とよたの象徴

市役所の噴水広場には豊田喜一郎氏と中村寿一氏の銅像があります。豊田市はトヨタの発展と共に、これまでは「成長」してきました。しかし、豊田市は今回の経済不況で大きな影響を受けました。自動車に特化した大企業に依存した、経営戦略は見直す時期にあるかもしれません。鉱工業生産指数や大企業の景況感は、「底打ち」かもしれませんが、中小企業、小売店、労働者所得、雇用情勢はまだまだ厳しいものがあります。来年度からよくなるという楽観論は根拠のないものです。市民の暮らし・福祉優先の将来社会構想は不十分です。

市庁舎

市役所の中で一番古いのが東庁舎です。この建物は間もなく解体されますが、意匠がトヨタ本社にそっくりで、一回り小さくしただけです。その昔はトヨタの総務部出身の佐藤市長で、「トヨタの支所」とも言われました。豊田市はトヨタと「運命共同体」で、成長・発展してきましたが今は大きな曲がり角にあります。
＜時の話題＞
麻生さん内閣補充人事のみで、解散先送りでしょうか。またもぶれたのか、もともと軸がなかったのかわかりませんが・・。野党の民主党党首も、またもや政治献金で揺れています。日本の政局はますます混沌としてきました。