おっさんひとり犬いっぴき

家族がふえてノンキな暮らし

テオと歩く

2024-08-18 11:55:25 | 福島
 昨日は台風の影響で、朝は大雨の中、夕方は蒸し風呂のような中を散歩した。

 今朝は台風も遠くに行ったと見え、爽やかな秋空が広がっている。午前8時にこの前の盆踊りの櫓の解体や片付けが待っているので、あまりのんびりはできない。その前に畑に行って昨日1日収穫できなかった野菜も採って来たいからである。

 午前5時半、少しずつ朝が遅くなるのを実感しながらテオと散歩に出る。虫の声が草むらから聞こえてくる。季節は着実に夏から秋へと移行している。



 道端の草花も、ツキミソウやコスモス、アキノエノコログサやスズメノテッポウといった秋の植物が目立つようになった。



 雨の時にはテオが用を足すのを待ってそそくさと家に戻るのだが、今朝は雨の心配はない。道が分かれ道に差し掛かるたびに、テオの行きたい方角へと歩くことにする。近頃はテオも日によって歩きたい道があるようで、昨日は行かなかった方向へ今日はどうしても行きたいとリードを引っ張り、「そっちに何があるんだい」と思わず聞いてみる。



 今日は途中まで住宅地を離れて里山方面にぐいぐい歩いた後、途中から滅多に行かない方向へ行きたがる。「わかったわかった。今日は歩きたい道を歩いていいよ」

 車の通りの多いところへ出ると、今度は田んぼの畦道を歩こうとする。う〜ん、僕はランニングシューズを履いて来ているので、そっちに行くと靴下までビショビショになるんだけどなあ。まあいいか。靴下は洗濯すればいいだけだから。



 この前まで大分にいたが、田植えが終わったばかりでようやく青々として来たところだったが、福島ではすでに稲穂が実をつけ、頭を垂れ始めている。お盆を過ぎれば、稲穂はだんだん黄色く色づき、稲刈りの季節となる。

 日中はミンミンゼミが大合唱しているが、早朝や夕暮れにはツクツクボウシが鳴いている。台風がひとつ来るたび、東北は一気に秋へと突入して行くのだ。
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