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銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

ゴッホは、一月、15万円で暮らしていた?

2009-10-31 00:41:03 | Weblog
 匠展という北鎌倉の文化祭の催しは、公民館の名前だけが間違っていました。場所は同じですが、山之内公会堂というのが正しい名前の模様です。

 『そこへ参加をなさった後で、1日と2日の両日、我が家へもお寄りいただきたい』と二日前に、申し上げましたが、よく考えると作品を取りに行くために、2日は、午後二時に家を出ますので、同日はほとんど、お招きが無理かと思います。あしからずご了承をいただきたく。・・・・・・

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 さて、BSジャパンの驚くべき再現番組、ゴッホの暗殺説ですが、これは、小林利延という方の、著書に基づいた、説らしいのですが、

 私はこの新説にも、70%のレベルで賛成をいたします。

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 ここで、新説による、他殺者の名前を書いてしまうと、ネタばれになるので、番組の構成をみならって、一応、犯人と称される名前をかたらず、ゴッホの当時の生活費について述べさせてくださいませ。

 それほど、裏事情が丁寧に、説明をされており、それが納得ができるものでした。 

 ともかく、創作者、もしくは芸術家というのは、身内にとっては、厄介な存在です。とても重荷になります。演奏家というのは、比較的やわらかい種族で、ヴァイオリニストや、ピアニストが身内にいることを誇る人は多いのですが、

 現代アートや、詩、や、評論関係の文章系創作者、が、身内にいると、それ以外の、普通の精神やら神経を持っていて、ビジネスマンとして生きている、親族は負担を感じるものなのです。

 というのも、普通の仕事をして、お金を稼ぐということは、イコール、記帳をしたり、パソコンをいじったり、会議をしたりプレゼンをしたりして、人と会うとか、人と交流することで、成り立っています。そういう、こまごまとした時間の積み重ねによって、お金が稼げるものなのです。そういう人から見ると、芸術家というのはある一点に、行動を集中しているので、不器用でもあり、わがままにも見えます。

 その結果、天才的であると後世に称される人ほど、生きている間は、お金はほとんど稼げません。日本では石川啄木、宮沢賢治、田中一村、など、清貧のうちに、なくなっていますし、外国でもモーツァルトや、シューベルトがお金持ちであったとは聞いたことがありません。

 特に天才的な絵描きはそうです。その裏側が真にどうなっているかはほとんど、公開されていませんが、ゴッホの場合は膨大な手紙類が残されていて、後世の学者の研究意欲をそそるのか、たくさんの分析が重ねられています。

 で、今回の番組で、特に説得力が高かったのは、金銭的な側面の研究でした。オーヴェールで、ゴッホは屋根裏部屋を借り、食事は、一種の下宿として、一階のレストラン(または、カフェ)で提供をされるものを食べていた模様です。

 これから先は、番組が触れなかった下世話な部分であり、そこから離れて、私独自の計算ですが・・・・・

 主婦として、その70日間を考えると、その下宿代が、今の日本円で、一月に、7万円から9万円だと考えられます。

 画家として、絵の制作代を考えて見ましょう。70日間に70枚の絵を描いたそうですが、突然の死ですから、未使用のキャンバスが余っていたとして、一枚1200円程度で計算しても、12万円、一か月にして、5~6万円です。

 ゴッホは、油絵の具をたくさん使う類の絵を描いています。だから、油絵の具のチューブを買うお金も必要です。それが、総計で、4~5万円として、一か月当たり、2~3万円です。時々はパリに出かけているし、手紙もたくさん書いているので、通信・交通費として、つきに一万円は見ておきましょう。

 洋服代や、靴代は含んでいません。

 以上を総計として計算すると、どうしても、月に15~19万円かかります。
 これから先、もう一回番組で紹介した情報に戻ると、ゴッホは弟のテオから毎月、当時のお金で500フラン、現在の日本円で、15万円の仕送りを受けていたそうです。そこで、ぴったりと計算が合います。

 ところが、パリにいるテオは、サラリーマンでした。画廊を経営しているわけではなくて、画廊の勤め人だったのです。

 ということは商売上手で売上金の何十パーセントかが、自分の懐に入ったとしても、総計、30万円~50万円以内の収入だったと考えられます。
 30万円だったら、50%を兄に上げることと成り、60万円だったら、15%を兄に与えることと成ります。

 間をとって、40万円だったと仮定をして見ましょう。これは、私独自の説ですが、ありえます。そうなると、兄のヴィンセントに渡すお金は、月収の40%になります。将来兄の絵が、高額で売れると信じれば、現在の40%の資本投下は冷静な計算でも可能かもしれません。

 ただ、それでも、自分の収入の40%を兄に渡すというのは、テオが非常に優しい性格だったことを示しています。しかし、優しい人には問題がおきやすいのです。私は、56歳まで優しいの一辺倒で、人になめられたり馬鹿にされてきたから、そこがよくわかるのですが、

 優しい人は我慢に我慢を重ねます。そういう意味では強いのです。そして、ある日耐えられなくなって爆発します。優しくない人は怒り(とか、マイナスの感情)を小出しにしますので、爆発をしませんが、やさしい人は爆発をします。

 これが、その新説の心理的な側面の骨子だと、私は思うのです。でも、これから先は長くなりすぎますので、後日の続編とさせてくださいませ。

 ともかく、活発に、創作活動をしようとすると大変にお金がかかるのが美術の世界です。ゴッホの月に、15万円の生活費というのは、ゴッホにとっては贅沢をしているという意識は無かったでしょう。清貧のきわみの生活です。そこも大きなポイントとなります。では、2009年11月1日雨宮 舜(川崎千恵子)
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