NY株は3日連騰で終わった。
連銀の出口戦略論を巡って変動してきたが、この日はで再び9月説が浮上し相場の上昇を抑えた。機関投資家にとっては20013年の前半の成果を左右する日だが、お化粧買いは見らえず自然の流れのまま、市場には緩和政策の解除の見方が残る。
このような環境だが日本株には悪くなかった。円安トレンドの継続で、米10年国債の金利の高止まりが影響する。
ことし5月下旬まで、東京市場はNY株の動向に関係なく上昇相場が展開した。
大きな材料は円安の進展で100円台が予想を上回るスピードで実現したこと。
アベノミクスが為替に影響を与えてきた。
このサイクルが5月下旬以来、途絶えていた。しかし7月はいよいよ選挙の時期にはいる。安倍政権には個人消費の好転を下支える必要がある。
円相場、株価にはサプライズが再び必要になってきた。
円相場はそれを先見しはじめた感じである。
最近は日経新聞のトップ記事にはミクロ面での注目材料が続出する。政府から出る材料を上回る。宅配便のヤマトホールディングス(9064)やLIXL(5938)の同業の米最大手アメリカンスタンダードの買収である。これまでの常識を破る成長戦略が実現しはじめた。
話は代わるが「トリトンスクエア通信」で注目したLXIL,任天堂(7974)、リゾートトラスト(4681)、ファンコミュニケーションズ(2461)に注目を続けたい。
(お断り)海外出張のため本ブログは7月8日(月)まで休載します。<o:p></o:p>