「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

声でわかる山野の鳥

2010年05月20日 | 田舎暮らし
 昨年双眼鏡を買ってから、時々窓から横着バードウォッチングを楽しんでいるけれども、近くまでやってくる鳥の姿はよく見えても、林の中にいる鳥の姿は素人にはなかなか見つけられるものではない。ナナオの詩でも「耳に鳥」。以前、200種類以上の鳥の鳴き声が分かるという三宮麻由子さんの話をお聞きしたことも、とても上手な鳴きまねとともに印象に残っていて、鳥の声がもっと聞き分けられるようになりたいという思いはずっと持っていた。ネットでも鳥の声は結構聞けるのだけど、すぐ忘れてしまう。先日は時々拝見している村の旅館の若だんなさんのブログでセンダイムシクイとエゾムシクイとメボソムシクイの鳴き声の違いを書かれていて、聞きなしが人それぞれで本当に面白いなと思って、その勢いで野鳥の会の「CD声でわかる山野の鳥」を注文してしまった。今日、それがようやく手元に届いて、早速仕事の合間に聞いてみている。さえずりの有名なもの、分かりやすいものは多少は知っているけど、似たものはよく区別がつかないし、まして地鳴きは全然分からない。とりあえずここに収録されている中で、うちの周囲で聞くことができる鳥だけでもちゃんと区別して特定できるようになったら、山歩きでも何でも、楽しみが何倍にも増えそうだ。
 写真は今日の夕焼け。久しぶりにきれいな夕焼けだなと思って、夕ご飯の支度をしながら、フライパンの火を弱めて、慌ててデジカメを持って2階に駆け上がる。雲が上がってきたり、刻々とその表情を変えていく。何枚か撮って、階下に降りたら、つれあいがお肉がこげるのではないかと心配して、フライパンを持って立っていた。