棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

1-おふくろを思う--やかん

2008-06-29 17:14:19 | エッセイ・随筆
銅製の小さなやかんはクルッとして、なんともいい姿をしている。
1996年・92歳で他界した「おふくろ」が、自宅で最後まで愛用していたものです。
ときおり訪ねるた私に、炭火で湯を沸かし、、煎茶の旨さを教えてくれました。
やかんは、たぶん大正期のものと思うが、医師・学者の妻で「奥様」と言われた、結構な頃からのものだと思う。
「おふくろさん、形見にそのやかんはオレにくれよ・・・」
「お前は失くしやすいからねー」といっていたが、やかんの中に「龍王丸に渡す・・・」の手紙があった。

お袋はこのやかんで煎茶を楽しみ、私は焼酎のお燗に愛用している。
ガスなどの直火は傷めてしまうので、電気コンロと気を使っています。
独酌の至高の時ばかりでなく、宴会にも絶対欠かせない、目を楽しませてくれる逸品として、皆からナゼナゼされているものです。

お酒となったとたんに、方向を失った筋になってしまいますが、おふくろの話をしていきたいと思います。
当然、理想化した母親像として、装飾された虚像的な記述になってしまいますが、おつきあいください。

ドライバーいろいろ

2008-06-29 16:53:54 | エッセイ・随筆
http://ryuomaru行きかう車の、一瞬に見るドライバーは様々ですネ。
よくあるのが携帯電話中、いつの間にか取締りが緩んでしまいました。
口をパクパク、多分大声でカラオケの練習か。
すごいのが、携帯にクワエたばこのオバハン。
お化粧にご熱心で、バックミラーを覗き込む目がバッチリあってしまったり。
髭剃り運転は、もちろん男で朝の1コマ。
チョットやめてくれ !と叫びたいのが、トラック運ちゃんに多い、マンガ本をハンドルに置きながらの運転。これは、運転のプロとはいえない。
時には○×▽▲中だったり・・・。
不思議なもので、車の上下・速度など関係なく、ドライバーの人格が現れるものです。

サテ私は、あまり運転がすきではなく、免許取得は25歳だった。
思い出すのは、東京での私が唯一まともなサラリーマン時代、なぜか秘書課に抜擢された。
社長は車大好きで、当時日本に数台しかないシボレーのドデカイヤツをころがしていた。私は、社長の運転であちこちへオトモ。
社長もどこかおかしいと思ったか「君、運転免許を取りなさい」
「いや、ボクは運度神経がダメですから・・。運転手におまかせしたら」
「・・・・この車は俺が運転する」
結局、会社の経費で免許を取得。
運転なんかいやだと、社長と大喧嘩し首になってしまった。

それ以後、まともなサラリーマン生活はないのですが、「サラリーマンとは気楽な家業ときたもんだ・・」のイメージなんです。
何の話でしたっけ! めでたし、めでたし。3.web.fc2.com/akakb-5.html

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本