米国の富豪イーロン・マスクが経営する米電気自動車テスラ(TSLA)が週末、第3四半期の電気自動車の生産台数23万7823台、販売台数24万1300台と発表した。前年比でほぼ2倍近い数字であった。
2020年の生産台数は14万5036台、販売台数は13万9300台であった。生産台数の64%増加で、業績の上昇に本格的に寄与をはじめ電気自動車の新時代の到来を告げる。増加台数が64%増は電気自動車時代の幕開けを宣言する。この数字をみると第3四半期の業績の向上に本格的に寄与しはじめたといえる。
新商品のスタート台では当初の予想通りの販売台数には達しないことが多く、懸念された半導体関連の材料の供給問題も克服し、米テスラの新商品の滑り出しの好調が注目される。
日本勢では第3四半期にはホンダが先行し、北米、中国、日本で販売の準備を進めている。
当面の問題は半導体の供給、船積みがあるが、日本勢ではホンダが一歩先を走り始めたようだ。
自動車業界の先行きの展開に注目したい。
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