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無難な豊田市の景観計画

2008-02-09 | 都市計画・まちづくり
2月5日市役所で都市景観審議会がありました。各務ヶ原の計画は全市の高さ規制があり、住民参加で作られ参考になります。京都市の計画は理念やビジョンが明確で、高さ規制、景観地区、借景、町屋保全など先進的です。
 しかし、豊田市の案は従来の色彩指導程度に、足助の重点整備を加えただけのものです。①分かりにくい、②理念があいまいで、特色がない、③ 高さコントロールがないなどが特徴です。①については、事務局が有識者会議の意見を聞いて案を作り、住民参加の議論がなく無難にまとめた。②については、現状把握が出来てなく議論が不十分。③については、これから都市計画制度の高度地区をする予定で、景観計画と切り離しでどこまでかけられるか、という状況でした。さらに、地区レベルの住民参加型の計画づくりシステムと、議論の場所(真鶴の公聴会など)が必要だと思います。足助の整備だけが強調され、少ない景観職員では無難なところでしょうか。私がヒアリングした各務原市の職員の熱意とは大部差がありました。
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