足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

ロシアの懸念は背景の米国の存在

2022-03-30 16:39:26 | 投資戦略

ロシアとウクライナ間の停戦交渉は継続している。

ロシア側の交渉責任者のメンジスキー大統領補佐官は「ウクライナは中核的な要求に応じる意向を示した」と語っている。

その中味はウクライナがNATO加入をあきらめ、大量破壊兵器を放棄し、他国の軍隊を自国基地からの駐在から退去させるということである。

ロシアがいまもっとも恐れているのは米国やNATOの軍隊がウクライナを加担していることにつきる。自国の隣のウクライナに米国の軍隊が駐在していることが、最大の恐怖として映る。

米国は自国の軍隊を引き上げれば、ロシアが即刻、ウクライナを支配下に置いてしまうという固い確信をもつ。

ロシアの隣国のウクライナは、事実上は米国の代理人であり、ロシアにとっては隣に敵が駐在しているようなものである。

ロシアの世界での存在感はかってのように強固ではない。

ウクライナの台頭はロシアにとっては隣の敵の力の拡大が懸念になるのはよくわかる。ウクライナ問題は簡単に解決は出来ない状況にある。

 

 


ロシアの懸念は背景の米国の存在

2022-03-30 16:39:26 | 投資戦略

ロシアとウクライナ間の停戦交渉は継続している。

ロシア側の交渉責任者のメンジスキー大統領補佐官は「ウクライナは中核的な要求に応じる意向を示した」と語っている。

その中味はウクライナがNATO加入をあきらめ、大量破壊兵器を放棄し、他国の軍隊を自国基地からの駐在から退去させるということである。

ロシアがいまもっとも恐れているのは米国やNATOの軍隊がウクライナを加担していることにつきる。自国の隣のウクライナに米国の軍隊が駐在していることが、最大の恐怖として映る。

米国は自国の軍隊を引き上げれば、ロシアが即刻、ウクライナを支配下に置いてしまうという硬い確信をもつ。

ロシアの隣国のウクライナは、事実上は米国の代理人であり、ロシアにとっては隣に敵が駐在しているようなものである。

ロシアの世界での存在感はかってのように強固ではない。

ウクライナの台頭はロシアにとっては隣の敵の力の拡大が懸念になるのはよくわかる。ウクライナ問題は簡単に解決は出来ない状況にある。

 

 


ウクライナとの攻戦に手をやくロシア

2022-03-30 16:39:26 | 投資戦略

ウォール街での相場はロシア、ウクライナ間の休戦交渉の進展を好感、続伸した。

このところ米国では株価指数が休みなく上昇、市場の雰囲気は明るい日々が続く。

今回のロシア、ウクライナ両国の戦争はロシアが仕掛けたが、ウクライナの防戦の壁が厚くロシアの当初の目算が大きく狂った。両国の国力には格段の差があるが、ロシアの誤算で成果は大きく狂った。

ウクライナがロシアの侵攻には万全の対策を準備し、手をゆるめず攻撃に万全の作戦を打ち出し、速攻で向かえ打ったのが功を奏した。

地図をみても国土の面積には格段の差があり、ロシアが早急に相手を屈服させるように思えるが、戦争だけはそう簡単に勝敗が出ない。

われわれ日本とは縁の薄いウクライナだが軍事力の整備された国であることがわかった。

私はウクライナにはモスクア経由で入国、滞在したことがあるが、第一印象で整備された美しい町並みには引き付けられた。日本とは全く縁のない国だが、初めての訪問でありながら居心地がよく後味がきわめてよい日々であった。

現地に飛んで自分の目で現地をみると、これまでから日本とは縁が薄いために国家の情報が少ないが、整備された町並みからは無視できない国であると感じた。

大国ロシアを向こうにまわして対等に戦える国力は見事なものである。

いまや日本の大相撲の第一人者である大鵬の父親はウクライナ人である。


バフェットは永遠に

2022-03-27 13:46:12 | 投資戦略

当年92歳になった富豪ウォーレン・バフェットの活力はいささかも衰えていない。

世界最大規模の企業アップルの大株主に居座り、経営するバークシア・ハザウェイの投資の中核に据えている。

長年の投資暦で世界ビッグ10の富豪の仲間入りをしたが、92歳を超えた現在も投資会社の運営をつづけ後継者陣を固め、自分の創始したコングリマリットのバークシア・ハザウェイが永遠に存続する企業としての足固めを継続している。

これまでから企業の中核のトップに居座り金融、鉄道、小売業などの景気の変動に大きな影響を受けない企業グループを作りあげてきた。

彼は投資の神様といわれる資金の運用者であり続けてきたが、自分と同じ才脳の経営者を特定はしていない。しかしいつ引退しても、バークシア・ハザウェイが存続できる強固な体制は作り上げた。

現在の問題は投資の才に長け、企業を成長させる経営陣を特定できるかが問題である。

主力の損害保険会社という資金を吸収する会社の存在は、大きな資源であり、一からつくりあげていくことは簡単でないし、米国という世界最大の富裕で広大な土地に築き上げた安定成長の資源は大きな資産だ。

同じ経営モデルを築き上げられる資源は日本に存在しない。

バフェットのバークシア・ハザウエィは、第2のバフェットが輩出して、そのままの姿で経営を続ける可能性が十分にある。

いまアップルという米国が生んだ企業との関連性を深めている。

バークシア・ハザウェイは、バフェットの後継者がそのまま引継ぎ永遠の企業として存続する可能性は高い。

 長期投資の対象として見直したい。