足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェットが残す謎

2023-04-27 11:38:35 | 投資戦略

NY市場-228.96円安と大幅に下落した。

米ファースト・リパブリック銀行から大幅な資金流出が始まり、現地では信用不安の懸念が高まった。

金融機関が経営悪化に追い込まれ景気に悪影響を与えるという懸念が高まっている。金融最大手のJPモルガンの経営悪化への懸念も高まり、人気銘柄の石油シェブロンも売られた。

地方銀行ファースト・リパブリックの株価は30%も暴落した。

 

信用不安が高まると景気後退の懸念が高まる。米連銀は金融不安の連鎖反応の拡大をストップするために、一段の緩和政策に踏み切ることが期待される。金融株の波乱が足元の景気にも悪影響を与える懸念が出てきたので、当然、米連銀は大幅な資金供給に踏み切ることが予想される。金融株の下落が足元の景気に影響を及ぼす前に、対策を打つ。

 

果たして相場の神様ウォーレン・バフェットはどのように動くのか?

最近は大型の企業買収も無く、円債で資金調達を行い手元流動性は豊富だ。東京へも短期間だがわざわざ飛んできたのには何か含みがある。

来日の明快な目的は明らかになっていない。新聞社との会見は日本経済新聞社の記者と単独会見しただけである。

彼は相場の波乱を予想し、資金調達は済ませている。まさに相場の神様の行動である。

現在は資金運用の行方をできるだけ克明に追いかけたい。

バフェツトの行動を追っていると新しい投資のチャンス到来の感がある。

最大の関心事は大手商社以外にも手を延ばすかどうかである。一時は商社株以外には手を延ばさないとみたが、そのように判断するのは迷うところである。商社への投資で成功して手ごたえを確信、銘柄の選択を広げるかもしれない。

日本人の投資家が見落としている銘柄選択の手法を頭に置いているかも知れない。

 
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休稿

2023-04-24 15:11:15 | 投資戦略

本日(4月24日)は休稿します。

足立 真一

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株の神様バフェットのポートフォリオ

2023-04-22 17:09:33 | 投資戦略

20世紀が生んだ“株の神様”と称せられるウォーレン・バフェットの成功の秘密の最大のカギは集中投資である。

直近のそのポートフォリオをみると運用資産3440億ドルの資産が世界有数の資産家生んだ秘密だが、膨大な資金の4分の3をアップル(AAPL),バンク・オブ・アメリカ(AMEX),シェブロン(CVX),コカ・コーラ(KO)、アメリカン・エクスプレス(AMEX)のブランド力の強じんな米国を代表する企業に投じている。

バフェットは世界の上位5位の富豪として有名で、だれでも知っている存在である。

ここに取り上げた資産運用のポートフォリオはアップル(AAPL・投資比率44%)、バンク・オブ・アメリカ(AMEX・同8.9%)、シェブロン(CVX・同8.4%)、コカ・コーラ(KO・同7.3%)、アメリカン・エキスプレス(AMEX・同7.2%)で、これら5銘柄でこの銘柄をみて「え!当たり前の銘柄」と首をかしげる向きが多い。

しかし現存のバフェットという90歳を超える株の神様が、長い投資暦から考え抜いて組んだ投資銘柄である。

世界の富豪5位以内に顔を並べる有名である。

これをみて、投資家は「運用の神様になるには複雑な銘柄選択ではダメか」とバフェット流のポートフォリオをみて考えさせられる。

きわめて単純なプロセスを経て選択された銘柄群である。

突きつけられたポートフォリオは極めて単純な過程を経て選択された。

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コロナウイルス感染と戦う  先陣を切る日本

2023-04-21 16:28:01 | 投資戦略

政府の新型コロナウイルスの対策について、19日までの厚生省の専門家会合では今夏に向かって一段と感染拡大という位置づけがなされてきたが、日本政府は来月8日から感染防止の位置づけを5類に引き下げる。日本政府は、これまで実行してきた様々な防止策を撤廃することを決めた。 

国民にとって「藪から棒」の模様だが、日本では急速に感染の広がりが鈍化を始め、これまで取ってきた政府の対策が効を奏してきた。

 

5月8日からは季節性インフルエンザと同類の感染病と認定する。

この種の日本政府の処置としては、異常な対策の効が奏したことになるが、国内では外国と比べ感染の拡大にはピークの兆しが確認された。

 

この種の流行病の拡大には日本は後手にまわることが多いとみられていきたが、今回のコロナウイルスの対策には先進国の先陣をきっての対策が効果を上げ始めた。

大国の中国、米国、欧州とは大きく異なり、島国の国民が一致団結して危機に直面し対策をとったことが、外国に比べても伝染を早急に抑えることに成功した。

万歳を叫びたい。

第2次世界戦争では、原爆という世紀の悪魔に大きな打撃を突きつけられ悲劇をこうむったが、直近のコロナウイルス退治では世界に先行している。

感染拡大に早急に歯止めを掛け、外国の感染者に救いの手を差し伸べ、人命の水際での救済に向かおう。

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新型コロナの第9波に先手  まず手洗いウガイ

2023-04-20 15:23:49 | 投資戦略

 19日に開かれた厚生労働省の専門家会合では、「新型コロナ」のこれまでの感染動向と今後の見通しについて見解が示された。

 加藤勝信厚生労働大臣は「『XBB.1.5』系統の占める割合が高まっているほか、これまでのワクチン接種や自然感染で獲得した免疫は、時間の経過とともに減弱していくとされております。こうした状況を踏まえると、今後夏に向けて一定の感染拡大が生じる可能性も考えられます」と認定した。

 「オミクロン株の流行で病原性は一定程度、低下はしたが、流行の規模は一段と拡大していて、高齢者や基礎疾患を持つ人は引き続き注意すべき感染症」と加藤厚生大臣は警告を出した。

 日本国内では新型コロナに感染した人の割合は外国に比べて比較的低いことなどから、今後も流行は続き、次の「第9波」は先の冬の「第8波」よりも大規模になる可能性もあると厚生省は指摘している。

 専門家の「第9波」対策を実行し、感染拡大の対策に真剣に乗り出し拡大に先手を打ちたい。

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