も書きませんでした。

  お母さんを、政治に盗られちゃって、家族は大丈夫かしら?と、それを、心配して、一切について触れなかったのです。

  
  彼女自身は結婚後も大学院へ行ったり、仙台(子供のころを過ごした)で、役所の課長さんとかをなさっておられ、最近では神奈川県議会・議員だったのです。

  だから、ご本人はタフだと思う。

  そして、モダンで知的な美人です。

  だけど、普通の奥様という雰囲気も表に出される方ですから、その後ろに健全で、人のよいご家族が控えて支えておられることが、推察をされ、それゆえに、選挙という戦争のさなかでは、ご家族は、ひたすら大変だろうなあと、いたわしく思っていたのです。

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  私なんか、あまり、他人とかかわりの無い、創作の仕事だけですが、20年から10年ぐらい前までは、大変でした。葛藤があって、・・・・・だけど、今は私があきらめて丸くなっていますし、子供も家にいないし・・・・・で、バランスが取れているのですが、

  私の本を読んだ方が、必ずおっしゃる言葉として、『ご主人様がおえらいですね。お宅では』というのがあって、現代日本で、女性が健全な形で働こうとしたら、家族との、融和・協調は欠かせないものなのです。

  『いや、私は天才だから、若死にしていいんだ』と思う人もあろうし、そのくらいでないと、美術史に残るような作品はできません。だから、それはそれでいいんですが、

  政治家になるとしたら、常識ある円満せいが必要でもあり、それは、ご家族との融和・協調の上で、できることだから、この落選は・・・・・・あながち不幸ばかりではなくて、

・・・・・ご家族のためには、よかったと感じます。

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 でも、彼女の最もよいところは、他人に対して礼儀正しく、かつ、公平なところです。そして、よくやるサークル後のお茶のみ(この会は男性も入っているから、軽くビールを飲む人もいるが)を、やらないで帰る・・・・・そこも後で、(将来は、鎌倉市長になるという)大望があったのだとわかってみれば、賢いことでした。

  だけど、不思議な落選でした。これは、途中で民主党が乗っかってきたからだと、私は、推察します。彼女はまったくの無所属で『市民の何とか』という手弁当の主婦たちに、担ぎ上げられたおみこしに乗っていたのに、途中から街宣車が「民主党、民主党の、何の何がしが応援に来て・・・・・』というようなことをがなりたて始めたので、

  あれが、意外にマイナスになったのではないかと感じます。『あれ、主旨が変わってきたぞ』と感じた人は多いのではないかなあ? 彼女の特徴は無所属。で、無色なのが、一番よい点だったのです・・・・・本当に普通の主婦、でも、知的でモダンで、公平(無私?の方は現場を見たことがないが、公平の方は確か)で、いつも穏やかで明朗な人であると、みんなに信頼されていたのです。

  その特徴は、現在の既成政党には無いものです。そこがよかったのに、それが、失われたことが大きいのでしょう。 でも、彼女には汚いことは似合わないので、これが、彼女人生の総体にとっては幸せなことだったかもしれません。政治は、どうしても、汚いところがあると思います。


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 二時間後に加えた補遺

そうなんです。私が渡辺光子さんという賢くて健全な女性について、選挙期間中に一切触れなかったのは、その戦略の変貌についていけなかったことが大きいのです。

最初は、彼女らしい、支援者に囲まれた手作りのささやかなもので、それは、感じのよいものでした。

ところが、。・・・・・・週刊朝日などで、小沢民主党・幹事長が、じゅうたん爆撃的に、官僚社会はぶっ壊すし、あれもぶっ壊す、これも、ぶっ壊すといい始めたら、非常にいやな感じがしました・・・・・・

が、渡辺光子さんへの急に決まった支援も、その一環であるように受け取られてしまうのです。しかも選挙カーが大音量で、毎日回る・・・・・こういうのを鎌倉市民は好みません。鎌倉市民は、100分の一ぐらいの露出度であった松尾さんを選んだわけでした。

成熟しているわけです。大新聞や、マスメディアには踊らされないし、ましてや音の大攻撃などで、左右をされません。

常識をわきまえていて、・・・・・・そのじゅうたん爆撃的、民主党、勝利というのや、それがもたらす未来(一党独裁につながるかもしれない)・・・・・・というのを好んでいないような気がします。

だから、圧倒的に有利だとみなされていた、渡辺光子さんの落選が起きた。と、そのように感じます。でも、渡辺光子、さん、個人にとっては意外と、こちらのほうが、人生上の、上策だったのかもしれないのです。

人生というのは、棺のふたを覆うまで、何が、一番よい選択だったのかは、神のみぞ知ることなのですから・・・・・若い彼女にとって、今は、何も確定できない段階です。

        2009年10月30日             雨宮舜(川崎 千恵子)




                   2099年10月30日  雨宮 舜(川崎 千恵子)
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