足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ロシアのウクライナ攻撃は残忍を越える

2022-06-29 18:03:52 | 投資戦略
今週の火曜日の米国株はナスダック-3%、ダウ平均-1.6%、S&P500ha-2.98%であった。6月の消費者信頼感指数はインフレが目立ち、先行きの消費活動は一段と落ち込んだ。6月は16ヵ月振りに落ち込んだ。
中国は海外からの旅行者の滞在期間を半分に縮小した。このような背景の中で消費活動は一段と落ち込んだ。
個人信頼感指数はインフレで消費が落ち込み一段と下がった。中国は海外からの旅行者の滞在期間を半減にした。
周辺のアジア、ヨーロッパなどの株価、石油などの商品相場が上昇を続けた。中国のコロナ対策は景気に明確に影響を与え続けてきた。
米国では来週から第2四半期の決算発表が始まる。FactSetによるとS&P500の決算は+10.4%とコロナ渦中にあっても、S&P500の利益は+10.4%の好調な見通しが予想されている。インフレはいまのところプラス効果をもたらせている。半導体関連の好決算が目立ち、足元の全体の資産に効果をもたらせている。
問題はインフレがどこまで続くか消費者の生活に悪影響を与える。いまひとつはウクライナに侵攻したロシアを、先進国が今後はどのように対処するかが気になる。ソ連連邦が分裂して、その後のロシアの行動が大いに気になるが、いくら考えてもロシアの暴れようは常識では割り切れない、困った話である。

米国株が牽引

2022-06-24 16:35:25 | 投資戦略
商船三井、郵船、川汽の海運が高く、買い人気が広がった。
信越化、花王、資生堂などの化学株が人気を集めエムスリー、サイバーエージェント、楽天グループなども上昇した。信越化、花王、資生堂など化学株も上昇。
その他の人気株では東京エレク、アドバンテスト、ファナック、HOYAも上昇グループに加わった。
一方、石油、石炭、金融、不動産株などが売られた。特にみずほ、りそななど金融、三井不の軟調が目立った。
米長期金利、石油価格がこの日の上昇相場を支える相場展開であった。
海外での時間外取引で米国の先物取引が堅調で相場は米国株が世界の株価を牽引した。
相場は3万円近辺で変動する。


景気の先行きに不安感

2022-06-23 17:13:16 | 投資戦略
 海外の中央銀行の利上げから景気の先行きに不安感が高まる。
NY市場では相場の方向観がつかめず、投資家の見送り気分が高まっている。
相場の上昇トレンドが確認できるのは、海外の中央銀行の利上げがピークアウトすることが条件である。先進国の先行きのインフレ懸念が低下することが、投資家の不安感を払拭する条件である。
 当面、気になるのは22日には米連銀(FRB)のパウエル議長が「利上げ速度柔軟に」と積極的な利上げを継続する姿勢を依然と示していることである。引き締めを続けるかぎり、相場の上昇には壁になる。