足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ウォール街の強気が続く

2021-08-31 17:31:06 | 投資戦略

NY株は高値圏での上昇相場の転開を続ける。

年初来、8ヵ月間の上昇相場は1997年以来の記録である。

テクニカル分析のアナリストはこれまでの相場展開を、先例になぞらえて今後も上昇相場が続くことを暗示しているとみる向きも多い。

S&P500は53日にわたる新高値となり、好調な相場の継続は1997年以来の記録である。このままの上昇が続けば1997年の記録と顔合わせになる。過去50年間で6回みられた上昇相場であり、今回は、このまま上昇相場の展開が濃厚である。

特に相場の先行きで問題になるのは、コロナウイルス問題だが相場は悪材料としてはすでに織り込んだ。

ウォール街では先高期待の人気が高い。

 


迅速なワクチン開発(コロナ感染)・・・米国

2021-08-26 16:48:39 | 投資戦略

米国ではコロナウイルス感染が収まらず、これまで開発中であった新ワクチンの投与の認可が進んでいる。

ビオンテックSEとファイザーが開発中であった「Comirnaty」をFDAが緊急に認可した。ワクチンとしては3番目にあたる新薬であるが、すでに第3番目の新薬も開発に成功したとFDAは発表している。

このあたり米国の医薬品会社の緊急時にたいする対応力には「さすが」と表現したくなる。

これまでの研究開発の奥の深さである。

この2社のほかにモデルナIncとジョンソン&ジョンソンも開発中の新薬をFDAに申請中で、急いで認可が下りる予定で、両社は製造の準備を終えている。

患者にとっては朗報である。


世界の長者番付の変動

2021-08-26 16:48:39 | 投資戦略

4月にフォーブス誌が2021年に世界長者番付を発表し第1位はジェフ・ベゾス(19兆4700億円)、続いてイーロン・マスク(16兆6100億円)、ベルナール・アルノー&ファミリー(16兆5000億円)ビル・ゲイツ(13兆6400億円)が並んだ。

ところが、その後持ち株の評価の上昇で世界第1位に踊り出たのがフランス人のベルナール・アルノー一家。本年に入ってからの株価の上昇が理由である。それぞれの資産の大きな部分は持ち株の評価で、株価の変動が資産額ランキングに影響をあたえる。

当年72歳の頭首はルイ・ヴィトンでファション製品、宝石、化粧、酒類で、日本でもその名前は高級品として知名度が高い。トップの名前が強固なブランド名として浸透している。

年将来の株価は上昇し、2020年3月から35%も上昇している。そのためジェフ・ベゾスやテスラのイーロン・マスクの資産を上回った。これまであまり注目されなかった資産家の登場である。

最近の長者番付トップ・グループ順位は変動が激しい。株価の変動が理由である。先行きも変動が激しい順位争いが続いていくだろう。