おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

家の中

2017-12-02 12:25:00 | 福島

 最近、犬たちは散歩以外は一日中家の中にいる。ドリはアレルギーで毛が抜けたのと、下痢が続いたせいで以前ほど脂肪がなくなったのとで寒がり、トトは目や耳が年相応に遠くなってしまったので、ひとりでは不安らしく、やたらと近くにいたがるからだ。甘えん坊のドリはともかくも、若い頃は干渉されるのが苦手で、いつでも我が道を行くといった態度だったトトの変わりようには驚かされる。

 自分の体のデカさを自覚していないドリは、すぐにコタツの中に潜り込みたがり、コタツから出る時には匍匐前進しなければならなくなるため、必死でもがくことになる。いつドリが潜り込むかわからないので、コタツの中は冷たいことが多いのだが、それでもいつのまにか潜り込んでいるのだから、温かさを求めてというより、暗くて狭い場所が好きなだけかもしれない。

 若い頃は外で飼われていたトトは、家の中がとりわけ好きということではないようで、すぐに外に出せと要求する。サッシのところまで行くと、前足でトントンとノックする。誰かが開けてくれるまではやめない。外から家に入れてもらう時も同じで、サッシのガラスを開けてくれるまでノックし続ける。若く血気盛んだった頃は、毎週のように山登りや旅行に連れて行っただけに、じっと同じ場所にいるのが退屈なのだろうか。

 今年は2匹とも連れて、福島から九州まで寄り道しながらの旅行をした。もっともっと一緒にあちこち出かけたいが、最近の2匹の年寄りぶりを見ていると、長距離や長時間の旅行に耐えられるか心もとない。ともかくも、寒い福島の冬を、今年も無事乗り切って欲しいと願う飼い主なのであった。

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