足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

米、年末商戦で携帯での販売が4倍

2010-11-27 08:51:13 | 株式

これまで最強の通貨といわれてきた円相場が下落した。NY市場では84円台に乗せた。927日以来、2ヵ月ぶりである。

ユーロ圏での金融不安が再燃してきて資金がドルに向っている。しばらくはこの人気が続きそうでユーロ、中国元に対してもドル高である。

NY株は半日立会であった。前日の感謝祭の休日に続いて、米国の消費者は年末のショッピング・シーズンいりで、買い物に関心が集中している。ことしは景気の底入れと、株価の上昇で消費者の心理がやや好転し、年末商戦の売上げは前年比で+3%という予想だ。それよりも注目されるのはオンライン販売で+11%という予想である。さらに携帯端末によるショッピングは4倍という予想で、携帯電話などのオンライン販売がリードしてきた。

銘柄選択のヒントになりそうである。

木曜日にオンライン取引の決済のPaypalの取り扱いが+25%と急増している。小売業界のあり方に大きな変化の波が現実化してきた。

これまで円高が株価の頭を押さえてきたが、ここへきて東京市場の先行きにも確かな方向性が出てきそうである。

年末高である。

これまで円高で人気の圏外におかれた株の見直し人気が始まるだろう。