「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

寒かった4月

2010年05月01日 | 田舎暮らし
太陽恋しい春 県内4月の日照時間は平年の7~8割 (4/30信毎)
本当に天候不順の春で、一昨日も飲み会で「今年は農家は大変だな」と話題になる。私も3日ほど前にようやくジャガイモを植えたり、幾つか種まきや定植をした。そのとき種苗屋に見当たらなかったネギ苗が昨日は置いてあったので、それも買ってきて植える。食べる方のネギも高いらしいけど、苗も高くて、一束800円とか、1000円という値段が付いていた。安い年は400円でもっと本数も多いのに。うんと細い苗も全部丁寧に植える。本当に、雨にも負けず、夏の寒さにも負けず、虫にも負けず、動物にもやられず、無事収穫にまでこぎつけて、食卓に上ってほしいものだ。
 先日、果樹の花の雌しべが凍ると受粉しにくくなると書いたけど、ふりだし塾の友達が「ハチ異変」と題して、ハチが少ないと書いていた。果樹の花が咲くと、例年はウヮンウヮン羽音がうるさいほどなのに、今年は少ないそうだ。これを読んで、うちのスモモの花の下に行ってみたら、やっぱり少ない。ミツバチの激減と関係あるのか、単に寒いせいなのか。どちらにしても受粉しにくくなってしまう。
 日照時間が少ないということで太陽光発電の発電量にも当然影響する。今年になってからの発電量は、1月297kWh、2月212kWh、3月352kWh、4月435kWh。2月は例の停電をもたらした雪がパネルの上で1週間ぐらい解けなかったので、がくんと少なかった。3月、4月と増えてはきているものの、平年並みの日照時間ならもっと発電したはずなのだろう(まだ導入後1年たっていないので、前年との比較はできない)。
 例年、連休のころは山菜シーズンでもあるけど、今年はうちの周りはまだちょっと早い。恒例の山菜パーティーは4日の予定。3日からまた暖かくなるそうなので、伸びてくるかどうか。以前にも、山菜パーティーの時期にまだタラの芽などが全然伸びていなかったことはあったけど、やっぱりウコギ科の山菜が少ないと、ちょっと寂しい。
 ちなみに、小渋線まで下ると、こんなに緑が芽吹いている。