おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

家庭菜園を発掘する

2024-08-10 11:56:32 | 福島
 3週間前、草刈り草むしりをやってピカピカになっていた我が家の家庭菜園だったが、3週間後には見事に草むらと化し、どこに我が家の家庭菜園があるのかわからなくなっていた。

 というわけで、早速今日は朝食後に草刈機を車に積んで畑に出かけた。とにかく畑に近づくのさえ草をかき分け近づかなければならないので、まずは周囲を1時間ほど刈って回る。



 とにかくこれで畑に接近するための道筋ができた。山登りで言うなら、取り付きまで到達したというところだろう。次に、我が家の畑の周囲を刈り、畑の範囲を特定する。雑草が伸びすぎて、我が家の畑の作物たちがすっかり埋もれている状態なので、少しずつ周囲から攻めて行くしかない。大胆にバリバリ刈ってしまうと、植えている作物まで刈り取ってしまうことになる。実際、刈っていくと、すっかり忘れていた唐辛子やセロリなんかが顔を出したりして、懐かしい友人に会ったような気分になる。



 それにしても、たった3週間でここまで畑がなくなるもんだろうか。と思いながら草刈機を動かしているうちに、雑草の正体に思い当たった。ジャガイモ、玉ねぎなんかを収穫した後、畑を耕し、畝を作り、もらった堆肥を鋤き込んだのだが、堆肥は牛糞が原料なだけに、中に牧草の種が紛れ込んでいたに違いない。福島に戻った後に白菜なんかを植えようと、早々と畝を作り堆肥を鋤き込んでいたのが、実は牧草を育てる準備をしていたのと同じことになってしまったということに気づいた。いまや、畑中が牧草地と化しているのである。

 それでも途中、草刈機のオイルをホームセンターに買い足しに行ったりして、合計3時間半、ひたすら牧草と格闘した。





 台風が近づいている影響か、幸いにして冷たい風が吹いていてくれたおかげで、なんとか草刈りを終えた。これ以上は握力が続かないし、掌にも豆ができて限界なのである。

 畑が綺麗になったおかげで、すっかり姿を消していたサツマイモや山芋、唐辛子、万願寺とうがらしなんかが姿を現してくれた。背の高い牧草がなくなったおかげで、明日からはトマトやキュウリといった野菜の収穫もずいぶん楽になるはずである。

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