豊田の生活アメニティ

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武漢の住宅事情

2012-04-03 | 都市計画・まちづくり

 武漢でもスクラップアンドビルドで、建設ラッシュが続いています。現地52歳の内装業の男性とガイドの話から、住宅の事情の一端を聞くことができました。都市部では中高層住宅が主体です。やくざに近い地上げ屋も横行し、取り締まりも不十分だそうです。土地は所有権でなく使用権が売買されるそうで、定期借地権のようなもので原則70年です。床面積は共有部分も含まれることがあり、80~150㎡と多様です。内装は購入後に各自がデザイン、見積もりをしてじくり決めるそうです。値上がりも激しく投機も多いそうです。RC構造が多く、地震を考慮していないためか、鉄筋も少なく柱も細いです。住宅を持つことが結婚の条件になるとのことで、取得も大変です。写真はホテル近くの古い住宅です。
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