おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

3週間

2024-08-06 11:49:43 | 日記
 大分にやって来て、そろそろ3週間になる。ほぼ予定していた用事がすべて終わったので、今日は帰りの新幹線のチケットを買いに行ってきた。今年はコロナ明けで、最大の混雑になるらしく、JRも8月9日からのぞみの自由席をなくすという。今回は早めに買っておくことにした。ああ、コロナの頃が良かったなあ。1車両に2、3人しか乗ってないからほぼ貸し切りだったんだけど。

 連日35度を超えているが、移動手段が古いママチャリか自分の足で歩くか走るしかないので、結構な運動量になっている。新幹線のチケットを買いに駅まで自転車で30分以上走り、再び炎天下を30分以上漕いで帰る。汗をかくのにもすっかり慣れ、暑いことは暑いが、だから何っていう心境にはなっている。



 3週間前に来たときには田植えが終わったばかりだった風景も、ずいぶん稲の背丈が伸びて青々している。風が吹くと一斉になびき、自転車で走っていると緑の海上を進む小舟のようだ。自転車ですれ違うのは部活帰りの若者たちくらいで、「こんにちわ」と大声であいさつして行く。感心感心、元気があって大変よろしい。

 駅でチケットを購入したついでに、駅前のスーパーに寄ってみた。昔は漁師の多い港町だったが、最近はすっかり寂れてしまっている。それでもほかのスーパーにはあまり置いていない「地物」の魚が並んでいる。小アジやハモ、鮎なんかもある。全部お土産に買っていきたいくらいだけど、生を買ってもなあ。とにかく「地物」は、その土地で食べてこそ美味いと僕は思い込んでいるのである。
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