棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

キウイ フルーツの花が咲いた

2008-06-04 07:39:34 | 山郷の暮し
直径5cmほどの白色の、キウイの花がさきました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84
始めてこの果物を見た年や場所は、酒で犯された記憶のかなたに消えてしまいましたが、盛り付け皿の中の、鮮やかな緑色には魅せられた記憶があります。
そう・・、20年ほど前までは、エキゾチックで高価な果物だったのではないでしょうか。
ただ今は珍しくもなく、とてもとても一個ウン千円、ウン万円などと、馬鹿な値段にはなりません。

私がキウイはどこにでもできるのだと知ったのは、伊豆半島をブラブラしていた40才代だった。
畑の藪林を見れば、ゴルフ玉大の実がいっぱいついている。
「なにかキウイに似ているが??食えるかな?」 まさしくキウイ。
人目をはばかりながらポケットに。
なんのことはない、いたるところにあり、農家から立派なキウイを好きなだけ持っていけといわれた。

写真の赤い色は、人工授粉をした、ためです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84

24-同意書-森へ帰ろうⅡ

2008-06-04 06:58:59 | 大人の童話
お父さんを先頭に、村人総出で「責任者」に会いに行きました。
一年前にきた「調査隊」のおじさんもいました。
「森林開発については、政府から許可を得ている。お前たちの生活は補償するから、働きたいものは申し出るように」
「ここわワシラの森だ。サゴヤシやラタンがだいなしになってしまう。ワシラは生きていけなくなる」
お父さんの、必至な話に
「馬鹿な野蛮人だ!!この森がお前たちのものだって!!
馬鹿も休み休み言え!!この地は国のものだ。補償するだけありがたく思え!!」
そして、
「お前たちは森林開発の同意書にサインをしているんだ!!!」
思いもしなかった返答に、お父さんたちは返す言葉がありませんでした。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本