豊田の生活アメニティ

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反貧困ネットワークつくり

2010-03-01 | 市民生活・企業都市
2月28日反貧困の課題で、宇都宮さん、湯浅さんをメイン講師に中区役所ホールで、集会とパレードがありました。参加者は500人です。来賓に民主党、社民党、民主党、共産党メッセージがありました。公明党が政権から降りて、貧困・生活に選挙目当てか、考えを変えたのか野次が多く飛んでいました。民主党の谷岡さんも生活者への課題が進んでいないことで、「お詫び」の挨拶でした。湯浅さんが内閣府の参与を辞任したそうで、理由はすすまない民主党政府の雇用・福祉政策のせいだろうか?宇都宮さんは弁護士会会長選挙中での出席で、民主党政権になってもあまり良くならないけど、結局は運動が大事という話はもっともです。沢山の団体・個人の報告の中で、いくつかの個人的関心事は、岡崎の貧困ビジネス「無料定額宿泊所」問題は裁判に発展です。自治体なり行政が住宅を作らない、責任を持って斡旋しないからです。岡本(中京大学)さんの居住福祉論・「居住は人権」は原則で当然ですが、具体的な愛知での現状分析と運動の展開が必要です。保見団地の日系人からは3割の人が職を失っているとのこと、自民党の簡易アンケート、市の意識調査だけでは実態や貧困の可視化ができていません。県営住宅は300戸の空き家があっても、コミュニティとのトラブルを理由に募集していません。日系人の生活実態調査が必要です。豊田市は課題を解決する制度設計を「まちづくり基本戦略条例」に組み込むべきです。それでないと画に描いた餅で、「参加と協働」は進まないと思います。その他に、ミグランテ名古屋のフィリッピン人の権利を守る運動や高校生の貧困などが報告されました。5月には正式に愛知の反貧困ネットワークができる予定です。その後、名古屋駅までパレードです。写真にある「貧困問題を取り組まない政治家はやめろ」というのぼりはヒットです。
コメント (2)
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