これは、原発論議の#47です。本日は、アップ日時は、8日になっていますが、実際には、10日に書きます。それは、左のカレンダーで、一日につき、一本だけエッセイがたまっている形にしたいからです。
ところで、最初にさらし始めてから、今は12時間いじょうすぎた、水曜日の朝6時ですが、やっと完成しました。どうかよろしく。
ここでは、2011年5月8日から10日に掛けての、私が問題だと感じる点をいろいろ書いていきましょう。最初には、割と分かりやすいニュースから、
副題1、『疲労困憊な自衛隊と、警察庁、』
副題2、『大阪・あいりん地区〔=釜が崎)で、嘘を言って、福島の作業員・募集』
副題3、『渋谷ギャルは、どう変わったか?〔フジテレビ、安藤優子、9日)』
副題4、『原発地元民を利用しぬく、悪人たち。
それは、エージェント(核燃料を売りつける側の日本人側代表)たちです』
副題5、『おばさんが、抗議する先は、加納時雄氏邸でしょう?』
副題6、『米倉・経団連会長は、なぜ、今、民主党政権に抗議をするのだ?』
副題7、『細野豪志氏と、もぐらたたきゲーム』
副題8、『自民党は、古賀氏を、引退させなさい。』
副題9、『浜岡はこれからが、大変です』
~~~~~~~~~~~~~~
副題1、『疲労困憊な、自衛隊と、警察庁、』
グーニュース(OCN)で、配信された元だね、産経新聞の記事によると、警察官と、自衛隊員が疲労困憊だそうです。これは、震災後連続して、勤務を続けて言え、しかも遺体の創作ほかですから、疲労困憊しているとの事です。そろそろ、休憩をあげないとだめだそうです。一時帰宅の映像では、信じがたいほど丁寧な扱いを受けている原発地元民が居る一方で、ニュース的に派手ではないととみなされて、冷遇をされる人たちが、居るわけで、それには小さな正義感から抗議をしておきたいと思います。
国会議事堂でも、自衛隊の包み紙で、包んだお饅頭がよく売れているそうです。「ご苦労様ありがとうございます」といいます。が、この項目についてはここで、論議すべき問題は、ほとんどといっていいほど、ありません。
~~~~~~~~~~~~~
副題2、『大阪・あいりん地区〔釜が崎)で、嘘を言って、福島の作業員・募集』
こちらの記事は、朝日新聞9日夕刊11面に載っていたものです。『そうだったのか?』と思い当たるというか、納得するところがあります。原発作業員へなぜ、取材をしないのだろうと不思議でした。
こちらの件は、だまされたと、知った本人が、財団法人『西成労働福祉センター』に電話を掛けて、委細を打ち明け、そこから、求人をした会社〔いわゆる下請け企業〕にその法人が電話をしたところ、嘘をついてたことを認めたそうです。
だまされた人が語ったところによると、『汚染水を運んだのだけれど、何も安全教育はなく、最初は、線量計さえ、持たされていなかった』との事。また、『宮城県女川町で、トラック運転手をする』ということで募集をされたが、実際には福島原発の作業だったとの事。
アメリカのコロラド州デンバー近郊の『核兵器工場、の閉鎖』を取材したNHK特番が、この2011年1月25日に放映をされました。たいへんいい番組でしたが、その中で繰り返されたことは、「『口外しないこと』という約束を国と交わしたから、被害が出ても、どこにも訴えられなかった」という被害者たちの言葉です。
核燃料と、核被害に関しては、すさまじいまでの隠蔽体質があり、今、ニュースが少なくなった結果、漁業関係者と、国民が、『ああ、安全になったのかなあ?』と安心している裏で、かくのごとき、人権蹂躙が行われているのです。
上に上げた人たちは、たまたま、臨時雇いでしたから、このような発言をする自由があった。が、下請企業の正社員となっている人たちは、完全に沈黙をしていると思います。
ドイツのメルケル首相が、「原発をこれからは、停止します」と言わざるを得なかったのは、選挙で惨敗をしたからですね。だけど、『最底辺』という書物が出て、原発現場で働く人々の、安全性の保護のなさなどを、著者が社会に明らかにしたので、国民の間で、知識が浸透しているからだと感じています。だから、メルケル首相もあそこまで言い得たともいえます。
ところで、昨日の深夜チェルノブイリに関する放映がNHKでありましたが、幸いにして日本人というのは、非常に基礎教育が高いのです。ですから、上のようなニュースが出てきます。別にチェルノブイリの人が、教育が低いというわけではないですよ。だけど、相当の長い期間、それに関する秘密がそちらでは保たれてきているのですが、日本では、すべての被害は、近々表に出てくるでしょうね。相当なレベルで出てくるでしょう。
みんな最終的に、苦しみに出会えば、訴えると思う。こういう臨時雇いの人たちは、今、一時帰宅へむけて、防御福を用意してもらい、保証金も出るという、地元民とは、まるで異なった状況に居る可能性もあるから、無視されがちですが、どういう風に将来なるのかな。自治体というくくりでも保護されないだろうし。
~~~~~~~~~~~~~
副題3、『渋谷ギャルは、どう変わったか?〔フジテレビ、安藤優子、9日)』
上のニュースを高く評価するのは、朝日新聞にしては珍しく、ちゃんとしたニュースだと感じるからです。分かりやすいし。
それ以前の社会面にはうんざりしていました。取材側の薄っぺらい脚色に基づいた、予定調和の記事の、オンパレードでしたから。それは、避難所で、取材した個人たちの『どうあっても、がんばります』という主張の連続。つまらないです。読む気もしない。
NHKも同じです。事前に、「今日はこういう予定があります」と、東電側から発表されたものか、自治体や、県から、発表をされ記者クラブに届いたたものかは分かりませんが、予定された出来事を、それこそ、予定調和の脚色の中で取材しています。
うんざりしていました。『白々しい。本音は、皆さん違いますよ。あなた方へ、お金を実際に払う側は、怒り心頭ですよ。その傲慢な勘違い振りに』と思っていて、飯舘村の村民を叱りつけてきましたが、テレビ局〔=NHK〕側も悪いのです。ああいう場面を取材しなければ、別に福島県民が嫌われないのですが、実際には、相当に嫌われ始めているのでした。もっと先に行ってから反応が現れると思っていましたが、そうではなくて庶民の間では、すでに、それが顕著なのです。
そのことが分かったのは、まったくの偶然でした。フジテレビの夕方のニュースを見ること自体が珍しい上に、フジテレビの取材も、本当は、別方向を狙っていたのに、ひょんなことから、『ひょうたんから駒が出た』のです。
~~~~~~~~~~~~~
フジテレビの最初の取材は、『渋谷の若者、特にギャルたちは、どう変わったか』を、調べることが目的でした。渋谷ギャルは確実に変わったそうです。命とか、そのほか、根源的なことを考えるようになり、家族を評価し、自宅へは、早く帰るようになったそうです。よかったですね。それは、よい方向への変化です。今まではひどかったのです。経済的に豊かであったからこその、高校生〔女子)のサラリーマン相手の、援助交際〔実際は洋服やアクセサリーを買うための売春)なども、あったでしょう。渋谷は、その舞台だったと思います。
だけど、サラリーマン側も、企業がどうなるかが心配で、のんたらのんたらと遊んでいる場合でもないでしょうし、女子高生側も、『生きているだけで、うれしい』という根源的なところに目覚めたなら、それでいいのです。
~~~~~~~~~~~
ところで、フジテレビは、その取材の仮定で、ある一人の少女注目をします。ちょっとダサい感じ。それがどうしてそうなるかというと、福島から上京してたった一ヶ月目で、しかも福島県人であると言うことだけで、差別をされていて、心が傷ついているのです。だから、暗い感じです。
そこで、記者魂が炸裂したのでしょうね。この子を、福島県に帰らせて、地元民から慰めを与えて、生き返らせようと。で、取材クルーが車でも用意して、そこに彼女を乗せて、田舎へ帰ったのです。
そこから、上に挙げた、福島県民が、地元でも近隣県の人たちから差別を受けている真実が仄見えてきたのですが、
~~~~~~~~~~~~~
ここで、ちょっとわき道に入ります。その映像を見ていて、「あ、この子はお母さんと、うまくいっていないね」と主人がいったのですが、渋谷ギャル風のお化粧が濃くて、まじめそうなお母さんと、まるで合わないのです。で、その主人の推測は、番組内でも、あたっていることが、後で、明瞭化されますが、
私が注目をしたのは、別のこと、お母さんの年齢です。お母さんが43歳なのです。それで、もう18歳のお嬢さんがいて、下には中学生が二人も居る。これには驚きました。都会ではね。今女性が働いていて、高齢出産が多いのです。それと、この不況下で、二人目を生むかどうかさえも、迷っています。
このお嬢さんの実家は、棚倉町にあり、いのっち司会のNHK『朝いち』のなかで、「子宝天国だ」と、いばった例の飯舘村ではありませんが、福島県全体として、どれほど、豊かであったかを、推察させる映像です。もちろんのこと、それは、福島県に原発を理由に交付金〔それは、税金です。都会で汗水働いている、若い人が払ったお金です〕が、大量にばら撒かれて来た結果でしょう。
そういうことが、こんなちょっとしたところにも現れてきています。
~~~~~~~~~~~~~
で、フジテレビ側は取材費を掛けているから、当然のごとく、少女の周辺が、予定調和どおりに動いてもらいたいわけです。
が、思いがけない方向へ流れます。でも、それを、きちんとそのまま、素直に伝えてくれたから、大変ありがたかったのですが、福島県地元民が、すでに、近隣県から、差別を経験しているわけでした。で、少女は自分が甘え過ぎていたことを悟ります。渋谷で差別を受けている自分だけが不幸せだと思っていたけれど、不幸せな人はほかにも一杯居るのでした。そして、みんな我慢をしています。
「自分だけが苦労をしているわけではないと気づいた少女は、立ち直って渋谷へ戻ります」と言う結末へ入りました。
が、ここで、私が主張をしたいのは、『棚倉町ほかの福島県民が苦労するのは、ひとえに、飯舘村の人々のおっちょこちょいゆえです』ということです。
昨日深夜のチェルノブイリを、あなた方は、ご覧になりましたか?
それは、ずいぶんとエンタメ化して作ってありました。で、6カ国のテレビ局の、共同制作ですし、『こりゃあ、あれですね。国際的軍産共同体の、お墨付きのすでに許可を得ている番組ですね』と思いました。
が、それでも、今までとは違った意味で、分かってくることが多いはずです。その当時の、火事の映像もすべて、ゲーム化してありましたし、癌の病巣や、奇形児の映像などは、まったく出ませんでしたが、それでも、基本は抑えてありました。
チェルノブイリのことは、また、別の章で詳述したいと感じていますので、ここでは、これで抑えます。
ところで、イラクでは劣化ウラン弾が大量に使われた結果、生まれた数多い奇形児が、チェルノブイリでは報告をされていません。これは、出産と同時に親の了解の下に、安楽死をさせられているのではないかと感じています。
両親だって、生活が基本的に大変ですから、奇形児を養育していく余裕がないし、国際的軍産共同体も、それが、世に出てしまうと、一気に核燃料の大反対運動がおきるから、伏せるように、図っていると思います。
イラクの方は、一種の戦時下が連続していますね。だから、女性を保護することも、管理もできないので、大量に奇形児が生まれました。ところで、この劣化ウラン弾というのも、また、言い換えの典型で、害毒が少ないわけではないのですよ。それは、プルサーマルという言葉を取り上げるときに、もう一度、詳しく言います。
そして核燃料の毒をあらわすものとしては、原発も劣化ウラン弾も同じ結果が出るものです。
カンボジアでは、地雷を、撤去していますが、イラクでは、この劣化ウラン弾を、撤去する動きなど、まったくない模様です。だから、永遠にそれが続くでしょう。気の毒なことです。
~~~~~~~~~~~~
副題4、『原発地元民を利用しぬく、悪人たち、
それは、エージェント(核燃料を売りつける側の日本人側代表)たちです』
ところで、この、福島県民がいじめられ始めている件ですが、一義的には、飯舘村の傲慢な映像が世に出たことが大きいと思われますが、根本原因は、もちろん、核燃料を売りつける側にあるわけです。そして、彼らの意を体して、この日本を引っ掻き回すエージェントたちにあるわけです。
神奈川県に住んでいる私には、主に茨城県のニュースが入るわけですが、茨城県民は、内心では怒り心頭でしょう。こっちは事故前には、いい思い(下付金のこと)は何もしていないのに、被害ばかり受けているのだ。・・・・・とおもえば。それが、『つくば学園都市の転入の際には、「健康診断を受けて、ほしい。放射線量を測りたい」という態度に表れたと思います。
放射線は細菌と違って、うつるものではありません。だから、これは無論のこと、茨城県側〔特につくば学園都市〕が悪いのですが、その影に、いらいら感があることも否めないです。蔬菜が売れないとか、こうなごが、汚染されて次ぎの知らす漁が心配だとか。それが、原因でいじめに近い行動が現れるのですが、でも、ニュースで次々と報道されている美しい心の日本人・本来なら、こんな状況下で、誰だって弱いものいじめはしたくないです。
だが、自分たちを救うために、お金を出す側の代表として来ている人に、食って掛かるあの飯舘村の村民と村長の映像を見たら、本当にうんざりしますよ。それに、それはまさしく強欲の見本でしたから。その上、倒閣運動に利用をされています。
小沢氏と徹底的に、連携している井上ひさし氏の脚本に乗っかったのでしょうね。
倒閣運動に利用をされました。仰向いてつばを吐くとはまさにこのことでした。
この部分は、この一連の文章の流れの、最深部も最深部ですので、私のブログや書き方に、慣れていない方は、『え、何を言っているの? 井上ひさしさんは、すでに、死んでいるのでしょう?』となるでしょうが、
あえて、私は、言い続けます。「鎌倉佐助の人目の届かない大木の下で、井上ひさしは、まだ生きていて、地下潜行しています」と。
遺産相続は、10月に、家屋敷については、済んでいる模様ですが、それで、死を決定づけられるものでもない・・・・・と、私は考えています。でも、それを傍証で、証明をしていくのは、私の仕事ですが、
本日、10日も朝日新聞の第ニ面に、岩波書店が、彼の本の大広告を載せています。これで、私が、気がついただけでも、死後八回目の大広告です。それから、3.11以降のたった二ヶ月のうちに、新庁舎と岩波の大出版社二社の、大広告が続いています。
これほど、優遇をされている著者は日本では、他に見たことがありません。この大厚遇の理由は、彼が第一級のエージェントとして、NHKニュース〔または、報道センター、または、編成部〕を、指導・管理し、その方向性を決定している事への、論功行賞だと、私は、感じています。
鎌倉佐助の広い敷地は、北、東、南は木ばかりで、その先はすとんと、だんさふかくおちています。誰も進入することのできない一種の要塞です。その、他人の目が絶対に届かないところで、社交関係を捨てた、時間に余裕のある生活を送りながら、アイデアを練り上げているのが推定されます。
自分の芝居の公演企画をしたり、本を遺稿集として、出版する計画も練っているが、一方で、私を弾圧するアイデアを練ることは、続けているでしょう。
特に大相撲壊滅作戦を、牛耳ったはずですが、今週始まった技量審査場所でも、「引き続き、八百長問題は解決していない」と言っています。こんな小さな事件を優秀な日本警察が、まだ、解決していないというのこそ、これが、諜略であることを示しています。そして、あの岩波の大広告は、彼が重要な人物として、この件を起こす案を、提出したことの傍証となります。一人ではないと思いますけれどね。
小沢一郎、北野武監督、井上ひさしは、それを批判することがタブーとなっている聖域と化した大衆向けエージェントの、三大巨頭です。
天皇陛下を批判した、佐高信は、無事なのに、一方で死屍累々というほど、*****真実を語りそうな、これから、よきオピニオンリーダーと化して行きそうな*****人が、葬り去られています。井上ひさしとの対照の見事さ(?)は、あっけにとられるほどです。
~~~~~~~~~~~~~
副題5、『おばさんが、抗議する先は、加納時雄氏邸でしょう』
飯舘村の官房副長官を相手のヒアリングほどの、いやな印象派与えなかったものの、強烈なものとして心に残ったのは、東電の玄関前に牛を連れて抗議に言った、農・漁業者代表の姿です。
特に、「原発を止めてください」と泣いたおばさんが印象深いですが、私は以前に「J・ロックフェラー氏の邸宅に向かうならいざ知らず、東電に行っても、原発は止められないから無駄ですよ。真実を言えば、J.・ロックフェラー氏でも、技術的な側面からいって、原発を止めることはできないのだけれど、それでも、こういう危険なものを日本に売り続けている責任=罪はあるから、抗議をする意味はあります。ただ、氏は、プライベートな住所を、公開していないと思いますよ」と書きました。
しかし、五月九日以降は、あなたは、「加納時雄邸に、抗議に行くのが適切です」といいたいです。ある悪い行為をくい止めたい場合、日本では、個人の恥の感覚へ訴えるしかないのです。法律はすでにきのうしていません。
三権分立はすでに機能していないと私が書いたとたん、テレビで、最高裁判所長官が何かを宣言しましたが、それが、改善の証でもなくて、「あ、また、井上ひさしの進言で、対私の文章対抗策が寝られましたね」と思うだけでしたが、
今回は、加納氏の恥の感覚へ訴えることを目的にするならば、やや、効果があがるかもしれません。
加納時雄という人については、下にある前報内で、詳しくその悪行をかいています。5月5日の朝日新聞で、初めてその名前を知りましたが、論理のすり替えを利用して、本当はとても危険なものを「安全だ。安全だ」といい続けてきた人で、その影響でおばさんが家を捨てないといけなくなった相手です。
おばさんは、5月5日の朝日新聞、とくに、第4面などというところを読まなかったかもしれないけれど、この人が「安全だ。安全だ」と、言い続けて来たから、日本には、54基もの原発ができてしまったのです。本当のあなたの敵は、この人だったのです。
特に加納氏は、日本の一流会社の社長さんたちと仲良しで、その上東大卒だから、みんな「本当だろうね」と思って、信じてきたのでしょう。
このおばさんには「今回、津波が来たことは偶然ですが、チェルノブイリなど、津波がなくても、事故がおきたのです。あそこには内陸で、海はありません。それに平野が連なるところだから、地震もありません。大陸棚とか、プレートなどないところなのです。ですから、加納時雄・東電顧問に言わせれば、超がつくほど安全なはずです。それでも、事故はおきました。
ということは、工学的システムとして、原発がとても未熟で危険であることを指し示しています。
おばさん、どうしてチェルノブイリのことを勉強しなかったの。25年も前のことですが、本当に真剣になって、そこへ注目をすれば、いろいろ、情報はでていましたよ」
・・・・・といいたいです。
ただ、私に言わせれば、『このおばさんはかわいい。純真だ。悪いのは、加納さんのほうだ』となります。
それで、おばさんにさらに言いたい。「あなたが髪を振り乱して東電の前で泣いていたとき、加納邸では、和光で買った、8万円以上はするカーディガンを着た加納夫人が、ご主人に向かって、こういっていた可能性があるのですよ」とも。
まあ、もちろんね。それは、見てきたようなうそをいいの一種ですよ。だけど、ほとんどあたっているでしょう。今まで私が書いてきたことは後で、本当になってき続けてきましたからね。
ある日の加納邸で、奥様は、
『おとうはま(後注1)。10月(後注2)には、ニューヨークへ行きましょうね。この大騒ぎ、うんざりいたしますわ。気分転換をいたしましょう。ドミンゴがだいぶメット〔後注3〕に出ていないから、秋には、出るような気がいたします。後で○○子に調べて頂戴と頼んでおきます。もちろん、ウォドーフ〔後注4〕をお願いいたしますわ。あそこ、ロエベ〔後注5〕に近いので、好きなんざんすの」
さて、これを少し私〔雨宮舜〕なりに翻訳をさせてくださいませね。
〔後注1〕上流階級を自認する人たちは、こどもに、自分たちを、おとうチャマ、おかあチャマと呼ばせます。それは三十代からはじまるわけですが、子供が独立して家を出て七十代になっても、そのまま夫婦の間の、毎日の呼びかけ語となっている可能性はあります。で、慣れ親しんでいると、日本語の場合は、音便形といって、より発音しやすく聞く方も滑らかに感じる音便形が、でてきます。それが、{おとうはま」と他人には聞こえるのです。
〔後注2〕10月という期日をここに設定したのは、私のそれこそ、想像の結果です。奥様はお嬢様育ち特有の単純さがあり、ご主人の仕事の質などには一切興味がなく、消火(?)が一ヶ月ぐらいで可能だと思っていると、私が想像するから出た言葉です。そして、ご主人の方も、ホーム頁を閉鎖したぐらいですから、技術的な事は一切分かっておらず、同じように、この安全化への収束を、消火(?)と同じものと考えているので、一ヶ月ぐらいで、火(?)は消えて、後始末を含めて、10月ごろには終わっていると考えているから、「お前、黙りなさい」などと怒鳴ったりせず、ニコニコしながら聞いているわけでしょう。
〔後注3)、メットとは、慣れた人が使う、メトロポリタンオペラの呼称です。ここは、スカラ座〔ミラノ〕に変えてもいいし、バスティーユ(パリ)に変えてもいいでしょう。
〔後注4〕ウォルドルフ・アウトリアホテルのこと。英語が得意であろう奥様が発音をすると、このように聞こえるはずです。
(後注5)ロエベとは、高級なデパートです。
~~~~~~~~~~
さて、このようにからかいまくっていますが、深い怒りを、感じているというのが本当です。それを、あからさまにするだけでは、文章に面白みが出ないので、このように変換しているだけなのです。福島原発はこれから、激しい金食い虫となるでしょう。チェルノブイリ25年目の番組がはっきり言ったことは、今から、さらにチェルノブイリに多額のお金がかかることでした。
チェルノブイリは、たった、一基、四号機だけが壊れているのに、福島は、1~4は、すでに、高温で燃え盛った時期があり、しかも地震前には、休止していた5号炉か、6号炉が、おかしいと言っていましたよ。それって、チェルノブイリの六倍も心配で、さらにはっきりいえば、6倍もお金がかかるのです。
私が原発に反対しているのは、ひとえに、この廃炉段階が大変だからです。その費用の莫大さに耐えられなくて、結局のところ、日本人は、この国を捨てることとなると思います。マヤ文明みたいに、突然に、すべての人が消え去る国が、将来の日本像でしょう。
一億二千万人の健康を脅かし、この国の存立さえ危うくする、その罪の一端が、この加納時雄氏に存在したのです。その罪って、普通の罪の数百万倍にあたります。
そこら辺の家に押し入って、三十万円を取るために、人を殺したというような犯罪人が居ますね。
それらの犯罪に比べて、長期間であること、それから、大勢の人の生活に大打撃を与えたこと、などを勘案すれば、このひと加納時雄氏の罪は甚大です。
ここで、加納時雄というキーワードにこだわって、二、三、続けるのなら、
飯舘村の村民、村長が抗議すべきは、まさにこの人だったのです。
この人に抗議をするのだったら、国民は納得をして、福島県人いじめは、始まらなかったと思いますよ。
ともかく、あの5月5日の朝日新聞の記事は、すり替えの第二段として、福島瑞穂の名前が突然に出てくるほか、さまざまな点でおかしいです。それは、本日だけでは解明し切れません。
で、今日はなぞはなぞのままに、ほうっておいて、次に続くとさせてくださいませ。
もちろん解決したいのですが、社会が非常に込み入って来ました。それで、私の文章も単純ではなくなってきています。後は、今回では書きぬけませんので、お許しくださいませ。
なお、謎解きに必要な、キーワードだけはメモとして、ここに置かせてくださいませ。
副題6、『米倉・経団連会長は、なぜ、今、民主党政権に抗議をするのだ?』
副題7、『細野豪志氏と、もぐらたたきゲーム』
副題8、『自民党は、古賀氏を、引退させなさい。
副題9、『浜岡はこれからが、大変です』
2011年5月9日に書き始め、10日に終わる。日付だけは、8日に設定をされています。 雨宮 舜
ところで、最初にさらし始めてから、今は12時間いじょうすぎた、水曜日の朝6時ですが、やっと完成しました。どうかよろしく。
ここでは、2011年5月8日から10日に掛けての、私が問題だと感じる点をいろいろ書いていきましょう。最初には、割と分かりやすいニュースから、
副題1、『疲労困憊な自衛隊と、警察庁、』
副題2、『大阪・あいりん地区〔=釜が崎)で、嘘を言って、福島の作業員・募集』
副題3、『渋谷ギャルは、どう変わったか?〔フジテレビ、安藤優子、9日)』
副題4、『原発地元民を利用しぬく、悪人たち。
それは、エージェント(核燃料を売りつける側の日本人側代表)たちです』
副題5、『おばさんが、抗議する先は、加納時雄氏邸でしょう?』
副題6、『米倉・経団連会長は、なぜ、今、民主党政権に抗議をするのだ?』
副題7、『細野豪志氏と、もぐらたたきゲーム』
副題8、『自民党は、古賀氏を、引退させなさい。』
副題9、『浜岡はこれからが、大変です』
~~~~~~~~~~~~~~
副題1、『疲労困憊な、自衛隊と、警察庁、』
グーニュース(OCN)で、配信された元だね、産経新聞の記事によると、警察官と、自衛隊員が疲労困憊だそうです。これは、震災後連続して、勤務を続けて言え、しかも遺体の創作ほかですから、疲労困憊しているとの事です。そろそろ、休憩をあげないとだめだそうです。一時帰宅の映像では、信じがたいほど丁寧な扱いを受けている原発地元民が居る一方で、ニュース的に派手ではないととみなされて、冷遇をされる人たちが、居るわけで、それには小さな正義感から抗議をしておきたいと思います。
国会議事堂でも、自衛隊の包み紙で、包んだお饅頭がよく売れているそうです。「ご苦労様ありがとうございます」といいます。が、この項目についてはここで、論議すべき問題は、ほとんどといっていいほど、ありません。
~~~~~~~~~~~~~
副題2、『大阪・あいりん地区〔釜が崎)で、嘘を言って、福島の作業員・募集』
こちらの記事は、朝日新聞9日夕刊11面に載っていたものです。『そうだったのか?』と思い当たるというか、納得するところがあります。原発作業員へなぜ、取材をしないのだろうと不思議でした。
こちらの件は、だまされたと、知った本人が、財団法人『西成労働福祉センター』に電話を掛けて、委細を打ち明け、そこから、求人をした会社〔いわゆる下請け企業〕にその法人が電話をしたところ、嘘をついてたことを認めたそうです。
だまされた人が語ったところによると、『汚染水を運んだのだけれど、何も安全教育はなく、最初は、線量計さえ、持たされていなかった』との事。また、『宮城県女川町で、トラック運転手をする』ということで募集をされたが、実際には福島原発の作業だったとの事。
アメリカのコロラド州デンバー近郊の『核兵器工場、の閉鎖』を取材したNHK特番が、この2011年1月25日に放映をされました。たいへんいい番組でしたが、その中で繰り返されたことは、「『口外しないこと』という約束を国と交わしたから、被害が出ても、どこにも訴えられなかった」という被害者たちの言葉です。
核燃料と、核被害に関しては、すさまじいまでの隠蔽体質があり、今、ニュースが少なくなった結果、漁業関係者と、国民が、『ああ、安全になったのかなあ?』と安心している裏で、かくのごとき、人権蹂躙が行われているのです。
上に上げた人たちは、たまたま、臨時雇いでしたから、このような発言をする自由があった。が、下請企業の正社員となっている人たちは、完全に沈黙をしていると思います。
ドイツのメルケル首相が、「原発をこれからは、停止します」と言わざるを得なかったのは、選挙で惨敗をしたからですね。だけど、『最底辺』という書物が出て、原発現場で働く人々の、安全性の保護のなさなどを、著者が社会に明らかにしたので、国民の間で、知識が浸透しているからだと感じています。だから、メルケル首相もあそこまで言い得たともいえます。
ところで、昨日の深夜チェルノブイリに関する放映がNHKでありましたが、幸いにして日本人というのは、非常に基礎教育が高いのです。ですから、上のようなニュースが出てきます。別にチェルノブイリの人が、教育が低いというわけではないですよ。だけど、相当の長い期間、それに関する秘密がそちらでは保たれてきているのですが、日本では、すべての被害は、近々表に出てくるでしょうね。相当なレベルで出てくるでしょう。
みんな最終的に、苦しみに出会えば、訴えると思う。こういう臨時雇いの人たちは、今、一時帰宅へむけて、防御福を用意してもらい、保証金も出るという、地元民とは、まるで異なった状況に居る可能性もあるから、無視されがちですが、どういう風に将来なるのかな。自治体というくくりでも保護されないだろうし。
~~~~~~~~~~~~~
副題3、『渋谷ギャルは、どう変わったか?〔フジテレビ、安藤優子、9日)』
上のニュースを高く評価するのは、朝日新聞にしては珍しく、ちゃんとしたニュースだと感じるからです。分かりやすいし。
それ以前の社会面にはうんざりしていました。取材側の薄っぺらい脚色に基づいた、予定調和の記事の、オンパレードでしたから。それは、避難所で、取材した個人たちの『どうあっても、がんばります』という主張の連続。つまらないです。読む気もしない。
NHKも同じです。事前に、「今日はこういう予定があります」と、東電側から発表されたものか、自治体や、県から、発表をされ記者クラブに届いたたものかは分かりませんが、予定された出来事を、それこそ、予定調和の脚色の中で取材しています。
うんざりしていました。『白々しい。本音は、皆さん違いますよ。あなた方へ、お金を実際に払う側は、怒り心頭ですよ。その傲慢な勘違い振りに』と思っていて、飯舘村の村民を叱りつけてきましたが、テレビ局〔=NHK〕側も悪いのです。ああいう場面を取材しなければ、別に福島県民が嫌われないのですが、実際には、相当に嫌われ始めているのでした。もっと先に行ってから反応が現れると思っていましたが、そうではなくて庶民の間では、すでに、それが顕著なのです。
そのことが分かったのは、まったくの偶然でした。フジテレビの夕方のニュースを見ること自体が珍しい上に、フジテレビの取材も、本当は、別方向を狙っていたのに、ひょんなことから、『ひょうたんから駒が出た』のです。
~~~~~~~~~~~~~
フジテレビの最初の取材は、『渋谷の若者、特にギャルたちは、どう変わったか』を、調べることが目的でした。渋谷ギャルは確実に変わったそうです。命とか、そのほか、根源的なことを考えるようになり、家族を評価し、自宅へは、早く帰るようになったそうです。よかったですね。それは、よい方向への変化です。今まではひどかったのです。経済的に豊かであったからこその、高校生〔女子)のサラリーマン相手の、援助交際〔実際は洋服やアクセサリーを買うための売春)なども、あったでしょう。渋谷は、その舞台だったと思います。
だけど、サラリーマン側も、企業がどうなるかが心配で、のんたらのんたらと遊んでいる場合でもないでしょうし、女子高生側も、『生きているだけで、うれしい』という根源的なところに目覚めたなら、それでいいのです。
~~~~~~~~~~~
ところで、フジテレビは、その取材の仮定で、ある一人の少女注目をします。ちょっとダサい感じ。それがどうしてそうなるかというと、福島から上京してたった一ヶ月目で、しかも福島県人であると言うことだけで、差別をされていて、心が傷ついているのです。だから、暗い感じです。
そこで、記者魂が炸裂したのでしょうね。この子を、福島県に帰らせて、地元民から慰めを与えて、生き返らせようと。で、取材クルーが車でも用意して、そこに彼女を乗せて、田舎へ帰ったのです。
そこから、上に挙げた、福島県民が、地元でも近隣県の人たちから差別を受けている真実が仄見えてきたのですが、
~~~~~~~~~~~~~
ここで、ちょっとわき道に入ります。その映像を見ていて、「あ、この子はお母さんと、うまくいっていないね」と主人がいったのですが、渋谷ギャル風のお化粧が濃くて、まじめそうなお母さんと、まるで合わないのです。で、その主人の推測は、番組内でも、あたっていることが、後で、明瞭化されますが、
私が注目をしたのは、別のこと、お母さんの年齢です。お母さんが43歳なのです。それで、もう18歳のお嬢さんがいて、下には中学生が二人も居る。これには驚きました。都会ではね。今女性が働いていて、高齢出産が多いのです。それと、この不況下で、二人目を生むかどうかさえも、迷っています。
このお嬢さんの実家は、棚倉町にあり、いのっち司会のNHK『朝いち』のなかで、「子宝天国だ」と、いばった例の飯舘村ではありませんが、福島県全体として、どれほど、豊かであったかを、推察させる映像です。もちろんのこと、それは、福島県に原発を理由に交付金〔それは、税金です。都会で汗水働いている、若い人が払ったお金です〕が、大量にばら撒かれて来た結果でしょう。
そういうことが、こんなちょっとしたところにも現れてきています。
~~~~~~~~~~~~~
で、フジテレビ側は取材費を掛けているから、当然のごとく、少女の周辺が、予定調和どおりに動いてもらいたいわけです。
が、思いがけない方向へ流れます。でも、それを、きちんとそのまま、素直に伝えてくれたから、大変ありがたかったのですが、福島県地元民が、すでに、近隣県から、差別を経験しているわけでした。で、少女は自分が甘え過ぎていたことを悟ります。渋谷で差別を受けている自分だけが不幸せだと思っていたけれど、不幸せな人はほかにも一杯居るのでした。そして、みんな我慢をしています。
「自分だけが苦労をしているわけではないと気づいた少女は、立ち直って渋谷へ戻ります」と言う結末へ入りました。
が、ここで、私が主張をしたいのは、『棚倉町ほかの福島県民が苦労するのは、ひとえに、飯舘村の人々のおっちょこちょいゆえです』ということです。
昨日深夜のチェルノブイリを、あなた方は、ご覧になりましたか?
それは、ずいぶんとエンタメ化して作ってありました。で、6カ国のテレビ局の、共同制作ですし、『こりゃあ、あれですね。国際的軍産共同体の、お墨付きのすでに許可を得ている番組ですね』と思いました。
が、それでも、今までとは違った意味で、分かってくることが多いはずです。その当時の、火事の映像もすべて、ゲーム化してありましたし、癌の病巣や、奇形児の映像などは、まったく出ませんでしたが、それでも、基本は抑えてありました。
チェルノブイリのことは、また、別の章で詳述したいと感じていますので、ここでは、これで抑えます。
ところで、イラクでは劣化ウラン弾が大量に使われた結果、生まれた数多い奇形児が、チェルノブイリでは報告をされていません。これは、出産と同時に親の了解の下に、安楽死をさせられているのではないかと感じています。
両親だって、生活が基本的に大変ですから、奇形児を養育していく余裕がないし、国際的軍産共同体も、それが、世に出てしまうと、一気に核燃料の大反対運動がおきるから、伏せるように、図っていると思います。
イラクの方は、一種の戦時下が連続していますね。だから、女性を保護することも、管理もできないので、大量に奇形児が生まれました。ところで、この劣化ウラン弾というのも、また、言い換えの典型で、害毒が少ないわけではないのですよ。それは、プルサーマルという言葉を取り上げるときに、もう一度、詳しく言います。
そして核燃料の毒をあらわすものとしては、原発も劣化ウラン弾も同じ結果が出るものです。
カンボジアでは、地雷を、撤去していますが、イラクでは、この劣化ウラン弾を、撤去する動きなど、まったくない模様です。だから、永遠にそれが続くでしょう。気の毒なことです。
~~~~~~~~~~~~
副題4、『原発地元民を利用しぬく、悪人たち、
それは、エージェント(核燃料を売りつける側の日本人側代表)たちです』
ところで、この、福島県民がいじめられ始めている件ですが、一義的には、飯舘村の傲慢な映像が世に出たことが大きいと思われますが、根本原因は、もちろん、核燃料を売りつける側にあるわけです。そして、彼らの意を体して、この日本を引っ掻き回すエージェントたちにあるわけです。
神奈川県に住んでいる私には、主に茨城県のニュースが入るわけですが、茨城県民は、内心では怒り心頭でしょう。こっちは事故前には、いい思い(下付金のこと)は何もしていないのに、被害ばかり受けているのだ。・・・・・とおもえば。それが、『つくば学園都市の転入の際には、「健康診断を受けて、ほしい。放射線量を測りたい」という態度に表れたと思います。
放射線は細菌と違って、うつるものではありません。だから、これは無論のこと、茨城県側〔特につくば学園都市〕が悪いのですが、その影に、いらいら感があることも否めないです。蔬菜が売れないとか、こうなごが、汚染されて次ぎの知らす漁が心配だとか。それが、原因でいじめに近い行動が現れるのですが、でも、ニュースで次々と報道されている美しい心の日本人・本来なら、こんな状況下で、誰だって弱いものいじめはしたくないです。
だが、自分たちを救うために、お金を出す側の代表として来ている人に、食って掛かるあの飯舘村の村民と村長の映像を見たら、本当にうんざりしますよ。それに、それはまさしく強欲の見本でしたから。その上、倒閣運動に利用をされています。
小沢氏と徹底的に、連携している井上ひさし氏の脚本に乗っかったのでしょうね。
倒閣運動に利用をされました。仰向いてつばを吐くとはまさにこのことでした。
この部分は、この一連の文章の流れの、最深部も最深部ですので、私のブログや書き方に、慣れていない方は、『え、何を言っているの? 井上ひさしさんは、すでに、死んでいるのでしょう?』となるでしょうが、
あえて、私は、言い続けます。「鎌倉佐助の人目の届かない大木の下で、井上ひさしは、まだ生きていて、地下潜行しています」と。
遺産相続は、10月に、家屋敷については、済んでいる模様ですが、それで、死を決定づけられるものでもない・・・・・と、私は考えています。でも、それを傍証で、証明をしていくのは、私の仕事ですが、
本日、10日も朝日新聞の第ニ面に、岩波書店が、彼の本の大広告を載せています。これで、私が、気がついただけでも、死後八回目の大広告です。それから、3.11以降のたった二ヶ月のうちに、新庁舎と岩波の大出版社二社の、大広告が続いています。
これほど、優遇をされている著者は日本では、他に見たことがありません。この大厚遇の理由は、彼が第一級のエージェントとして、NHKニュース〔または、報道センター、または、編成部〕を、指導・管理し、その方向性を決定している事への、論功行賞だと、私は、感じています。
鎌倉佐助の広い敷地は、北、東、南は木ばかりで、その先はすとんと、だんさふかくおちています。誰も進入することのできない一種の要塞です。その、他人の目が絶対に届かないところで、社交関係を捨てた、時間に余裕のある生活を送りながら、アイデアを練り上げているのが推定されます。
自分の芝居の公演企画をしたり、本を遺稿集として、出版する計画も練っているが、一方で、私を弾圧するアイデアを練ることは、続けているでしょう。
特に大相撲壊滅作戦を、牛耳ったはずですが、今週始まった技量審査場所でも、「引き続き、八百長問題は解決していない」と言っています。こんな小さな事件を優秀な日本警察が、まだ、解決していないというのこそ、これが、諜略であることを示しています。そして、あの岩波の大広告は、彼が重要な人物として、この件を起こす案を、提出したことの傍証となります。一人ではないと思いますけれどね。
小沢一郎、北野武監督、井上ひさしは、それを批判することがタブーとなっている聖域と化した大衆向けエージェントの、三大巨頭です。
天皇陛下を批判した、佐高信は、無事なのに、一方で死屍累々というほど、*****真実を語りそうな、これから、よきオピニオンリーダーと化して行きそうな*****人が、葬り去られています。井上ひさしとの対照の見事さ(?)は、あっけにとられるほどです。
~~~~~~~~~~~~~
副題5、『おばさんが、抗議する先は、加納時雄氏邸でしょう』
飯舘村の官房副長官を相手のヒアリングほどの、いやな印象派与えなかったものの、強烈なものとして心に残ったのは、東電の玄関前に牛を連れて抗議に言った、農・漁業者代表の姿です。
特に、「原発を止めてください」と泣いたおばさんが印象深いですが、私は以前に「J・ロックフェラー氏の邸宅に向かうならいざ知らず、東電に行っても、原発は止められないから無駄ですよ。真実を言えば、J.・ロックフェラー氏でも、技術的な側面からいって、原発を止めることはできないのだけれど、それでも、こういう危険なものを日本に売り続けている責任=罪はあるから、抗議をする意味はあります。ただ、氏は、プライベートな住所を、公開していないと思いますよ」と書きました。
しかし、五月九日以降は、あなたは、「加納時雄邸に、抗議に行くのが適切です」といいたいです。ある悪い行為をくい止めたい場合、日本では、個人の恥の感覚へ訴えるしかないのです。法律はすでにきのうしていません。
三権分立はすでに機能していないと私が書いたとたん、テレビで、最高裁判所長官が何かを宣言しましたが、それが、改善の証でもなくて、「あ、また、井上ひさしの進言で、対私の文章対抗策が寝られましたね」と思うだけでしたが、
今回は、加納氏の恥の感覚へ訴えることを目的にするならば、やや、効果があがるかもしれません。
加納時雄という人については、下にある前報内で、詳しくその悪行をかいています。5月5日の朝日新聞で、初めてその名前を知りましたが、論理のすり替えを利用して、本当はとても危険なものを「安全だ。安全だ」といい続けてきた人で、その影響でおばさんが家を捨てないといけなくなった相手です。
おばさんは、5月5日の朝日新聞、とくに、第4面などというところを読まなかったかもしれないけれど、この人が「安全だ。安全だ」と、言い続けて来たから、日本には、54基もの原発ができてしまったのです。本当のあなたの敵は、この人だったのです。
特に加納氏は、日本の一流会社の社長さんたちと仲良しで、その上東大卒だから、みんな「本当だろうね」と思って、信じてきたのでしょう。
このおばさんには「今回、津波が来たことは偶然ですが、チェルノブイリなど、津波がなくても、事故がおきたのです。あそこには内陸で、海はありません。それに平野が連なるところだから、地震もありません。大陸棚とか、プレートなどないところなのです。ですから、加納時雄・東電顧問に言わせれば、超がつくほど安全なはずです。それでも、事故はおきました。
ということは、工学的システムとして、原発がとても未熟で危険であることを指し示しています。
おばさん、どうしてチェルノブイリのことを勉強しなかったの。25年も前のことですが、本当に真剣になって、そこへ注目をすれば、いろいろ、情報はでていましたよ」
・・・・・といいたいです。
ただ、私に言わせれば、『このおばさんはかわいい。純真だ。悪いのは、加納さんのほうだ』となります。
それで、おばさんにさらに言いたい。「あなたが髪を振り乱して東電の前で泣いていたとき、加納邸では、和光で買った、8万円以上はするカーディガンを着た加納夫人が、ご主人に向かって、こういっていた可能性があるのですよ」とも。
まあ、もちろんね。それは、見てきたようなうそをいいの一種ですよ。だけど、ほとんどあたっているでしょう。今まで私が書いてきたことは後で、本当になってき続けてきましたからね。
ある日の加納邸で、奥様は、
『おとうはま(後注1)。10月(後注2)には、ニューヨークへ行きましょうね。この大騒ぎ、うんざりいたしますわ。気分転換をいたしましょう。ドミンゴがだいぶメット〔後注3〕に出ていないから、秋には、出るような気がいたします。後で○○子に調べて頂戴と頼んでおきます。もちろん、ウォドーフ〔後注4〕をお願いいたしますわ。あそこ、ロエベ〔後注5〕に近いので、好きなんざんすの」
さて、これを少し私〔雨宮舜〕なりに翻訳をさせてくださいませね。
〔後注1〕上流階級を自認する人たちは、こどもに、自分たちを、おとうチャマ、おかあチャマと呼ばせます。それは三十代からはじまるわけですが、子供が独立して家を出て七十代になっても、そのまま夫婦の間の、毎日の呼びかけ語となっている可能性はあります。で、慣れ親しんでいると、日本語の場合は、音便形といって、より発音しやすく聞く方も滑らかに感じる音便形が、でてきます。それが、{おとうはま」と他人には聞こえるのです。
〔後注2〕10月という期日をここに設定したのは、私のそれこそ、想像の結果です。奥様はお嬢様育ち特有の単純さがあり、ご主人の仕事の質などには一切興味がなく、消火(?)が一ヶ月ぐらいで可能だと思っていると、私が想像するから出た言葉です。そして、ご主人の方も、ホーム頁を閉鎖したぐらいですから、技術的な事は一切分かっておらず、同じように、この安全化への収束を、消火(?)と同じものと考えているので、一ヶ月ぐらいで、火(?)は消えて、後始末を含めて、10月ごろには終わっていると考えているから、「お前、黙りなさい」などと怒鳴ったりせず、ニコニコしながら聞いているわけでしょう。
〔後注3)、メットとは、慣れた人が使う、メトロポリタンオペラの呼称です。ここは、スカラ座〔ミラノ〕に変えてもいいし、バスティーユ(パリ)に変えてもいいでしょう。
〔後注4〕ウォルドルフ・アウトリアホテルのこと。英語が得意であろう奥様が発音をすると、このように聞こえるはずです。
(後注5)ロエベとは、高級なデパートです。
~~~~~~~~~~
さて、このようにからかいまくっていますが、深い怒りを、感じているというのが本当です。それを、あからさまにするだけでは、文章に面白みが出ないので、このように変換しているだけなのです。福島原発はこれから、激しい金食い虫となるでしょう。チェルノブイリ25年目の番組がはっきり言ったことは、今から、さらにチェルノブイリに多額のお金がかかることでした。
チェルノブイリは、たった、一基、四号機だけが壊れているのに、福島は、1~4は、すでに、高温で燃え盛った時期があり、しかも地震前には、休止していた5号炉か、6号炉が、おかしいと言っていましたよ。それって、チェルノブイリの六倍も心配で、さらにはっきりいえば、6倍もお金がかかるのです。
私が原発に反対しているのは、ひとえに、この廃炉段階が大変だからです。その費用の莫大さに耐えられなくて、結局のところ、日本人は、この国を捨てることとなると思います。マヤ文明みたいに、突然に、すべての人が消え去る国が、将来の日本像でしょう。
一億二千万人の健康を脅かし、この国の存立さえ危うくする、その罪の一端が、この加納時雄氏に存在したのです。その罪って、普通の罪の数百万倍にあたります。
そこら辺の家に押し入って、三十万円を取るために、人を殺したというような犯罪人が居ますね。
それらの犯罪に比べて、長期間であること、それから、大勢の人の生活に大打撃を与えたこと、などを勘案すれば、このひと加納時雄氏の罪は甚大です。
ここで、加納時雄というキーワードにこだわって、二、三、続けるのなら、
飯舘村の村民、村長が抗議すべきは、まさにこの人だったのです。
この人に抗議をするのだったら、国民は納得をして、福島県人いじめは、始まらなかったと思いますよ。
ともかく、あの5月5日の朝日新聞の記事は、すり替えの第二段として、福島瑞穂の名前が突然に出てくるほか、さまざまな点でおかしいです。それは、本日だけでは解明し切れません。
で、今日はなぞはなぞのままに、ほうっておいて、次に続くとさせてくださいませ。
もちろん解決したいのですが、社会が非常に込み入って来ました。それで、私の文章も単純ではなくなってきています。後は、今回では書きぬけませんので、お許しくださいませ。
なお、謎解きに必要な、キーワードだけはメモとして、ここに置かせてくださいませ。
副題6、『米倉・経団連会長は、なぜ、今、民主党政権に抗議をするのだ?』
副題7、『細野豪志氏と、もぐらたたきゲーム』
副題8、『自民党は、古賀氏を、引退させなさい。
副題9、『浜岡はこれからが、大変です』
2011年5月9日に書き始め、10日に終わる。日付だけは、8日に設定をされています。 雨宮 舜