団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

痛みがわかる高齢者が施術したら‥

2012-05-11 10:53:12 | 健康・病気

若いときは、どこにも痛みがありませんでした。ハードな運動をしても一晩眠れば、たいてい疲れは取れていました。それが60歳を超えるようになってから、筋肉痛が2日後に出たり、3日後に現れたりするようになりました。若い人でも同じ姿勢を2時間以上続けると肩や腰に痛みが出るとされていますが、1時間もしないうちに痛みが発症するようになりました。

腰がだるいなと思ったら、風呂場の掃除で中腰で作業していたことが原因とわかります。1時間余、書き物をしていたら、肩が張ってきます。パソコン作業を1時間もすると、目がしょぼしょぼしてきます。このように体のあちこちに痛みが発症するようになると、お年寄りの腰や肩、膝などの痛みが実感として理解できるようになります。

それにしても、高齢者対策を考える厚労省をはじめ、都道府県、市町村の職員に高齢者はおりません。60歳になれば、定年で職場を離れるからです。しかも、年功を重ねると管理職に上がっていきますから、高齢者の様々な対応にあたるのは壮年から若年の人たちが中心でしょう。「痛みを知らない」壮年期までが、「各種の痛みを抱える」高齢者の対応をするのは、無理なことでしょう。嘱託で良いですから、やる気で元気のよい高齢職員を配置してほしいものです。

整骨院業界も壮年から若い人たちがほとんどです。「痛みがわかる高齢の柔道整復師」は患者さんの痛みに寄り添った施術ができるのでは、と思っています。その意味で「年寄りの整骨院」がもっと増えて良いのではないか、タケちゃんは考えています。

コメント
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