原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

大リーグ・ダルビッシュ有選手の「結膜下出血」に同じ病を経験している身としていたく同情!

2022年05月24日 | 医学・医療・介護
 冒頭から、ネット情報を引用しよう。


 好投のダルビッシュ、結膜下出血と明かす「治ってきているので大丈夫」ファンが左目の充血指摘
   2022/05/20 13:11

 パドレスのダルビッシュ有投手(35)が、左目を結膜下出血した状態で7回6安打無失点無四球5奪三振と好投し今季4勝目(1敗)を挙げていたことを明かした。
 敵地のフィラデルフィアで快投し勝利した後、チームメートらと一緒に本拠地サンディエゴに戻る様子を球団公式ツイッターが写真で投稿。その写真から左目が赤く充血していることをファンから指摘され「結膜下出血です。4日ほど前に起きたらなっていました。痛みとかは何もなくかなり治ってきているので大丈夫です」と明かした。
 東海岸から西海岸のサンディエゴへの長いフライトで戻る選手たちはカジュアルな服装で機上へ。ダルビッシュも黒いシャツとパンツに淡い色のジャケット、古巣日本ハムの帽子というスタイル。「帽子は大体ファイターズのをかぶってます」とも明かした。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)



 私事に入ろう。

 この原左都子も、「結膜下出血」を持病として抱える身だ。

 ダルビッシュ選手がおっしゃる通り、この病気、特段痛くも痒くも何ともないのだが。

 とにかく外見が“ゾンビ状態”になるのが困りものだ。

          

          

 これらの写真は、今から3年3か月程前の2019.02に結膜下出血を患った時に撮影した原左都子。
 (ついでに参考だが、年齢を重ねる毎にまつ毛が薄くなる。 今現在は当時の薄さ程ではなく多少復活しているが、それでもマスカラを塗るのに日々苦労させられている。)😫 

 実際ここまで目が真っ赤になると、サングラス使用を余儀なくされる。


 私の場合、一番最初に「結膜下出血」を患ったのは一人娘が高3の時、我が年齢が50代後半期だ。
 ちょうどその日の午後、学校で個別進学面談がある日だったのだが。
 朝から始まった目の出血症状が時間の経過と共に拡大していき、面談が始まる頃には片眼がほぼ真っ赤っ赤状態だった。
 ところが、担任との対面面談のためサングラスを使用する訳にも行かず、このゾンビ外見のままの面談となった。
 さすがに相手も心得ていて、「ご亭主に殴られましたか??」とは聞かないのものの…😵 
 どうやら気が動転している様子は伝わってくる。
 こちらとて我が結膜下出血よりも、その日は娘の大学公募制推薦受験志望意思を親の立場からきちんと伝えねばならない。 
 その使命感が勝って、おそらく面談は無事に終わったものの。
 (母親のこの目の“ゾンビ状態”が、娘の公募制推薦の決定的な妨害となってしまったか!???)と思うのは、親として当然だろう。
 
 結果としては、娘の公募制推薦受験推薦状を担任が書いて下さることになり、胸をなでおろしたものだ。 
 (そして娘は公募制推薦受験に見事合格し、4年後には成績優秀にして大学を卒業、正社員としての就職も勝ち取った!)



 その後も、幾度が発症している。

 その中でも上記写真の2019.02 に患った結膜下出血は、今までで出血量が一番大量だった。 

 これ一番困惑するのは、発症の予兆も何も無いことだ。
 例えば、前夜大酒をくらったから発症する、という訳でもなく。
 夜中に眼圧がかかる寝方をしたから、という自己感覚もなければ。
 特段、体調が悪い時に発症するという関連性も全く無い。

 とにかく、この病気は突然やってくるのだ。

 今となっては既に娘も独立して、これがために娘に迷惑をかけるという訳でもない故に、多少安心している。


 とにもかくにも症状は無いに等しい病気だし目もいつも通り見えるし、「放っておいて日にちが経てば治ります」との医師のお言葉も正しいのだが。

 出血が消え去る(出血量によるが少ない時で4,5日、大量出血の時には1か月程かかります。)まで、ゾンビの外観に困り果てる目の病であります。😱 



 最後に参考だが、「出血」と「充血」の違いに関して補足説明をしておこう。

 「出血」とは、血液が血管外に流出すること。 「結膜下出血」の場合、体腔内出血状態。 上記写真の如く、「結膜下出血」の場合は目が真っ赤っ赤になります。

 これに対し「充血」とは動脈内を流れる血液の量が異常に増している状態であり、炎症や諸種の刺激によって起こる。 目の「充血」の場合は、皆さんもご経験がある通り、目が少し赤くなる程度です。

 これが混同される場合が多いようだが、まったく異なる医学的機序で発症します。 


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