足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ビットコイン

2021-02-27 16:44:33 | 投資戦略

「ビットコイン相場予想は2000~3000万円」でも「保守的」?

こんな表題の記事がネット上に流れた。これまで本欄でも3年前からビットコインの記事をときどき取り上げてきたが、これまでは現実の相場が記事を追いかけている。

株価のような企業を評価する尺度ではなく、ビットコインの価格には「高い」「安い」を論じる尺度はない。中央銀行が発行する通過とは異なり、「高い」、「安い」を論じるのは個人の尺度で論じるしかない。

だれでも手続きを理解できれば簡単に売買できるのだから、株式と同じように簡単な手続きで済む。別に多額の資金が必要ではなく1万円でも売買できる。実際に売買したが覚えれば簡単である。

現在のビットコインは誕生してからの歴史は新しく魅力がある。私も関心をもち始めたのは3年前だ。

PCが扱えるなら簡単に売買ができる。これからどのような存在の通貨になるかは不明だが、さらに発展することは間違いない。

ウォーレン・バフェットも関心をもっている。


大手米銀アナリストのビットコインの予想

2021-02-27 16:39:45 | 投資戦略

ビットコインについてネット上のコラムで「米シティバンクも1BTC(コイン)=約3300万円」という記事が目につく。

「米シティバンクも1BTC(ビットコイン)=約3300万円のビットコイン価格予想」という記事が掲載されている。銀行の予想ではなく同行アナリストのTom Fitzpatrick氏の予想である。「考えられないほどの強い上げの後、痛みの伴う調整があるとしている」とコメントがついている。銀行の正式な予想でなく、アナリストの一人の独自の予想で、どこまで正確かは不明だが、このような数字が独り歩きするようになってきた。

同氏の分析では「強気相場が毎回長くなっており、今回の上げ相場が2022年末まで続く可能性がある」としている。

ビットコインはわれわれの身近なところでの存在になってきた。インターネットを通して売買できることは、本ブログ欄で再三、語ってきたが、本日の相場は業者間の取引で503万9540円という気配が出た。ネット上では相場の動きがみられる。

記事には「ツイッターで20万人のフォロワーを誇るビットコインアナリストのWill Woo氏は先月独自の分析モデルによると2021年末までに20万ドルというのも保守的な予想」とある。

これまではビットコインの予想に相場が追随してきたことからすると、上記アナリストの見通し無視できない。


市場の人気を測る

2021-02-26 12:02:39 | 投資戦略

「本格的な調整いり」と年初来、前向きに相場の動きに乗ってきた投資家間には調整気分が本日は強まってきた。

売買代金の上位銘柄をみると任天堂(7974)、ファーストリテイリング(9984)、キーエンス(6861)、東京エレクトロン(8035)、SMC(6273)など個別に、これまで相場のリード役であった銘柄が一斉に2~3%の下落になった。

昨年来、短期的なトレーディングの対象にしてきた銘柄群の下落が目立つ。銘柄には業種別にみても共通性がなく、共通点は昨年来の東京市場の人気銘柄として相場をリードしてきた企業であり、人気面では値嵩株である。

相場の方向性をみるのに任天堂、ファーストリテイリング、キーエンスなどは値嵩株で、だれでもがその人気に乗るのに抵抗を感じさせる。

その銘柄の株価の方向性を追いかけていると、東京市場の人気が「強気」、「弱気」の判断が簡単にできる。

相場観を立てるうえで、現在の東京市場では代表的な銘柄である。

われわれは最低単位で、いつも短期売買の代表銘柄にいれている。本日の売買代金の面で人気が上位の株である。

相場の体温計をみる上でも、これまで重要視している銘柄である。


NY市場でゲームストップが急騰

2021-02-25 16:45:57 | 投資戦略

昨日のNY市場でゲームストップ(GME)が引け前に急騰し終値が104%急騰したが、引け後も上昇し一時は118%高になった。

上昇の材料になったのは、これまでの店舗中心の従来型企業から電子商取引企業に転換すると新経営陣が伝えたことである。

株高は、これまでの最高財務責任者(CFO)の来月辞任が発表になったことがきっかけになった。

店舗中心の企業から、電子商取引企業に転換というビジョンをもつ新CFOを起用するというニュースが大きな材料になった。

新経営陣には電子商取引の専門家を迎え新ビジネスモデルに転換、成長と収益性の向上をはかる。

これまで実店舗を中心とするビジネスモデルの成長性、収益性に限界があり、将来性の壁に突き当たってきたが、電子商取引というビジネス分野を短期的に大きく転換できることを注目する人気が出て来た。

この分野での注目銘柄に変身するだろう。

 


金からビットコインへ

2021-02-22 15:45:12 | 投資戦略

米投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラックは金投資の世界では著名な存在。

最近は金からビットコインへの投資に力点をおき始めた。暗号資産(仮想通貨)、ビットコインのほうがすぐれた投資対象だと明言しはじめた。

彼は長年にわたり金に強気してきたが、米ドルへは弱気の姿勢を明確にし仮想通貨ビットコイン投資のほうが優れた取引き資産だと強調をはじめた。これまでの経験から金、ドルへの投資から力点を大きく転換した。

金、ドルは中立で、最近の新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行の下では金融システムに資金の波が押し寄せ、ビットコインに逃避をはじめた。これらの動きを察知した投機資金が相場を大きく押し上げはじめた。

本欄での紹介したように先週はビットコインが5万2000ドルを突破した。金価格連動型の上場投資信託(ETF)から資金がセキを切ったように足の速い投資物件に流れ始めた。

ガンドラックのような世界的な資産運用者の目がビットコインに一斉に向き始めたことを察知した動きだ。

まだ動きはじめたばかりで、これから世界の資金の流れに変化が続くだろう。リスクヘッジの対象にビットコインを選択する動きは継続していくだろう。